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2023年11月30日木曜日

無償の愛に


息子と砂漠を旅している夢を見ました。


たぶん8才か9才くらい。砂漠に一緒にいて、ジープに乗って旅をするところでした。キャラバンには息子と同じ年の子たちがたくさんいて、息子はその輪の中に入りにくそうにしていて、それを見ながら必死に心配していました。


そんな息子を励ます自分。もう2人とも大きくなったから全くそんな会話もありませんが、小さかった頃を思い出して胸がいっぱいになり、目が覚めてしまいました。


必死に伝えていたこと。おまえは特別な存在だから焦らなくてもいい、必ず素晴らしい仲間に巡り会う。息子を抱きしめながら、そんな風に話をしていました。あの頃の、経験不足の不器用な親子、素晴らしい時間でした。


愛しくて愛しくて愛しくて仕方なかった。親の愛は無償の愛です。泣けるほどの愛情。


あと何年ここにいられるか分かりませんが、愛する気持ちが心の中に溢れているということは、せつなくもあるけれど、やはり何より大切なことでした。

2023年11月28日火曜日

岡山の記念写真と京都で初の組御講












岡山 妙現寺さまから写真が届き、ありがたいですー。山内御導師とネパールでご一緒した母や伊藤局長、瓜生さんご夫妻もお参りくださいましたし、横浜から大勢のお参りをいただきました。今生人界の思い出の写真です。ありがとうございます。


団参した皆さんは薫化会の子どもたちのお給仕に特に感激したそうです。ご宝前をお敬いする心、おしぼりをお出しする姿に表れていて、勉強になったと教えてくださいました。お給仕の精神こそ佛立信心そのものです。


昨日は海外弘通促進委員会、米国教区弘通促進委員会の会議でした。まだまだ課題もありますが、あと10ヶ月、海外部長として責任を果たしたいと思います。


ご信心の基本は給仕にあり、ご奉公の基本は無私の謙虚さです。公平さを装いながら恣意的になってはご弘通は止まり、罪障を積むだけ。異体同心であれば万事を成し、そうでなければ虚しく終わる。現証こそ佛立。御法さまは怖いです。


会議終了後、どうしても伺いたかった果歩ちゃんの御霊前にお参りすることが出来ました。市内の移動を考えてTimesのレンタカーにしました。大正解。あっという間にお家に到着。あらためて、1週間前の虹について語り合い、そのサインを受け止めて鳥肌が立ちました。そうちょうど一週間。忌日のご正当です。偶然はありません。


帰り道、丸太町の「KAORU’S FACTORY ★丸新自転車商会★」に寄りました。久しぶりに寄りたくて、お店の近くでレンタカーしたのです。馨さんはPERSON’Sジェットスキーチームのプロ選手だった大先輩なのです。


10年近く前に馨さんからスペシャルな自転車をいただきましたが、久しぶりにお邪魔すると自転車屋さんではなく完全に「新しい乗り物屋さん」になっていました。電動キックボードというか、すべての街乗りのマシンが揃っていました。さすが馨さんです。すごかったー。またゆっくりレポートします。


今日は10時から長松寺のご宝前で京都組として初めての住職御講でした。たくさんのお参詣でありがたかったです。渾身の御法門、頑張ってさせていただきました。みんなで涙、涙でした。


いま、新幹線で横浜に向かっています。やっとリリーに会える。本当に嬉しいです。でも、夜は東京へ向かいます。


今日も、ありがとうございます。

MS.OOJAさんの「30」と「40」@横浜ラグーン


今週も御礼とシェアが大変遅くなってしまいました。横浜ラグーン、11月22日も無事に放送できました。ありがとうございます。


2週連続でリスナーさんからのお便りにお応えしました。モアブさんからのご質問、とても深かったです。「経済」と「医療」、仏教の説く「利益」についてのご質問でした。


「経済」の語源「経世済民(世を経〈おさめ〉、民を済〈すく〉う)」や、法華経の法師功徳品に説かれた「資生業等 皆順正法(資生の業等を説かんも皆正法に順ぜん)」などをご紹介しました。良い悪いで立ち止まらず、それぞれのお仕事、それぞれの生活を深めてみる、努めてゆくことが大切だと思いました。


開導聖人の御教歌

「生れきて みのりにあえずかねためて 迷ひながらにしぬる人かな」


プラチナウィングさんからのリクエスト、安心できるお話、楽しいお話は、リリーが取材されたことにしました(笑)。番組では47万回再生と言っていますが、すでに82.5万回再生。これを「バズる」と言うのでしょうか。


