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2018年8月30日木曜日

京都新聞




8月29日の京都新聞です。


「トランクの中の日本 ~戦争、平和、そして仏教」展を取り上げてくださいました。


一日中、たくさんの方々から問い合わせがあり、来館いただいた方々も多かったと報告を頂戴しました。


ありがとうございます。

2018年8月26日日曜日

エンディング産業展















































子供たちにとっては夏休み最後の日曜日。


妙深寺では朝参詣終了後、新信徒御講が奉修されます。


昨夜のボーズバーは満席のご来店でした。


座席がなくなり隣の部屋からテーブルとイスを運んで対応しました。


ありがとうございましたー。


私は17時からインシー五反田店でボウズヨガを担当させていただきます。


どうぞ、よろしくお願いいたしますー。


先日のエンディング産業展について書かせてくださいませ。


「葬儀・埋葬・供養などの終活に関する設備・機器・サービス専門展」という展示会ですが、出展者数の多さや内容の豊富さに驚きましたでした。


驚くようなティラノサウルスの花祭壇、まさか「ペット火葬車」があるとは思ってもいませんでした。


報道で取り上げられていたような「宇宙葬」というものもありましたし、墓石や墓碑のバリエーションは年々進化しているように思います。


浄土真宗本願寺派 総合研究所がブースを出していたり、真宗大谷派 首都圏教化推進本部も「なぜ葬儀をつとめるのか?」「いのちを今、どう生きて往くのか?」と掲げてブースを作っていました。


曹洞宗岐阜県青年会は周年記念として通常は宗派の行事の写真集や記念本を出していたものを、創立40周年では広く一般に向けた書籍『おくる ~曹洞宗の葬儀と供養~』というものを出版したそうで、これを紹介・販売していました。


チラシには下記のようにありました。


「お葬式って、どんなことをしているの?疑問と期待をにじませたいくつもの声を受けて、私たちはあらためて考えました。古い言葉によって執り行われる葬儀は、どうしてもわかりにくい。しかし、定められた葬儀の規範を簡単に変えることはできない。だからといって、ご遺族の方々に、釈然としない気持ちを抱かせてしまったままでもいけない。葬儀の意味、供養の意味を、多くの方々に知っていただくことはできないだろうか。そのような想いが一つの形となり、本書は誕生しました。」


