2016年7月13日水曜日

宗門の未来に向けたメモ

妙深寺は今日から夏期参詣、真夏の真っ只中8月13日まで続きますー。

みんな、夏に負けないように、気合を入れ直して、修行に励みましょうー、修行ですー、修行ー!

初日の今日はお総講終了後に上半期のご弘通ご奉公の報告をいただきました。

もうずっと前になりますが、妙深寺ではお中元やお歳暮のご挨拶を廃止して、教区や別院などからご弘通のご挨拶、ご報告をいただくようになっています。

これが、むちゃくちゃ熱いんです(笑)。

今年の上半期は、門祖会から開導会とお参詣数が増え続け、みなさんが、本当にワクワク、キラキラして、ご挨拶してくださいました。

ありがたい(涙)。

佛立開導日扇聖人ご生誕200年のご奉公もあと少し。

みんなが次なる目標、1級寺院昇格に向かって真っ直ぐに向いてくださっています。

本当に、ありがたいです(涙)。

未来の宗門に向かって、いろいろとメモしておかなければならないことがあります。

妙深寺は一級寺院への昇格を目標にしています。

しかし、寺院等級を下げる動き、下がってゆく実態ばかり目に付きます。

宗制では、寺院等級が上がると寺院点数も上がり、寺院義納金も上がります。

当たり前のことです。

問題なのは、現在は寺院等級が上がろうと、下がろうと、それが何にも反映されない、させていないということです。

これでいいはずがありません。

もっと、もっと、どんどん、どんどん、ご弘通させていただこう、ご弘通させていただきたい、ご弘通させていただかなければならない、という宗門にするには、未来へ向けて、こうした点に問題があることを心に置いておかなければならないと思います。

きっと、今は無理だろうし、変えてゆくのも。

僧階義納金というものがあるのですが、これこそもっと格差があっていいはず(笑)。

思うに、教育制度、人事考課制度は、組織の肝ですが、ここが最も問題を抱えたままでした。

やること、いっぱいあります、ハードではなく。

昨年の夏、長野の本晨寺の住職になりました。

ご教導いただいた御導師の退任、そして新住職の就任ということで、最もお参詣いただけるはずの開導会のお参詣が60名でした。

60名といえば、妙深寺の三ツ沢教区の三分の一です。

愕然としました。

先日の開導会で総参詣数100名となり、これから来年に向けてグングン伸びてゆく目処が付いてきましたが、本当に大変なことが起きているのだと実感します。

日本だからとか、海外だからとか、都会だからとか、地方だからとか、大きなお寺だからとか、小さいからとか、教務さんが多いからとか、少ないからとか、一人だからとか、そんなことは一切関係なく、どこにもプラスとマイナスがあり、一長一短があり、ご弘通のチャンスがありますし、ご弘通できます。

全国、全世界に共通し、行き渡らせるものが「制度」ですから、ここがご弘通を活性化させられるものになり、弘通家を作るものとなり、そこで最たる価値を見出せるものとなれば、いいですね。

上半期を終えて、今日のご挨拶をお聞きしながら、住職として、教務として、さらに精進しなければならないと思いました。

未来に向けたメモです。

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