2010年1月30日土曜日

イモ虫

妙福寺での松本日操上人の御十三回忌の法要が、晴天の下、盛大に奉修されました。大きなご恩を思い返して、御題目を唱えさせていただきました。

本山でのお看経は、本当に有難く、言葉にならないほどでした。24時間テレビのイモトさん(好き)のマラソンではありませんが、本山での24時間お看経は、眠ることもなく走り続けるように御題目を唱えさせていただくことが出来ました。極めて貴重な機会を与えていただいたと、本当に有難く、感謝しか浮かびません。

学生師がいろいろと配慮してくださり、暖かいカーペットを用意してくださいました。後で思い知りましたが、身体の芯から冷え込みますから、寒さとの戦いでした。私も本山での修行中に経験していたはずでしたが、あらためて痛感しました。

今日の妙福寺の準備ご奉公があるのに、22時から24時まで現薫師が加わってくれました。真夜中、一人でのお看経は、あっという間に時間が経ちました。

途中、号泣したりもしましたが、とにかく、有難く、これからのご奉公、これからの生き方、覚悟を教えていただき、まだまだ、少しだけですが、信心を改良できたように思います。

現薫師が学生師として本山にいた頃、藤本御導師が三日四晩の百本祈願をされていたのを拝見したと聞きました。「ちょうど、その場所です」と言われ、私は聞いたことはあっても拝見したけとはなかったので驚きました。ちょうど同じ季節で、毛布にくるまり、ダウンジャケットを羽織り、ボストンバックにゼリーのような栄養剤をたくさん入れて、お看経をされていたと聞きました。本当に、ありがたかった(涙)。不思議ですね。僕も、完全にイモ虫のようになって、毛布にくるまっていました。写真は20時間を過ぎた頃だと思いますが、午後からお看経に加わってくれたご信者さんが撮っていたようで、送ってくださいました。

差し入れをいただいたり、お助行をいただいたり、感謝、感謝です。

また、させていただきたいと思いました。お線香は、ぴったり30本でした。砂押さんのご祈願、鈴木久子さん、前川さん、岡田さん、矢部さん、貴子ちゃん、澤田さん、ジャンナ、チャンダナンダさん、ガブリエレ、ラーニ、チャンダララタ、アンドレア、釣谷さんも久保姉のことも、古屋さん、綱一くん、中多さん、芽衣ちゃん、環ちゃん、吏絵ちゃん、あいらちゃん、たくさんの方々がいて全て書き切れませんが、いつもご祈願させていただいている方々一人一人を思い浮かべながら、お看経させていただきました。

不思議と眠くならない、終わった後も、なぜか元気で自分でも驚きました。結局38時間くらい寝ていないのに、麸屋町に帰ってからも目が冴えていました。淳度師のお陰かなと思っています。

やはり、基本中の基本ですが、お看経です。お看経が基本です。藤本御導師、ありがとうございました。しっかり、教えていただきました。

本当に、ありがとうございます(涙)。

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