ページ

2007年5月19日土曜日

また、憲史くん開門参詣

 今朝も憲史くんは開門参詣をしていた。6:30には本堂に座っていて、真摯な姿で合掌していた(八王子駅でダッシュをすると横浜線に間に合うらしい。なるほど、遅れた時はダッシュしてないということだな。このダッシュをすると三ツ沢上町の駅に6:00前に着いてしまうらしい)。
 アメリカに永らく住み、英語に堪能なビジネスマンとしての側面がありながら、こうして自分から求めて開門参詣をし、心を練り上げようというわけだ。文武両道の如く、こうした修行ができれば何より強いものを手に入れることになるだろう。「スキルアップ」と今の人は色々な面で技術の向上を目指すが、上辺のテクニックだけで人生は歩めない。手先や目先のスキルアップではなく、生きるためのスキル、『人間』としてのスキルアップには無関心過ぎる。憲史くんは、そういう意味で、自分から目覚め、自分で開門参詣に挑戦している。1時間45分の道のりを毎日毎日お寺にお参詣しながら。
 憲史くんに聞いてみたら、3:50に目覚ましをかけて、4:00に起きているとのこと。そして、家を4:30に出発。朝のごはんを駅で食べ、会社へ。会社の仕事は23:00くらいまであるから、家に帰るのは0:00を回る。正味3時間の睡眠という。
 「大丈夫か?」と聞いたら、「でも、横浜線で寝れるので、、、、」。「昨日、朝参詣から仕事に行ったが、とても集中して良かったです!」という。「夜、会社で武田さんと、今日の御教歌はどういう意味だったとか話し合ってました(笑)」と。すごい。すごすぎる。
 「いや、すごいんですよ。御教歌が、御教歌が、、、その、その時その時に必要な、あぁこれ、俺のためにある歌(ご信心用語を知らないので)だなっていうタイミングで出てくるんですよね。出てくるんですよ、、、。昨日とか、御教歌の話をしていて、僕がいま何が足りないのとか、そういう話をしていたんですよ。でも、今日の御教歌は、『そんな、感心だけしていても、実践しないとダメなんじゃないの』みたいな御教歌で、『理解している人はいても実践している人は少ないよね』っていう歌で、あっ、あっ、なるほどって思っちゃいけないんですよね、そう『なるほど』じゃダメだよっていう御教歌で『なるほど』で終わっちゃダメですよね」だって。信じられない。朝参詣後、しゃべってくれたことをPCで速記した。すごい、こういう言葉を憲史が言えるなんて。これがご信心の功徳。信心で変わっていく憲史のコメント、ここに書いているとリアルだなぁ。有難い。
 あの憲史くんがここまで変わることが、ご信心の凄さ、有難さだ。それを憲史に教えてもらった。心を練れ、憲史!

1 件のコメント:

  1. ありがたい!ありがたすぎる!

    負けちゃおれんと、励みになります。憲ちゃんのアンテナ立ってきてんなぁ。

     心から求める気持ちがあると、時に応じた教えをいただける。しかも、御導師からのご指導(優しい言葉でも、めちゃ厳しいご指導でも)いただいたりしたら、霞がフッと飛ばされたような、目がひらかれたような瞬間がありますね。僕は最近そんな感覚をいただきました。

     そうすると目に映る景色が変わってくる。出会いが変わってきますね。ありがたい。

     憲ちゃん、あんたのお参詣や感じた全てが僕の糧になります。ありがとうございます。

    これ誰へのコメント?seijun師、すみません。ありがたくてコメントしてしまいました。

    返信削除