2016年8月31日水曜日

台風の後の空

生まれるはずのない場所で生まれ、見たこともない軌道を描いて戻ってきた台風。

生まれた場所に戻ってくるなんて、聞いたことがありません。

観測史上初となる東北上陸、大きな傷痕を残しながら通り過ぎてゆきました。

「史上初」とか「前例のない」という言葉から、わが身に当てて何かを得てゆかなければならないと思います。

つまり、これまでの人生経験が役に立たないくらい、大変な出来事、あり得ない事態が、実際に起こり得るということを示しているように感じます。

まるで予兆のように。

心を何とかしないと人生は何ともならない。

この世を何とかしないとあの世も何ともならない。

人間を何とかしないと世の中何ともならない。

愛して、愛して、感謝して、感謝して、過ごすことが出来たら、ありがたい。

自分の背負っているカルマ(運命や罪障)と、圧倒的な無常という2つを自覚した時、本当の生き方に目覚めます。

本気で生きなければならないと、はじめて思える。

今日も、当たり前ではない、特別な一日です。

8月の最終日。

昨日は橋本恒潤師の誕生日でした。

日蓮聖人門下連合会の会議に出席するため、巣鴨まで送ってくれました。

少し時間があったので、小さなコーヒー屋さんでコーヒーで乾杯しました。

24才の彼の誕生日。

毎日僕に叱られていますが、今回の人生で一緒に過ごした数年間。

この乾杯を覚えていて欲しいです(笑)。

台風が通り過ぎた空は、とっても美しかった。

最高でした。

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