ご紹介した曲は「Ms. OOJA(ミス・オオジャ)」さんの「30」と「40」です。28歳でメジャーデビューなさった方で、「遅咲きの歌姫」とも言われています。シンガーソングライターとして素晴らしい楽曲を作っておられるのはもちろん、その歌声、深い倍音のバイブレーション、聴き惚れてしまいます。


実は志儀ディレクターはデビュー間もないMs. OOJAさんとラジオ番組を作っておられたそうです。びっくりでした。是非、お聴きいただきたいと思って選びました。「30」の最後の超絶高い声のパート、鳥肌が立ちます。@msooja


ボーズワードは「ガリガリ」。リスナーさんから「経済」や「お金」「利益」についてご質問があったのでピッタリだったように思います。


遅くなりましたが、お聴きいただければ嬉しいです。


ONAIR DATE 2023/11/22 (Wed)

https://radiko.jp/share/?sid=YFM&t=20231122053000


引き続き皆さまからのお便りをお待ちしています。

素朴な疑問、質問、感想、何でも結構です。


アドレスは下記のとおりです。

lagoon@fmyokohama.jp


FMヨコハマの番組ホームページもチェックしてみてください。「番組へのメッセージ」というボタンもありますので、そちらからメッセージを送っていただくこともできます。


https://www.fmyokohama.co.jp/program/yokohamalagoon


ありがとうございます🙏


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2023年11月26日日曜日

僕よりリリー。愛犬リリーが取材を受けました。








みなさん、見てくださいましたか?愛犬リリーがORICONさんに取材していただいて、記事になっています。


話題の動画(再生回数82万回)

https://www.tiktok.com/@batsugun/video/7281607887405796615


「こんなに無視できるものなんだ」盗み食いした犬…飼い主さんの追及も”黙秘”貫く、凛々しすぎる振る舞い


つまみ食いした痕跡を飼い主さんに指摘されるも、「私はやってないですが…」とでも言っているような”凛とした佇まい”で、知らん顔をするワイマラナー。その様子に「絶対にシラを切り通す強い意志を感じる」「こんなに無視できるものなんだ」「問い掛ける飼い主さんの”声”が渋すぎる(笑)」と反響が寄せられた。愛犬に無視を決め込まれた経緯、渋すぎる声の所以を飼い主さんに聞いた。


■「注意をするといつも真剣に凹む」悪いことをした自覚はアリ?


 写真のワイマラナーは横浜妙深寺の住職・長松清潤さん(@batsugun)と暮らすリリーちゃん。お寺の”看板娘”として大切に育てられ、普段はお利口で「家族の言うことを聞き、家族の心を見つめてくれている」が、今回は一瞬の隙をついてお皿に盛りつけられていた卵焼きをペロリと食べてしまったそう。


ーー飼い主さんの卵焼きをリリーちゃんが食べてしまい、怒られているときの表情に笑いが止まりませんでした。リリーちゃんの表情を見たとき、どう感じましたか。


「リリーは自分が悪いことをしてしまった時、『やっちゃったー』という自覚があるようなのです。注意をするといつも真剣に凹んでいます。『これはヤバい!』という時には、今回のように『なんのことですか?』という感じでシラーっとします。近づいて追及すると、案の定その通りのリアクションをしていたので、笑いをこらえるのが必死でした。いつも、そうなってしまいます(笑)」


ーーリリーちゃんは食べ物に目がない?


「一瞬の隙をつかれました。キッチンにはカギを二重にしていて、誰もいない時、リリーが入れないようにしていますが、この時は一瞬で90センチという高いテーブルをも乗り越えて、卵焼きをペロッと食べていました。玉ねきが少し乗っていたはずなのでとても心配しました」


ーー「リリー、どうなっている?」と語り掛ける飼い主さんの声について「いい声」「藤岡弘、みたい」というコメントがありました。


「お坊さんなのでこんな声になってしまいました。声についてコメントをいただき、恥ずかしく、ありがたいです。実はFMヨコハマで毎週水曜日の5時半から『ヨコハマラグーン』という番組を担当させていただいていて、5年目になります。これからもお坊さんの声を活かして頑張ります。たまにリリーの話もさせていただいています。名前を呼んで叱るのはいけませんとアドバイスをいただいて勉強になりました。でも、どうしても笑いをこらえながら名前を呼ぶしかなくなってしまうのでした…」


■「法衣を着ている時と、普段の違いを明確に認識している」


ーーリリーちゃんとの出会いは? なぜワイマラナーを迎え入れようと思われたのでしょうか。


「実は20年以上前、リリーと同じ犬種を飼っていました。映画にも出てきた憧れの犬で、グレーの大きな犬の後ろ姿がどうしても忘れられずにいたんです。当時は本当に日本では見かけない犬種で、遠くのブリーダーさんを探してお迎えしました。ただ、残念ながら『アカラス』という病気を患い、わずが4年で亡くなってしまったという経緯があります。『もう二度と犬は飼わない』『こんなに悲しいのは無理だ』と思いましたが、息子たちが大きくなり、ほぼ独り立ちしてゆくなか、コロナ禍もあったので、沸々と犬との暮らしを求める心が湧いてきて、再びワイマラナーを迎える決意をしました。ワイマラナーについて最高の専門知識を持ち、この犬種の保護活動もなさっている最幸のブリーダーさんと出会い、リリーが生まれる前から待ち望んで、迎えました」


ーーリリーちゃんはどのような子ですか?


