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2015年9月30日水曜日

サンマリネーゼ

昨日、サンマリノ共和国の大使館にお邪魔し、来月のイベントについて打ち合わせをさせていただきました。

来月、11月3日(火・文化の日)は、終戦70年特別展示「トランクの中の日本 戦争、平和、そして仏教」に於ける最大のイベント、サンマリノ共和国のカデロ大使と編集者の大原哲夫氏をお迎えするトークイベントを開催いたします。

この企画展のタイトルのとおり、重版を重ねる『トランクの中の日本』、編集者しか知らないジョー・オダネル氏とのエピソード、外交団長をつとめるカデロ大使から見た日本、戦争、平和、そして仏教についてお話をお聞きし、語り合います。

間違いなく興味深い、他のどこでも聞くことのできないお話になるはずです。

是非、スケジュールに入れていただければと思います。

昨日、カデロ閣下、リッチョーニ参事官、裕子さまと昼食をご一緒させていただきましたが、本当に勉強になることばかりでした。

世界も、日本の情勢も、激しく動いている中で、いろいろな視点、考えをお聞きし、お話をさせていただけることがありがたいです。

11月、カデロ大使が京都にお出ましいただける貴重な機会を、本当に大切にしたいと思います。

平和の国・サンマリノのワインを販売されている裕子さまには本当にお世話になっています。

サンマリネーゼワインを妙深寺のご宝前にお供えいただけること、本当にありがたく感謝でいっぱいです。

特に、SAMMARINESI GRILETは微発泡の絶品とのことで、お試しいただければと思います。

http://www.sammarinese.org/collection/index.html

サンマリノ共和国の、益々の発展を願うばかりです。

下記、京都佛立ミュージアムのイベント情報です。

ご参照くださいー。

テラコヤスコラvol.20  終戦70年特別企画
戦争、平和、そして仏教 スペシャルトークライブ

2015年11月3日(火・祝)文化の日
13:30受付 14:00開演
京都佛立ミュージアム 入場料無料
京都市上京区御前通一条上ル東竪町110
www.hbsmuseum.jp

サンマリノ共和国の大使であり、また世界各国の駐日大使の代表「外交団長」でもあるカデロ氏。

元小学館の編集者であり、米従軍カメラマンの記録『トランクの中の日本』を編集した大原氏。

京都佛立ミュージアムの館長であり、仏教的平和を追い求める僧侶、長松師。

それぞれの視点から、戦争、平和、そして仏教について意見を交わします。

また、トークライブ終了後には終戦70年特別企画展のギャラリートークも行われます。

『トランクの中の日本』ジョー・オダネルは長崎・広島で何を見たのか…
軍隊を持たない国・サンマリノ共和国、そして日本とは…
仏教の平和思想とは…

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サンマリノ共和国
駐日特命全権大使 外交団長
マンリオ・カデロ氏

イタリアのシエナにて出生。イタリアで高等学校卒業後、フランス・パリのソルボンヌ大学に留学。フランス文学、諸外国語、語源学を習得。1975年に来日、東京に移住し、ジャーナリストとしても活躍。1989年に駐日サンマリノ共和国の領事として任命される。2002年、駐日サンマリノ共和国特命全権大使を任命され、2011年5月、駐日大使全体の代表となる「駐日外交団長」に就任。現在、講演活動など幅広い活躍をしている。イタリア共和国騎士勲章など多くの勲章を受賞している。

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『トランクの中の日本』 編集者
大原哲夫氏

オダネル氏と会談する大原氏(左端)
1947年生まれ。出版社勤務時代に小学館版『モーツァルト全集』『バッハ全集』『武満徹全集』『林光の音楽』など全作品CD収録の音楽全集を企画、編集長を務める。2008年大原哲夫編集室を開設。編集、執筆活動の他、コンサートプロデュースなどマルチに活躍している。編著書に「 武満徹を語る15の証言」「 チェリスト青木十良」「モーツァルト・伝説の録音」(全3巻)など。現在も編集・執筆活動の他、コンサートプロデュース等マルチに活躍している。

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京都佛立ミュージアム館長
由緒寺院長松寺・横浜妙深寺 住職
長松清潤師

1969年京都生まれ。本門佛立宗 京都由緒寺院長松寺、横浜妙深寺住職。京都佛立ミュージアム館長。佛立研究所研究員。(財)佛立生活文化研究所代表理事。『仏教徒 坂本龍馬』著者。

