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2023年4月30日日曜日

佛立アンバサダーの運ぶ風


今日も善き日となりますように。


現在、佛立アンバサダーとしてブラジル教区の教区長・コレイア日友御導師が全国を巡回助行してくださっています。本当にありがたく、感謝の言葉も見つからないほどです。


佛立アンバサダーのご奉公は、右肩下がりの日本国内の弘通現勢、しかも「赤信号、みんなで渡れば怖くない」のような危機感のない雰囲気も感じる中で、海外の第一線で活躍する御導師のエネルギーを放出していただこうとスタートいたしました。


御導師と出会い、そのあたたかさや大きさに触れて、感動の声が出てこないわけがない。存在そのものが稀有の尊さだとです。


それにしても、ブラジル国内でも超超ご多忙なコレイア御導師のお時間をいただいている佛立アンバサダーのご奉公とは、どれだけ貴重で、どれだけもったいないことか、つくづく思います。


御導師を迎えていただく寺院では、この貴重な機会を最大化していただくようにお願いしております。


御導師は、リュックサックを背負い、寸分の隙もなく、ご奉公の機会を求め、種を蒔き、町から町、お寺とお寺へと飛び回ってくださっています。なんと、前例のないご奉公ということで宗門としては交通費しかご用意できていません。まさに無償のご奉公で、本当に心苦しく、申し訳なく思っています。


しかし、佛立アンバサダーの御導師、御講師には、真の宗風を吹かせ、台風となって列島を横断し、新たなご弘通の端緒を開いていただきたいと願っております。


本山大法要の後、ブラジルのリンスにある日水上人ミュージアムが初めて出版した図録をいただきました。ポルトガル語、英語、2つの言語で同時出版。しかも同時にデジタル書籍化もしてあります。日本、軽く追い越されています。頑張りましょうー🙏


記念の写真を撮りました。お互い、年を取りました。まだまだ走れますね。走れなくなるまで、走り回ります。死んでからゆっくり休みます。よろしくお願いいたします。


ありがとうございます。

立教開宗770年






428日は、日蓮聖人が初めて「南無妙法蓮華経」とお唱えになられてから770年目の記念日。門下では特別なご奉公や機会を設けて大切に過ごします。


770年はやはり節目。感慨深いです。皆さんはどんな風に過ごされましたか?もう連休という方も、連休を支えるお仕事の方も、どうか健康で充実した時間をお過ごしください。何よりも安全に。


私たち妙深寺では土曜日の朝7時から12時まで立教開宗770年を記念する一万遍口唱会。たくさんの方が参加くださり、ありがとうございました。


終了後、葉山へ。


海を見渡す素晴らしい場所にご宝前を設けて百箇日忌法要を営ませていただきました。一族の皆さんが集まってくださり、亡くなられたお父さまはお喜びになられているに違いありません。ありがとうございます。


お寺に戻ってボーズバー。51日に新装開店を控えた妙深寺「テラカフェ」で全てのテーブルが埋まる大盛況でした。17時から20時まで、新しい出会いをたくさんいただきました。


海外のプロサッカーリーグで活躍を続けてきた稀有の日本人、本間和生選手がタイから一時帰国してお祖母ちゃまのお墓参りにきてくれました。お祖母ちゃまは京都の麩屋町、長松寺に住み込んで最晩年の大僧正日峰上人と小千代お祖母さまにお給仕くださった方です。和生選手、この数年はブータン王国のリーグで活躍していました。


思いがけず、でもこうして会えて、本当に嬉しかったです。進之介くんが元気なのか聞いていました。今は仕事で忙しいようですと伝えました。進ちゃん、よろしくお願いします。


少し気になることがあって、何度も目が覚めました。お父さんが連れてきてくれた「はるちゃん」。8才くらいかな。ご住職に質問を書いてきてくれました。また会いたいです。お父さんと一緒に必ずまた来てくださいね!