葬儀を執り行う宗教家、宗門として、大切な視点、努力、実践だと思います。


そして、展示会場で一番感動したのは「おくりびとアカデミー」の実技の紹介でした。


映画『おくりびと』で演技指導をされた木村さまとは裕子さんを通じて大変親しくさせていただいています。


「おくりびとアカデミー」の納棺技術、まごころを込めた、指先まで張り詰めた丁寧な実技に、感動しました。


実は、本門佛立宗では私たち僧侶が納棺士としてご遺体に向き合います。先輩の御導師や御講師、お役中さんから、一子相伝のように、実技を教えていただいてきました。


ご遺体に向かい、枕経をさせていただき、手にお数珠を握っていただく。


寂光で仏祖にお目にかかるのを楽しみに、スーツや着物に着替えていただきます。


そのご奉公は、まさに「おくりびと」だと思ってきましたが、こうして実技を拝見して、あらためて考え、感動しました。


木村さんにお願いして、妙深寺のお教務さんは全員「おくりびとアカデミー」の講習を受けさせてもらいたいと思いますー。


本門佛立宗の場合、御講師もこうした知識や技術を持っておくことが大事だと思うのです。


残念ながら、宗教の核心から離れ、その中身に自信がないから、周辺を飾る、サービスで何とかする、ということもありますね。


「人々を救済する」という宗教本来の目的から逸脱し、徹底的にビジネスと割り切りっている人が多いのです。


そうじゃない。それだけでいいはずがない。


本物だからこそ、負けないくらい、徹底的に学ばせていただき、努力してゆきたい。


「エンディング」とは、やはり「リビング」のはずです。


「明日死ぬかのように生き、 永遠に生きるかのように学べ」というガンジーの言葉が象徴的です。


あの世までお金は持っていけません。一銭も持ってはいけない。


この世の栄耀栄華も、何も通用しないし、決してあの世には持っていけないのです。


持っていけるのは、功徳と罪障。


今生で積んだ功徳は、火にも焼かれず、水にも漂わず、あなたから離れない。


どんな生き方をしたか、どんな生き方をしているか、というのが、僕たちが考える究極の「終活」です。


それでも、最後を迎える。


信心がなければ結局意味が無いと思いつつ、信心があるからこそ今生ただ一回だけの「エンディング」を最高最上のものにしたいと思います。


とにかく、大変勉強になったエンディング産業展でした。


というか、裕子さんのおかげで、私たち佛立生活文化研究所の「地涌緑茶」も出品させていただいていたのでしたー!!


いつもお世話になっている皆さまに御礼をこめて「地涌緑茶」をお配りしてきましたが、大変気に入ってくださり、裕子さんがプロデュースされている「ISEMITATE」とのコラボレーションで出品いただいたのでした(汗)。


本当に、ありがたいです!


これからも努力を続けて参ります-!


サッカー場やゴルフ場や碁盤の柄が入った棺もありました(笑)。本当にそこまでその趣味が好きだった方がおられるのかしら。


では、今日はボウズヨガです!何とか声を振り絞ります!


ありがとうございます。

2018年8月25日土曜日

100万人のクラシックライブ












書き切れない毎日のこと。


先ほど100万人のクラシックライブが終了しましたー。


なかなか参加できずにいたのですが、久しぶりに至近距離で聴かせていただいたプロの演奏は圧巻で、ずっと鳥肌が立っていましたー。


今日は初めてヴィオラの演奏を聴かせていただきました。演奏は鈴木大樹さん。本当に、人間の歌声に近いということがよく分かりました。


ピアノは8年半に及ぶヨーロッパ留学を終えて完全帰国された木米真理恵さん。


クラシックではないけれど、ニュー・シネマ・パラダイスや「ふるさと」を演奏くださり、涙がこみ上げました(涙)。感じやすいんだなー。


本当に、久しぶりに参加できて、よかったです。猛暑の中、ご近所からもたくさんご参加くださいまして、ありがとうございました。


昨日はとっても嬉しいご連絡がありました。


そのまま東京ビックサイトで開催されていたエンディング産業展に伺いました。


これについてはゆっくり後で書きます。


今朝は門祖総講、そして佛立第二世日聞上人の祥月ご命日でもありました。


謹んで、まごころをこめて、ご奉公させていただきました。


京都佛立ミュージアムではほんもんさんアート市、福岡御導師によるテラコヤスコラ、西田ご住職の紙芝居が行われています。


今夜は18時から妙深寺のボーズバーです。


ありがとうございます。

2018年8月22日水曜日

まだまだ変われる














また声が出なくなり、参っておりますー(涙)。


これ、毎年この時期になっているような気がします。気をつけないと。


青少年の一座の翌日、月曜日は江間さんのお通夜、昨日は告別式を勤めさせていただきました。


大正15年、横浜の野毛に生まれた江間さんは94才。


とにかく毎日お参詣されていた、ずっと子どもの頃からお顔を見ていた、明るく楽しいおばあちゃんでした。


まごころをこめて、お見送りさせていただきました。


必死に歎徳を言上させていただき、御題目をお唱えして、昨夜の教講幹部会議が終わったら、カスカスになってました(笑)。


すいませんー、江間さん。


コレイア御導師とゆっくり過ごせて本当に勉強になりました。


コレイア御導師の御法門もお話も素晴らしいのですが、何よりもその所作振る舞いを見ていて、「こうでなければならない」「見習わせていただかなければならない」「本来はこうだったはずだ」と気づかせていただき、改良させていただこうと思えるのです。


御教歌

「信心は所作振舞にあらはれて ものしりくさいところにはなし」


「教主釈尊出世の本懐は人の振る舞いにて候ひけるぞ」日蓮聖人・崇峻天皇御書


こうして教えていただいているのに、なかなかコレイア師のように自然体で人の心や懐に飛び込み、受け身ではなくこちらから声をかけ、その話に耳を傾け、ご奉公できている人は少ないから。