2015年9月28日月曜日

エクストリームなフルムーン

スーパームーンの、インシーでのフルムーンイベント、無事に終了いたしましたー。

今夜、すっごいお月さまが出ていますねー。

ちょうど、レッスン中にスーパームーンを迎えました。

日本からは見れないのですが、今回のスーパームーンは33年ぶりに皆既月食と重なっていましたー(次回のスーパームーンの皆既月食は18年後

今回、地球と月の距離は356860キロまで近づいたそうです

いつもより、大きなお月さま。

そんな日に、インシーの3店舗で同時にレッスンを担当させていただけて、本当にありがたかったです。

律子先生、磯部先生、マリ先生、いつも、いつも、素晴らしいレッスンで、感激します。

今回も、本当に貴重な機会をいただきました。

妙深寺のお教務さんもボウズヨガのインストラクターとしてデビューすることができました〜。

しっかり出来たようで安心しました。

本当に、ありがとうございます。

2018年には、1月1日の元旦にスーパームーンを迎えます。

しかも、その距離は2011年のエクストリームスーパームーンより近い356570キロ。

大丈夫かなー、すごいですねー。

今日という時間を共有できたことに、感謝しております。

ありがとうございます。

2015年9月27日日曜日

今夜は中秋の名月、明日はスーパームーン。

今夜は中秋の名月。

美しいお月さまが、輝いています。

そして明日はスーパームーン!

朝11時から、三店舗同時開催で、フルムーンイベントを行います。

僕は律子先生とご一緒して、広尾本店にお伺いします。

六本木店は磯部先生とご一緒して岩澤清従師、恵比寿店はMARI先生とご一緒して清水清康師が担当いたします。

フルムーン、スーパームーン、大切なポヤデーは、インシーでお会いしましょうー。

どうか、よろしくお願いいたしますー。

長野本晨寺 住職交代式

晴天の下、無事に長野本晨寺の住職交代式が終了いたしました。

お参詣、ご奉公いただいた皆さま、本当に、ありがとうございました。

ご宝前に言上させていただいたとおり、精一杯、ご奉公させていただきます。

本来であれば、有縁の御導師や御講師方をお招きして奉修させていただきたかったのですが、これまでの経緯もあり、そうさせていただくことは出来ませんでした。

住職交代式は、晴れ晴れとした前向きな想いだけではなく、先代をお見送りする寂しい思いも、新しいご奉公に向けての不安もあるはずです。

本晨寺の皆さまに、心細い思いをさせていただいてはいけないと思い、今日は妙深寺から副ご住職、執事長、若手の御講師方、京都からも淳慧師に、お参詣、ご奉公いただきました。