ありがとうございます。

2023年4月27日木曜日

祇園甲部歌舞練場で100万人のクラシックライブ














京都を往復して参りました。


100万人のクラシックライブの活動を通じて、考えられないような御縁を頂戴いたしました。


京都で知らない人のない足立病院の畑山理事長さまが、わざわざ京都佛立ミュージアムまで足を運んでくださいました。本当に、小さなミュージアムの私たちにとって、これは大変なことです。


畑山理事長さまの半生をお聞きできただけでも貴重な時間となりました。心の奥底から妊婦さんの負担の軽減に努め、少子化を見据えて不妊治療に注力し、生まれてきた子どもたちを守るために小児科を開設してきたこと、さらに厳しい環境にあるお母さんや子どもたちを支援するための活動を全力でなさっている。


社会福祉法人あだち福祉会と京都こども宅食プロジェクトが、どれだけ困窮した生活を強いられている親や子どもたちを救っているか。昨年、政令都市で初めて「誰ひとり取り残さない」社会を実現するために協定を結ばれました。すごいことです。


宅食プロジェクトでお米などをご寄付いただき、理事長自らそのお米を自宅で奥さまと一緒に小分けにしたり、病院の先生やご家族も一緒になって宅食を梱包したりしているのですから、本物の中の本物の福祉活動です。


100万人のクラシックライブの蓑田理事長さま、森崎理事さま、足立病院の田邊理事さまと、志の高い皆さまが心を合わせて、御縁が御縁を呼んで、お会いできることとなりました。


何より、京都佛立ミュージアムの開館から共にご奉公してきた小野山淳鷲師の妹さまが現在足立病院で医師として勤務されており、この「京都こども宅食プロジェクト」にもご家族で梱包のボランティアに参加されているという、もうミラクルのミラクル。つまり、高松妙泉寺の小野山日鷲御導師のお嬢さまが、足立病院におられるという御縁の凄まじさ。


その畑山理事長さまが活動に大変ご共感くださり、来る514日に、祇園甲部歌舞練場を借り切って100万人のクラシックライブの「子どもたちに音楽を届けるプロジェクト」を開催・実施されることとなったのでした。演奏は僕の大好きな須山さんたち15名がなさるということです。一気に、100クラ財団の活動も、宅食プロジェクトも広がってゆくと思います。


本当に、ありがたい。すごい。すごいですー。


今まで僕たちは細々と回を重ねてきました。微力だけど非力ではない。ハチドリのひとしずく。こうした極めて貴重な御縁をいただくことが出来、本当に恐れ多く、ありがたく思っています。


それにしても、蓑田代表も、森崎理事も、そして畑山理事長さまも、田邊理事も、「本物は違うー」とうなってしまいます。物腰がやわらかく、品があり、でもパワフルで、エネルギッシュで、明るくて、問題意識があって、同時に前向きで、抜群の行動力がある。


蓑田さんは500円のお弁当を美味しそうに頬張って、リュックを背負って電車でサッサと動き回る。世の中を良くする!というミッションに全身全霊で取り組んでおられる。本当に、感動します。


先日、トヨタ自動車の豊田会長が紹介していた「ボス」と「リーダー」の違い。イギリスの高級百貨店チェーン「セルフリッジズ」の創業者・ハリー・ゴードン・セルフリッジの言葉だそうです。


・ボスは「私」という。リーダーは「私たち」という。 

・ボスは失敗の責任を負わせる。リーダーは黙って処理する。

・ボスはやり方を胸にひめる。リーダーはやり方を教える。

・ボスは仕事を苦役に変える。リーダーは仕事をゲームに変える。

・ボスは「やれ」という。リーダーは「やろう」という。


ボスもリーダーもいない空気もあるので論外ですが、本物中の本物、一流の中の一流の方々から学ばせていただくことは大切だと思います。


こどもたちへの支援。本当にギリギリの生活で、困っているご家庭がたくさんあります。見えないだけ。見ていないだけ。畑山理事長がおっしゃっていました。困っているご家庭に何が必要が尋ねると圧倒的大多数が「お米」と答える。どれだけ困っているか分かります、と。本当に、食べるものすらない家庭がたくさんあるのです、と。


サン=テクジュペリの言葉。


「地球は先祖から受け継いでいるのではない、子どもたちから借りたものだ。」


畑山理事長は子どもたちへの福祉は未来への投資であると言明されていました。単なる寄付ではなく必ず返ってくる。その通りだと思います。未来に。社会から。家族へと。自分へと。


「人間であることは、自分の意志をそこに据えながら世界の建設に参加しているのだと感ずることである。」


「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ。」


とにかく、昨日は本当に感銘を受けました。学びと実りの多い貴重な時間となりました。


麩屋町に戻り、遅くなりましたが川上さんの手術のお助行、ご祈願をさせていただきました。


ありがとうございます。

2023年4月26日水曜日

白井貴子さんとフラワーアート










早くも水曜日。怒涛のように流れ込んだ本山大法要から3日が過ぎました。


ブログもSNSも更新できないほど予定も頭も目一杯でした。とにかく大きなトラブルもなく奉修させていただけたこと、ホッとしています。ありがとうございます。


本山大法要、日曜日の第三座が終わった直後、白井貴子さんが駆けつけてくださいました。フラワーアートの藤川さんは喜多監督にご紹介いただいたのですが、貴子さんとも古くから懇意にされていたのです。