正しいご信心に出会ったからと言って、ご信心していない人を見下し、謙虚になるのではなく尊大になっていたら話になりません。


自分の言いたいことばかり言って、全く人の話を聞かない人もいます。


そういう間違った所作振る舞いを肯定するような解釈も成り立つのは不思議です。


境内地に入ってからの、本堂に入ってからの、コレイア師の動きを見ていて欲しいです。


ほぼそこにいる、お参詣された全員に声をかけ、ご挨拶をされています。


お一人の方が長い話をされていても嫌な顔をしない。しかし、その隣を通り過ぎてしまう、まだご挨拶できていない方が帰るのを寂しそうに見送っている。


後ろに目が付いているのではないかというくらい、配慮に配慮を重ねて、ご奉公されているのを、痛いほど感じます。


気づいても、すぐに出来るようになるというものではありませんが、固定概念を打ち破り、あらゆる機会をかけがえのないご弘通の機会だと打ち定め、思い定めて、ご奉公するしかありません。


ご信者さん一人ひとりの手を握り、肩を抱き、目を見つめ、耳を傾け、共に泣き、共に御題目をお唱えして、もっと泥臭く、もっと人間臭く、凡夫臭く、がむしゃらにご奉公させていただきたい。


そう改良を誓い、情けない自分を変えなければならないと、まだまだ挑

続けたいと思います。


一人ひとりと向き合いたい。


コレイア御導師のご奉公を見ていると、やはりご弘通の低迷は住職や教務の責任、その所作振る舞いの表れと、つくづく思い知らされました。


コレイア師と初めて会ったのは1980年、僕が11才の時でした。


あの頃は、お互いにお猿さんでした(笑)。


写真を見ると、本当にコレイア師は猿みたいに柱にぶら下がっているし(笑)。


そうそう、青少年の一座で、最初にブラジルに行った時に出会った、ユキちゃんのお姉さまとお会いしました!


僕、あの時、好きになっちゃったんです(笑)。


ブラジルの初恋の人ですー(笑)。


半分冗談ですが、ブラジルの中野さんのタンキ(池)で遊んだ同世代の子たちの中で、ユキちゃんは本当にかわいかったー(笑)。


みんな、遠く離れていても、ご信心でつながっていて、ありがたいです。


今回、コレイア御導師が日本に来ている中で、溝口昭さまが帰寂されたそうです。


茨木日水上人の甥であり、コレイア師の菩提親。ブラジル本門佛立宗の大功労者です。


私も前々回のブラジルで、溝口さんのお宅へお助行に伺いました。


日博上人のこともよくご存知で、本当に偉大な存在でした。


コレイア師の菩提親になる時、本当は嫌がっていたと聞きました(笑)。すぐに逃げたり、辞めてしまうだろうと思って(笑)。


しかし、そうはならなかった。


僕がお助行に伺った時には、何よりもコレイア御導師をお敬いし、生涯最後の護持御本尊の御染筆をお願いされていました。


お手本ですね。


本信院清勲法水日昭大居士。


南無妙法蓮華経。


本当に、いろいろありがたいです。


ありがとうございます。

2018年8月20日月曜日

人のこころ、結ぶところ







































昨日の青少年の一座、本当に感動しました。


第4支庁の青少年の一座は「人のこころ、結ぶところ」というテーマ。


みんなで一生懸命に考えたとおり、なにもかも詰まっていて、感服しました。


会場の一体感、各ブースのバランス、先生方のお話、コレイア御導師の御法門、異口同音のお看経、なにもかも素晴らしかったー。


第2部もいい雰囲気で、みんなで心を配り、今の時代らしいコンセプト、企画や運営でした。


たくさんの方とお話できて、嬉しかったです。


きっと、一人ひとりの大切なターニングポイントを与えてくれた、そんな青少年の一座でした。


すごい、スタッフのみんな。


本当に、感激しました。


ありがとうございますー!


#hbsy4