厳粛な法要、温かい送別会。

不安そうな、緊張した皆さまのお顔が、にこやかな笑顔に変わり、和やかな交代式となりましたこと、本当にありがたく思っております。

今日の日を大きな節目として、この信州長野の地でも、精一杯のご奉公を覚悟いたしました。

覚悟いたしました(リピート)。

どうか、よろしく、お願いいたします。

2015年9月26日土曜日

利害と損得

利害と損得。

利害と損得が定規なら信も義もない。

人間、恩を忘れたら終わり、畜生にも劣る。

いいことは自分の手柄、悪いことは人のせい。

してやった、やってやったの落とし穴。

謙虚になったら感謝できる。

結局、利害と損得なら虚しい。

感謝は、再生可能なクリーンエネルギー。

誰かのプラスのために、ほんの少し自分のマイナスを取る。

そんな生き方が、最も賢い、最も心豊かな生き方。

仏教の説く、好循環型の人間社会。

明日、長野本晨寺 住職交代式

明日、長野本晨寺の住職交代式を迎えます。

どこまで出来るか分かりません。

しかし、井上御導師から引き継ぐ責任の重さを胸に刻んで、精一杯ご奉公させていただこうと思っております。

京都長松寺、横浜妙深寺に加えて、長野の本晨寺のご奉公。

決して、住職の兼務などいいことはありません。

慌ただしく、目まぐるしく、あちらこちらを廻るだけで、実際の大切なご奉公が出来なくなります。

お参りやご奉公をすると元気になる、笑顔にあふれた心のオアシス、心豊かな暮らしに欠かせない、生きたお寺。

お寺の体制を整えて、出来る限り速やかに、専任のご住職に委ねたいと思っています。

長野本晨寺でのご奉公、妙深寺長野別院のご奉公、専任の堤深恭師と、皆さんと一緒に、精一杯頑張ります。

長野にある、生きたお寺。

今日は夕方に仏教講座、夜はボーズバーです。


2015年9月23日水曜日

天に義すということ

コスモスが美しく咲く秋のはじめ。

素晴らしい晴天の下、秋のお彼岸、秋季総回向を奉修させていただきました。

今日は、本当にたくさんの方々、特に普段お顔を拝見しない方々、若いご家族やそのご親戚がお参りくださっていたと思います。

申し訳ないことですが、存じ上げない方も多く、驚きました。

常日頃から、もっと身近にお参りいただけるようになればいいですね。

これからのご奉公が楽しみになりました。

ブラジルからリカルド&ユカさんご夫妻がお参りくださり、御法門の前にスピーチしていただきました。

10月1日からの、第2回 ネパール大地震支援活動についてもご披露させていただきました。

第2回目は、いよいよ倒壊した小学校の建設作業に入ります。

法要に引き続き、14時から評議委員会議を開催。

法人としてとても大切な会議で、無事にご審議いただき、議案もご承認いただき、ありがたかったです。

その後、第二本堂の納骨壇へお参りに行きました。

おやっさんが、ここに眠ることになるなんて、思ってもいませんでした。

8年前、ご遺族が分骨し、別に碑を建てられたことは聞いていましたが、妙不可思議のご縁から、たどり辿り、めぐり巡って、こうして私がお預かりし、妙深寺の第二本堂にご納骨させていただきました。

お参りさせていただきながら、涙が出てきました。

天に義すということで、いいと思います。

朝に夕に、ご回向してゆきたいと思います。

2015年9月22日火曜日

「われらは世界のまことの幸福を索ねよう」

お彼岸の準備。

本堂も、境内も、お墓も、納骨堂も、きれいにお掃除いただいています。

明日、23日は10時から、妙深寺の本堂に於いて秋のお彼岸の総回向を奉修させていただきます。

是非、お参りくださいますように。

9月21日は賢治さんの祥月ご命日。

朝から、賢治さんの書いたいろいろなことを思い返しながら過ごしました。

作品はいろいろあるけれど、その一生が一片の詩であり、巨大な作品。

毀誉褒貶は世の常。

失敗しても、どこまでも正直に、信義を尽くして生きるしかない。

雨ニモマケズとデクノボー。

9月21日、花巻では、賢治さんを偲んでたくさんの方がお集まりになったことと思います。

昨日は、比叡山延暦寺の根本中堂前で、和樹さんのご長女、香帆さんがヴァイオリンの演奏をなさったそうです。

このようなことははじめてだそうです。

賢治さん、政次郎さま、清六お祖父さまが、大変喜ばれていると思います。

香帆さまの存在、ありがたいです。

賢治さんの、珠玉の言葉は、一方通行ばかりの世にあって、生きる励みになります。

「風とゆききし
雲からエネルギーをとれ」

「われらは世界のまことの幸福を索ねよう」

「新たな詩人よ

嵐から 雲から 光から

新たな透明なエネルギーを得て
人と地球によるべき形を暗示せよ

新たな時代のマルクスよ

これらの盲目な衝動から動く世界を

素晴らしく 美しい構成に変へよ

諸君はこの颯爽たる

諸君の未来圏から吹いて来る

透明な清潔な風を感じないのか」

今日は東京タワーの下、とうふ屋うかいさまで、素晴らしい会合に参加させていただきました。

私みたいな人間が、ここに座らせていただいていいのか、申し訳なく思いましたー。

とにかく、自分に出来ることを、誠実に、コツコツさせていただくしかないと思っています。

2015年9月20日日曜日

今夜のα-ステーション、FM京都

今夜、今夜のα-ステーション、FM京都、19時からの「SWEET'N MARBLE LOVERS」で、お恥ずかしながら出演させていただいた内容を放送していただきます。