押し花の杉野先生も貴子さんからご紹介いただきました。貴子さんが杉野先生をお誘いくださり、妙深寺の夜桜へ一緒に来てくださったのが最初でした。


結局、浅葉克己先生もそうですし、みんなみんな繋がっていて、ご縁がご縁を結び、そして大切な時に力強く応援してくださいました。ありがたいです。ありがとうございます。


藤川先生が作られたフラワーアートをしっかりと拝見いただき、証拠写真(笑)を撮りました。本当に、見事な作品です。


来る514日、母の日にあわせて白井貴子さんは初めての著書を出版されます。52714時から京都佛立ミュージアムで出版記念会・ミニミニライブを予定しておりますので、是非ご参加ください。


とにかく、ご縁がありがたいです。

ありがとうございます。

2023年4月24日月曜日

本山大法要から戻りました🙏


両日ともに晴天に恵まれ、高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃 本山大法要の春の一座が無事盛大に奉修されました。


京都本山宥清寺のご宝前に集えたことは、新型コロナウイルスによる混乱と影響が大きかったからこそ、何倍にも有り難く感じられました。


本当に、当たり前は何一つありません。私の母も最後のつもりというか、覚悟してお参りさせていただきましたし、同じような気持ちの方も多くおられたと思います。


晴天の中、土曜日三座、日曜日三座、それぞれ無事にご奉公できたこと、150名規模で安全に参詣者を受け入れてくださった参詣部をはじめ、奉修を支えた各部署のご奉公は尊く、ありがたかったです。ありがとうございました。


杉野宣雄先生のポスター、作品展示、押し花の記念品。藤川靖彦先生によるお祖師さまのフワラーアート。それぞれ大反響、大変な感動の声をいただいております。本山大法要の思い出に鮮明な彩りが加わっていたなら、ありがたいです。心の中に残るものが何よりも大切と思い描いたから。


春は4月、夏は7月、秋は10月。あと2つの季節をまたぐ大法要が待ち構えています。今回の課題や反省を集約して、さらに貴重なお参詣となるよう努めます。


妙深寺からは190名近くのお参詣をいただきました。横浜から京都の本山まで、「そして、約束の本山へ」でした。


今回のご奉公で何よりも嬉しく、忘れられないのは、ある方から「妙深寺のご信者さんが境内に入ってきた瞬間、パッと明るくなりました。みなさん笑顔で、本当に明るくて、お元気ですね」と言われたことです。忘れません。何よりも嬉しいし、ありがたいです。ありがとうございます。


夜が明けて、今朝は現薫師も合流して「100万人のクラシックライブ」オンライン会議。次のステップについて極めて重要なテーマを与えていただきました。ありがたいです。


横浜に戻り、駅からそのままランドマークタワーのスタジオへ。横浜ラグーンの収録でした。頭も口も回らない、情けないことでしたが、懸命にやり切りました。


やっと妙深寺に戻ることが出来ました。南無妙法蓮華経。ありがとうございます。

2023年4月20日木曜日

世界に一つだけの押し花






























京都に戻り参詣記念品の袋詰めご奉公。


杉野先生にお作りいただいた世界に一つだけの参詣記念品。本山の境内に咲く桜の押し花。押し花ですから、その全てが手作り。絶対に無理と言っておられたのを、考えられないような値段で制作いただきました。赤字だと思います。申し訳ございません。


たくさんの皆さまのご理解とご協力、ご許可とご奉公をいただいて、お金で買えない価値のある、世界に一つだけの記念品をご用意することが出来ました。本当に、ありがとうございます。


しかし、残念ながらお供水やご供養など、お参詣の方々にお配りする紙袋にそのまま記念品を入れるとマグネットから押し花の入ったガラスケースが落ちてしまうかもしれないというご意見をいただき、急きょクリスタルパックに入れることとしました。


