2005年4月18日月曜日

国立公園

グランド・キャニオンは国立公園です。アメリカの国立公園の多くがそうであるように、壮大な敷地を誇り、管理されていて、観光客が絶えません。石ころ1つも持って帰ることは許されない、それが国立公園。ただし、このグランド・キャニオン、近年環境が著しく破壊されてしまっているそうで、車での乗り入れを規制することが決まっています。いまは直ぐ近くの観光ポイントまで車が入れるのですが、もう暫くすると車を降りてから列車に乗らないと、この渓谷に入れなくなるそうです。
この道を車で走っている間、コヨーテがいたり、「あっ、バンビだ」って突然の出逢いに驚いたり。自然がたくさん残されています。この雄大な場所では、明らかに地球の長い歴史が刻まれていて、そこにはその時代時代に生きた動植物の化石もあり、本当にこんなに身近に地球に刻まれた真実を目の当たりに出来て羨ましいと思います。でも、考えてみると、こうした大自然に囲まれ、様々な標本を手にしても、今のアメリカでは進化論を否定する動きが広がっていたり。そういうことをお話しできました。また、空間的な側面、時間的な側面と両方の軸がありますが、その双方の軸がどのくらいの長さか、高さかで、人の幸不幸に感じる尺度が変わっているということなどを小泉さんと話しをしました。俯瞰的に、ちょっと高い視点から、自分の人生、立場、やるべきことなどを考えてみることが大切であるように、地球の歴史、人類の立場、いまやるべきことなどを、少し違う視点で考えることが大事だと。そうしたことを考えるには最適の場所がグランド・キャニオンでしょう。

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