「彼女は11月15日で3才になります。実は、生まれてすぐ、ブリーダーさんの家で指を折ってしまい、なかなか大変でした。一生トラブルを抱えてしまうかもしれないと言われましたが、お寺に来てくれる子だから、絶対にリリーがいいと思って、お迎えしました。何とかスクスク育ってくれて、今でも左足の人差し指は短いのですが、歩くのも走るのも上手にしています。ケガをした頃、兄妹たちと離れ離れに過ごしていたせいか、とても甘えん坊で寂しがり屋です。愛情が深くて、私たち家族の表情から全てを読み取ってくれます。楽しみたいのに僕たちが遊べる時間まで待ってくれていますし、我慢強いです。それもこれもリリーの家族を想う愛情の深さだと思います」


ーーリリーちゃんは住職として活躍している飼い主さんの姿を見てどんな反応を示しますか?


「法衣を着ている時と、普段の家の中の服の違いを明確に認識していると思います。リリーはもともと絶対に飛びつかない、いわゆる前足で人間の身体に飛びかかるような態度をしませんが、僕が法衣を着ていると邪魔しないようにしています。法衣を着ていても『近づきたい』という時、『今はだめだよ』と言うと廊下に出て待ってくれます。その待ち方が、座ったり、前屈したり、めちゃくちゃかわいいです。僕は家の中では、海にいるような恥ずかしい姿でいます。短パンにTシャツのような。その格好になった時には、飛びかかりはしませんが、一緒に走り回ったり、寝っ転がったり、楽しく遊びます」


ーーリリーちゃんと今後どのように過ごしていきたいと考えていらっしゃいますか?


「もはやリリーの方が住職の僕より人気で、YouTubeでもTikTokでも僕の動画なんて千回くらいの視聴数なのに、リリーになったら突然80万回を超えたりしています。それだけで、リリーはお坊さんとして頑張っている僕を応援してくれているのかな? とも勝手に思っています。横浜と京都、海外にもご奉公に出たり、離れる時間も多いのですが、家族全員でリリーとの時間を大切に楽しく過ごしたいと思っています。


 また、妙深寺には『動くお寺』という移動式のお寺があるのですが、リリーと一緒に北は北海道から南は九州、四国まで、日本中を車で走りながらご奉公に回れたらと思っています。リリーと一緒に『ご住職』ではなく『車住職』になる日を夢見ています(笑)」


ORICONニュース

https://beauty.oricon.co.jp/news/2301900/full/


Yahooニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/fd5a4cf6bdbfcd2b8742e3c8da1113e3183ebf0b


エンタメQ

https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/801023


北國新聞さま

https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1235980


山陽新聞

https://www.sanyonews.jp/article/1476681


その他のメディアでもたくさんシェアしていただいたようです。本当に、ありがとうございます。

岡山 妙現寺さまの高祖会、妙深寺くんげ会の遠足








岡山 妙現寺さまの御会式を勤めさせていただきました。本日も素晴らしいお天気に恵まれました。本当に、ありがとうございました。


本年の他寺院での大きなご奉公は今回の妙現寺さまの御会式で終了となります。弘通年度の最終の最終、つまり数ヶ年間の高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃ご奉公の締めくくりにも当たり、しかも弘通局長のご自坊、特別中の特別な気持ちでご奉公に臨ませていただきました。


御導師をはじめ、奥さま、良聴師、良聞師、局長さま、岡田弘通部長さま、ご奉公いただいた皆さま、ご出座の御導師、ご住職、御講師方、ご信者の皆さま、団参の皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。


本当の本当に、無事にここまで来れました。動脈瘤も爆発していないし、なんとか不具合なく生きているし、ありがたいです。もったいない。ありがたいこと極まりない。


横浜の妙深寺は薫化会が「えんそく」に行ってくれました。目的地は新江ノ島水族館。本当に、ありがたいです。いい写真を送ってくれました。イルカショースタジアムでおにぎり弁当を食べ、そのままイルカショーを見たそうです。