シモジマやパッケージプラザに電話をしまくり、在庫のあるお店に駆けつけてクリスタルパックを調達。朝から京都へ帰ってきて1つ1つ本山で作業してみました。


京都、すごい人で、びっくりしました。


一人きりで3300個のラッピングをしようと思いましたが、1分間で2つしかできないことが判明。つまり、10分で20個、100分で200個、1000分で2000個。とてつもなく時間がかかってしまいます。


しかし、突然の、こんなにイレギュラーなご奉公ですが、ミュージアムや御縁の深い方々が駆けつけてくださり、作業を手伝ってくださいました。涙が出るほどうれしかったです。気がついてみたら10人もの方々と一緒にご奉公できました。そして2000個を超えるパックが出来ました。


見れば見るほど、本当に素晴らしい押し花で、一つ一つの表情が違います。何もかも手作り、だからうれしい、ありがたい。


昔はご供養も全て手作りでしたね。むしろ外部の業者さんに発注することは珍しく、横浜のお寺でも手作りのお弁当を夜中までみんなで作っていました。最後ののし紙をつけるのもみんなでご奉公したものです。


今回、はからずもご奉公の原点を学ばせていただきました。久しぶりに腰を据えたご奉公で、しみじみ楽しく、ありがたかったです。


とにかく、京都までお参りくださる方々、お参詣の皆さまに喜んでいただきたい。一粒万倍、お金で買えない価値のある、世界に一つだけの記念品を手にしていただきたいと願っております。


何もかもが手作りで、一つとして同じものはありません。その違いも楽しんでいただきたいと思います。何とぞよろしくお願いいたします。


明日も朝から作業を続けます。いよいよ全ての準備ご奉公が佳境に入っていきます。


京都でお待ちしております。


「そして、約束の本山へ」


ありがとうございます。

2023年4月19日水曜日

明菜さんの横浜ラグーン








今朝も無事に「横浜ラグーン」を放送させていただくことが出来ました。ありがとうございます。

今週は中森明菜さんの曲を選ばせていただきました。大好きな明菜さんの曲をかけることが出来て、うれしかったです。


実は、またまた不思議なことが起こりました。この収録は322日に行ったのですが、その直後に明菜さんのニュースがありました。


2曲とも1989430日によみうりランドEASTで行われた伝説のライブの音源を選んで流していただきました。そのこだわりのライヴが劇場で公開されるというリリースが出たのです。ビックリしましたー。


428日に公開されるそうです。『中森明菜イースト・ライヴ インデックス23 劇場用4Kデジタルリマスター版』。昨年NHKで放送されて大変な反響がありました。お時間があればぜひ劇場で。とてつもないアーティストの伝説のライブをご覧ください。


番組内では恋愛を中心に、心の傷やケガ、そこから前向きに歩き出すことについて、お話をしました。どこまでお伝えできたか分かりませんが、なにか一つでも今を生きるヒントになれば有難いです。


ボウズワードは「不思議」です。「不思議」は「不可思議」の略。思慮も及ばない、なんとも言葉にできない事象。そもそも仏さまの教えの素晴らしさや深さ、現象について表す際に用いられました。形にはめてしまうことで、知ったつもりになって見えなくなってしまう、見逃してしまう怖さを知ることが大切なのですね。


多くの方々の心に届きますように。生きる力となりますように。特に、悩みを抱えて立ち止まっている人、闇を抱えて苦しんでいる人、不安におびえている人へ、届きますように。


南無妙法蓮華経ー。


下記、419日のradikoのリンクとなります。

https://radiko.jp/share/?sid=YFM&t=20230419053000


引き続き皆さまからのお便りをお待ちしています。

素朴な疑問、質問、感想、何でも結構です。
アドレスは下記のとおりです。


lagoon@fmyokohama.jp


ちなみに、FMヨコハマのホームページにも「番組へのメッセージ」というボタンがあり、ブラウザから直接メッセージを書いていただくこともできますー。


https://www.fmyokohama.co.jp/program/yokohamalagoon


よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。

長松清潤拝、


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2023年4月18日火曜日

白井貴子さんの出版記念トーク&ミニミニライブ




貴子さん、ついに本を出版なさいます!


シンガーソングライターの白井貴子さんがついに著書を出版されることになりました。私は何年も前から本を出しと御願いをしてきて、ついに念願が叶いました。


一人でも多くの方々に貴子節を知っていただければと思います。


京都佛立ミュージアムで出版記念講演会をしていただくことになりました。ぜひご参加ください。


テラコヤスコラも充実しています!要チェック、ご参加、お待ちしております。