3月11日を前に








2月28日にインドから帰国して、あっという間に5日間が過ぎました。


3月4日は開導聖人のお母さまの祥月ご命日で、この御方のご回向のために長松家の御講が始まりました。


1842(天保13)年3月4日に亡くなられたので、今から176年前のことです。


そんな大切な日の夜、インド帰国後の過密なスケジュールを無事に終えて、長松寺のお総講を勤めさせていただくことが出来ました。


そして3月5日は祖父てある大僧正日峰上人の祥月ご命日。


朝10時から福岡御導師も京都まで来られて海外部との打ち合わせでした。


スリランカから良潤師もウェブで参加し、旅行代理店の方々も交えて、5月の講有巡教に向けたスケジュールの最適化を進めています。


13時から局議、15時からも打ち合わせ会議。


今週は宗会もあり、9日まで連日会議などのご奉公となります。


そして、3月11日を迎えます。


あれから、7年。


あの時、本当に日本が終わってしまう、この国が潰れてしまう、壊れてしまう、壊してしまった、と思ったこと。


7年前の3月18日、爆発を続ける福島第一原子力発電所35キロの地点をトラックで走っていました。


出発前、西麻布にいた正ちゃんに会い、ガイガーカウンター(放射線量計測器)を借りて、杉崎さんから本当に危険だということと励ましの電話をいただいて、ガタガタの高速道路を走って。


けたたましく鳴った、ガイガーカウンター。


あの時の気持ち、絶対に忘れないようにと、たまに2011年3月11日からの自分のブログを読み返しています。


東日本大震災からの最初の投稿。


電話がつながらなくなり、インターネットやSNSがライフラインを確保するツールになる、身動きの取れない方、帰宅困難者の方々、SOSを発するのも正確な情報を確認するのも携帯やスマホ、ブログやSNSになった。


慌てていたのか、題名をつけず「沿岸部の方々、大至急避難して。どうか」と書いたのが震災発生後の最初の投稿です。


http://hbs-seijun.blogspot.jp/2011/03/blog-post_6330.html


ここから、ずっと、ズーッと始まりました。


あれから7年。


まだ原発も止まってないし、世の中よくなってない。


仮想通貨で580億円が消えたとか、若い社長が損失を受けた人に原資でお返ししますとか、持ってる人は持ってるんだなー、と驚きます。


あちらこちらで巨大な金額を聞くのだけと、全く理解できません。


本当に、何もかも仮想の世界に入っているような。


500億円もあったら東京スカイツリーが作れる。


名古屋駅のリニア工事、吊り上げた落札額1800億円、当初の3倍。


これだけあれば東京都庁(1600億円)や東京ディズニーランド(1800億円)が出来ちゃいます。


この国の舵取りを、任せられる人がいないー(涙)。


そっちではなかったはずなのに。


現実は目の前にあるけれど、しがらみを越えて、優先順位をつけて、道を選んで、進んでゆく。


「デフレ脱却」とは「インフレを目指す」ことで、「インフレ」とは言い方を変えた「増税」なのに。


ふと携帯電話を見たら、3時11分でした。


3.11


今日も会議です。

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