どのようになっているか分かりませんが、どうかよろしくお願いします。

現薫師から、下記のURLで聴けると教えていただきました。

http://radiko.jp/

お時間の都合がよければ、ご視聴ください。

申し訳ありません。

ありがとうございます。

師匠の涙

春の田植えから、秋の稲刈りへ。

田植えの時に入院しておられた89才の師匠が無事に退院し、四六時中続いていた痛みが嘘のように消えたのだと、男泣きしながら御礼のご挨拶をされていました。

親の死んだ時も、奥さんが亡くなられた時も泣かなかった師匠。

みんな、涙なんて見たことがないと。

そんな師匠の涙。

本当に、どれだけ辛かったか、苦しかったか、どれだけ嬉しいかが、痛いほど伝わってきました。

本当に、奇跡なのだ、おはからいなのだと、あの鉄のような、苦労に苦労を重ねられた、久保田初男さんが男泣きされるのだから、真実、心に沁みます。

僕も男泣きです。

纐纈さんのお宅に泊めていただき、朝から稲刈りをさせていただきました。

人間の、知恵も、力も及ばない怖いところに行かないと、分からないことがあります。

不思議なご縁の中に生かされていることを感謝しています。

久保田さんの家の庭で、綺麗な写真が撮れました。

最高のアングル、最高の色、コントラスト。

よかったです。

2015年9月17日木曜日

世の中の肝心、人生の肝心

東京から、わざわざ京都までお越しいただき、今朝、『仏教徒 坂本龍馬』について、長松寺で打ち合わせをさせていただきました。

もし、取り上げていただけるならば、こんなに嬉しいことはありません。

歴史に埋もれた『閑愁録』にスポットが当たり、長岡謙吉という不遇な男と、日本史のヒーロー・坂本龍馬の夢の一端が、日本中に、世界中に広がれば、未来への希望が広がるように思います。

何もかもが、つながっていて、一点の曇りもない。

自分が未熟過ぎて、バカで、遠回りも、間違いもたくさんしてきたけれど、今までの人生に感謝して、バカはバカなりに、これからも頑張りたい。

「正常性バイアス」というのか、僕たちは様々なブラインドをかけられていて、本当のところが分からない、分かっていないことがある。

伊集院静さんが、こんなことを書かれていました。

「これほどインターネットや他の情報が入る今日になっても、世の中の肝心を読み、見る機会が少ないのに驚く。」

1日に、84000万億の念慮が起こる、と仏教は説く。

たった一日のことなのに、人間の心の移り変わり、関心事の変動、感情の変化は目まぐるしい。

ほぼ、刹那、刹那に、僕たちの心は「念慮」の泡が浮かび、その泡は渦になって波立てているのだ。

そこに、パターンが生まれて、流れが出来る。

上流で降った小雨が、せせらぎをつくり、小川となり、そんな渓流や清流が合わさって、大きな河川となり、巨大な流れを作る。

同じように、僕たちの毎日の思い、念慮も、降り積もって、積み重なって、大きな流れを作る。

生まれ変わり、死に変わりー。

これが「カルマ(業)」の正体。

84000万億の、その念慮の一つ一つに、それぞれの響きがあります。

だからこそ、正しく見て、正しく思い、行動することの大事を教えてもらうのだけど、この時代と、この自分という資質を考えると、まったく頼りない。

伊集院静さんの「世の中の肝心」という言葉、とっても深い。

世の中の肝心、人生の肝心が見えなくて、空回りしていてはもったいないから。

みんなでそうなってしまったら、みんなで不幸になってしまう。

生きているのだから、ミッション、いい目的を持って、ビシッと自分を鍛えて、磨いて、自分に与えられた命を生き切れたらいいな。

かっこ悪くても、特別に評価されなくても、時には誤解されても、それ以上に大切なことを発見したという人は、次に行ける。

世の中の肝心、人生の肝心を、読み、見ることが出来ますように。

雨の京都から横浜、そして東京へ。

2015年9月15日火曜日

月と地球の大接近、スーパームーン

最大限の注意を。

海援隊の『閑愁録』には、「人びとの心が乱れれば、天下が乱れる。」ということが書いてあります。

阿蘇山が噴火しました。

御嶽山、沖永良部島、桜島に引き続いて。

大雨と洪水被害も相次いでいます。

同時に、除染廃棄物を入れた袋が約400個も流出したといい、福島第一原発では1リットルあたり数百ベクレルの汚染水が7回近くも流出。

しかも、9月14日からは原子炉建屋近くの井戸から出た地下水を初めて海に放出。

1.5キロのパイプを外洋まで引いて、そして放出したのですね。

もう、なにもかも、わけわからなくなりますね。

でも、そうは言っていられません。

天災も、人災も、私たち一人ひとりが、心を、あり方を、見つめ直すしかないし。

「天下の乱れは仏法の乱れ」

この意識、突飛なようで、本当に尊い。

立正安国論上奏750年は、何年前だったでしょう?

