2005年4月18日月曜日

難しいラジオ収録

ラジオ番組の収録、特にこうした旅形式の収録ははじめての経験です。二股に分かれているマイクをディレクターの方が持つ小さなMDに入れていきます。その話をしている内容を、ディレクターの方がメモに取っていきます。このメモがラジオ番組では最も大切で、テレビ番組ならば映像と内容をサーチすることも可能ですが、ラジオ番組ではそうはいきません。ですから、しっかりとメモをしておいて、編集作業をするそうです。
私にとってもはじめての経験です。こうした機会を与えてくださったことに感謝して、精一杯やってみるしかないと思っています。そして、偉いお坊さんや頭の良い知識人でもないので、ありのままの長松清潤という等身大で話をしています。相棒の小泉も、友人としての質問と「住職!」という会話を使い分けていて、肩を張らずにいこうと思っています。
しかし、こちらの宗教チャンネル、キリスト教のテレビ番組は、最近さらにスゴイですね。何がスゴイかというと、その話をしている内容とロケの場所、演説師のパフォーマンスなどです。確かに数万人収容の競技場などで演説会をしている番組には圧倒をされます。当然ながら、そういうパフォーマンスも、お金を掛けた広報宣伝活動も出来ません。ただ、身の丈にあった、正直な話は出来ると思うのです。レトリックに長けて、瞬間で感動させる、他を圧倒するということではなくて、背伸びをすることなく、清濁含めて、ご信心をさせてもらって有難いということをお伝えしたいと。しかも、私の全てを知っている友人と一緒ですから、格好もつけられません。人間的にはまだまだ修行の足らない住職ですが、真実の仏教の尊さだけ、自分の人生に照らしてお話を出来れば良いと思って、難しいラジオ収録に挑んでいます。

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