江ノ島水族館のイルカさん、ありがとうございます。1989年、横浜博覧会(YES'89)の「海のパビリオン」でご一緒しました。忘れられない思い出です。海のパビリオンは運輸省関東運輸局と第二港湾建設局、第三管区海上保安本部のパビリオンだったのだから、いま考えると凄いことでした。


イルカたちが子どもたちに教えてくれること、たくさんあると信じます。薫化会の役員さん、参与の信仰師、清翔師、世話役の皆さま、イルカさん、海の生き物たち、本当に、本当に、ありがとうございます。


ありがとうございます。

2023年11月25日土曜日

岡山県へ


新幹線に飛び乗りました。あと少しで岡山駅に到着いたします。


明日、岡山妙現寺の御会式でご奉公させていただきます。何とぞよろしくお願いいたします。

2023年11月24日金曜日

大根と妙深寺










勤労会社の日。長い一日でしたー。22時を過ぎてお寺まで戻って参りました。


昨日は年に一度の男子信徒御講でした。壮年会から頂戴したテーマは「目指せ!男の一天四海 皆帰妙法」、むちゃくちゃ悩み、ギリギリまで御法門に取り組みました。


杉本家の家訓のお話、震えるほど感動しましたー。洋一くんのお祖父さまのお話、初めて聞くことも多かったです。昔話にしてはいけないですね。僕たちもお祖父さまのような確信を持たなければなりません!


渾身の御法門をさせていただき、フラフラになりながら、休む間なく東京へ向かいました。大切な今生人界のご奉公です。


18時から尽七日忌法要を勤めさせていただきました。本当の本当に、よかった、素晴らしい時間でした。みんなで応援を続けてきて、止まっていたものが動き出す、そんなご奉公は本当にありがたく、甲斐があります。


お寺に戻ったら、あれほど多かった大根も残り僅かと教えていただきました。300本の無農薬栽培の大根祭り。


「大根のインスタを見て来ました!」というリスナーさんがいたり、近所の方々が数人で買いに来てそのままカフェでくつろいでくださったり、祝日だったこともあって大変大勢の方に大根をお配りできました。


初めてのご近所の方々が大根を買いに来てくださったこと、すごく嬉しいし、画期的でした。大根を抜いて、綺麗に洗って、トラックで練馬から運んでくださった亀田谷さんチームに心から感謝です。妙深寺にご有志いただけば決してムダにすることなく、大変な功徳を積んでいただくことも出来ます。皆さまの「恵み」で成り立つ妙深寺です。


ありがとうございます。

2023年11月22日水曜日

妙深寺のお葬式






妙深寺の葬儀。どんな違いがあるでしょうか。


生きている間、食べる物にこだわり、レストランにこだわり、シェフや産地にまでこだわるのに、死んだらお葬式は何宗か分からない、どんなお坊さんがするかも分からない、というのは、本当の本当におかしなことだと思います。


それが、日本人?現代人?でしょうか?


ある意味で、どんなこだわりより大切なのが、誰に、どんなふうに、見送ってもらうか、どのような葬儀をするか、だと思います。


妙深寺の葬儀。本当に、ありがたく、大切な法要として、ご奉公させていただいております。


月曜の夜、兼子清顕師が御導師をするお通夜に参列させていただきました。迎里博子さんのお見送りでした。言葉に言い尽くせない思いがあります。


清顕師、本当にまごころを込めて、博子さんの一生を振り返り、ご遺族とともに、お見送りの一座を勤めてくださいました。これほど僧俗一体となったお見送りの一座があるだろうかと、胸がいっぱいになりました。


清顕師は、博子さんのご病気にあたり、何度も何度もお助行に通い、お供水をお届けしたり、ご家族と向き合い、励ましたり、話し合ったりしてきました。


そんな僧侶がお見送りのご奉公をする。なんと素敵な、ありがたいことでしょうか。清顕師の姿、ご家族や教区の方々がお参りする姿を見ていて、同じ一生の終わりでも、本当に尊いものだと感激いたしました。


葬儀社から依頼されて派遣されるお坊さんもいます。生前の故人を知らない、知っていても仏縁とはほど遠い関係の僧侶もいます。


世の中には宗派もたくさんありますし、お寺もいっぱいあります。お坊さんだっていっぱいあります。


しかし、やはり、レストランやお店と同じくらいたくさんあっても、本当の本当に素敵な、素晴らしい、自分で納得のいく、信頼できる、大好きなお寺や導師によって奉修いただくことが大切だと思います。


なんでもアリは、何にもナシと一緒です。たった一度の人生ですから、最後の最後もキッチリ締めくくらなければもったいないと思います。


南無妙法蓮華経

ありがとうございます。