東日本大震災から4年半が過ぎました。

『仏教徒 坂本龍馬』を出版したのは、もう3年以上前のことです。

同じことを、ずっと書いているように思います。

天夭、地夭、いわゆる天変地異が次々と起こる中でこそ、人の心のあり方を見よう、と。

そうは言っても、なかなか見つめ直すことは出来ませんよね。

実感が、湧かないのも事実。

しかし、今月末、9月28日(月)11時51分は、地球と月の距離が最も近づくスーパームーン。

地球と月は、356876キロまで近づきます。

この「スーパームーン」と呼ばれる距離。

2011年3月19日、356577キロまで近づきました。

このスーパームーンの約1週間前、あの東日本大震災が発生しました。

スーパームーンとの関係を示す証拠はありませんが、海の満ち干きと同じように、断層が月の引力によって影響を受けるであろうことは容易に想像できます。

去年も、スーパームーンはあったのですが、やはり気をつけるに越したことはありません。

防災の日も9月です。

シルバーウィークという大型連休もありますが、最大限の注意をしておきましょー。

写真は、横浜、みなとみらいの夜です。

2015年9月14日月曜日

α-ステーション エフエム京都!

今日、α-ステーション エフエム京都にお伺いをして、ラジオ番組の収録をさせていただきました。

本当に、ありがたい、貴重な機会をいただきましたー(涙)。

10月4日(日)、14時30分から開催する「100万人のクラッシックライブ@京都佛立ミュージアム」。

間近に迫っているのに、チラシもまだ制作途中で、なかなか告知が出来ていませんでした。

これではお客さまが来てくださらない(涙)。

困り果てていたところ、ミュージアムのスタッフがお友だちのシンガー・MAKOTOさんにお願いしてくださり、急きょMAKOTOさんが持っておられるラジオ番組に出演させていただくことになったのでした。

ありがたい(涙)!

ほんの数分間、ライブのことをお話できたらと思ってお伺いしたのですが、現在開催中の企画展「トランクの中の日本 戦争、平和、そして仏教」についても、たっぷりとお時間をいただき、ご紹介することが出来ました。

スタジオに入らせていただくと、すでに伊藤ディレクターさまがシナリオをご用意くださっていました。

名前をお伝えしただけなのに、私のプロフィールが(汗)。

拝見すると、大学時代のジェットスキーのことなどが書かれており、番組の中ではそのようなことにも触れてお話しておりますー。

お恥ずかしい(汗)。

それでなくても怪しいのに、もっと怪しくなるような気がしますー(笑)。

でも、事実なので、仕方ないですね(笑)。

放送は、9月20日(日)19時からとのことです。

また、詳しくは後日ご披露させていただきますー。

無事に収録が終了して、ホッとしました。

本当に、不思議なご縁です。

感謝しかありません。

MAKOTOさんが、本当に優しく、丁寧に、楽しく、お話を聞いてくださり、ありがたかったですー。

本当に、ありがとうございますー。

下記、番組情報です。

α-ステーション エフエム京都
http://fm-kyoto.jp/

SWEET'N MARBLE LOVERS

Sun 19:00-19:30
京都祇園の芸妓でもあったJAZZシンガーでもある「MAKOTO」が、ナビゲートを務め、 「京都」という街に根付き、伝統ある都市だからこそ生まれてくる、オリジナリティ溢れるエポックや京都の歳時記をお届けします。

