2014年1月8日水曜日

生き方、死に方

生きること、老いること、病むこと、死ぬこと。

まず、人間であれば、絶対に向き合わなければならない、四つの苦しみって。

生老病死。

娑婆の習い。

そうも言う。

絶対に受けなければならない授業。

避けて通りたい。でも、そうはいかない。

いろいろな人が生きていて、いろいろな人が死んでゆく。

生き方、死に方、いろいろある。

その人を身近に感じれば感じるほど、その人が向き合った、生というもの、死というものを、自分に重ねて、考える。

忘れるから。

生も、老いも、病も、死も。

教えてもらっても、忘れるから。

常に考えていたら、下ばかり見てしまいそうだから、それも仕方ないだろう。

だから、大切な人の死に直面したら、しっかり感じた方がいいと思う。

自分の命、生き方、家族、友人、死に方、死後、いろいろなこと。

「先(まず)、臨終の事を習うて、後に他事を習うべし」

日蓮聖人は、そうお諭しになられてる。

まず、死に方を考えないと、生き方を語れない。

自分の臨終記事を書かせる授業もあるようだけど、そういうことなのかもしれない。

去年から、影響力の大きな人たちが、若くして、亡くなってしまった。

若くして。

惜しまれて。

人生は、つくづく、長さじゃないと思う。

長生きしてもらいたい。

長生きはすべきだ。

健康に配慮すべき。

養生すべき。

不養生は謗法。

でも、長生きがすべてじゃない。

繊細さ故に、不正や、不義を、許せないが故に、削る生もある。

「アホの長生き、娑婆ふさげ」

これも真実に違いない。

どちらも、大切にして、律する。

真理は、いつだって三重の扉の奥にある。

生き方、死に方。

今日、たくさん考えました。

じんさん、ありがとうございました。南無妙法蓮華経。

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