そして、彼女ならではの伝統文化・芸妓の経験に立ち返り京都を軸にした、ルーツと現代を往来する女性をフィルターに各界で活躍するGUESTを招いてお届けします。

女性の視点で、女性へ向けた京都への想いを語っていくプログラム。

どうぞお楽しみに。

http://fm-kyoto.jp/timetable/program/sweetn_marble_lovers/

2015年9月12日土曜日

『パリは燃えているか』

『パリは燃えているか』

今朝、首都圏で震度5強の地震がありました。

横浜は震度4だったそうですが、「来たか!」と思う揺れの強さでした。

毎回同じようなことを書いていますが、とにかく油断してはいけないということですね。

お祖師さまの、龍ノ口のご法難から、744年目の朝。

今日は教区御講2席、明日は高祖総講から教区御講を3席、ご奉公させていただきます。

しっかり体調を整えて臨まなければ。

今日も午後からNHKのBS1で『映像の世紀』が放送されますね。

14時から第3集「それはマンハッタンから始まった」、15時20分から第4集「ヒトラーの野望」です。

NHKの営業マンではないですが、是非とも観ていただきたいです。

久しぶりに、録画したものを観ましたが、やはり、本当に素晴らしい番組です。

第一次世界大戦の映像の締めくくりに紹介されたウィンストン・チャーチルの言葉。

彼が、1923(大正12年刊行の『世界の危機(World Crisis)』に書き記したものと言われています。

第一次世界大戦のおぞましさを目の当たりにした彼の言葉は、これに続く、さらに酷い、悲惨な、冷酷な、新しい戦争の訪れを暗示しています。

「戦争からきらめきと魔術的な美がついに奪い取られてしまった。

アレキサンダーやシーザーやナポレオンが兵士達と共に危険を分かち合い、馬で戦場を駆け巡り、帝国の運命を決する。そんなことはもうなくなった。

これからの英雄は、安全で、静かで、物憂い事務室にいて、書記官たちに取り囲まれて座る。

一方、何千という兵士たちは、電話一本で、機械の力によって殺され、息の根を止められる。

これから先に起こる戦争は、女性や、子どもや、一般市民全体を殺すことになるだろう。

やがてそれぞれの国は、大規模で、限界のない、一度発動されたら制御不可能となるような、破壊のためのシステムを生み出すことになる。

人類ははじめて自分たちを絶滅させることのできる道具を手に入れた。

これこそが人類の栄光と苦労のすべてが最後に到達した運命である」

第二次世界大戦で行われた大量殺戮、東京などをはじめとする無差別な大空襲、広島や長崎への原爆投下。

このチャーチルの言葉で締めくくられた『映像の世紀』の第2集から、世界の歩みが紹介されてゆきます。

この番組で印象的なのは、貴重な映像の背後に流れる加古隆氏の名曲『パリは燃えているか』です。

この挿入曲のすごさは、聴いてみると分かります。

テーマ曲『パリは燃えているか』というタイトルは、1966年に製作された米仏合作映画の邦題でもありました。

陥落したパリを舞台に、これを奪還しようとするレジスタンスと連合軍、ドイツ軍との戦いを描いた映画です。

破竹の勢いでヨーロッパを席巻し、ついにフランスの首都・パリを占領したドイツ軍でしたが、その勢いは長く続きませんでした。

敗色濃厚となったドイツ軍は、パリを統治していた司令官にヒトラーから下された一つの命令を伝えました。

ヒトラーは、パリ撤退の際、その爆破と破壊を命令していました。

しかし、ドイツ軍の指揮官はその命令を実行しませんでした。

レジスタンスと連合軍がパリを奪還し、ドイツ軍が敗走する中、ヒトラーが何度も部下に聞いた言葉が、

「パリは燃えているか?」

「パリは燃えているか?」

「パリは燃えているか?」

だったというのです。

モノクロの、この映画のラスト近くで、電話越しに繰り返し流れる「パリは燃え ているか?」という言葉が心に残ります。

『映像の世紀』

挿入曲「パリは燃えているか」

是非、観ていただきたいですー。


2015年9月11日金曜日

9月11日

2001年9月11日の、米国同時多発テロから14年。

東日本大震災から4年半。

一昨日の台風上陸後、東日本から東北地方を襲った大雨は、これまで経験したことがないほど降り続き、各地に大きな大きな爪痕を残してしまいました。

河川の氾濫、堤防の決壊。

押し寄せる黒い水の流れは、否応なく4年半前のことを思い出させ、言葉を失いました。

「昨日は人の上、今日は身の上なれば」というお祖師さまのお言葉。

他人事なんて、一つもないということ。

被災された方々の安全、ご健康、一刻も早い救援、支援を願い、祈るばかりです。

今日は、9月11日。

東日本大震災で避難生活を余儀なくされている方々は、4年半経っても、まだ19万9000人もおられるとのこと。

あまりにも、あまりです。

しかし、相次ぐ巨大災害は、これからも増え続けてゆくに違いありません。

こうした実感を持ちながら、人間や社会の在り方を見つめ直し、自分自身の生き方を、よりよく変えてゆく。

出来る時に、しておくしかない。

すぐに出来なくなり、気づいたら手遅れということがたくさんあります。

今日は結縁の日。

東日本大震災を経験した11日だからこそ、犠牲となられた方々の精霊のために御題目をお唱えさせていただき、あらためてご弘通ご奉公を誓い、努める日としています。

お助行に引き続き、新しい出会い、新しい体験、新しい可能性を信じて、二度目の東京でした。

不安な夜をお過ごしになっている被災者の方々の身体健全を祈念して。