日々のご奉公に追われ、やはりブラジル以来の疲れも出ていて、しっかりご奉公をさせていただくことと、体調を整えることで精一杯だったように思う。5月の教区御講も、明日臨海教区の教区御講があり、明後日は長野のご奉公があり、日曜日は京都にて宥清寺700周年のご奉公があり、息つく暇はない。堤婆達多品「情に妙法を存ぜるが故に 身心懈倦なかりき」の金言(御仏のお言葉)を拝見すれば、「疲れた」などと言っている場合ではないか(汗)。
それにしても、すでに今日の夕方、寺報に掲載する内容を整理して担当の御講師方にメールした。寺報で連載している「菩薩の声」というシリーズでは、主に教区御講でお参詣者からお聞きするお話。教区御講13席~14席の全てを知っているのは私しかいないから、この情報を編集してくれる方々に送らないと寺報が出来ない。今月の御講席でも素晴らしいお話を次々に聴かせていただいて、本当にありがたかった。
特に、お教化のお話が続き、各教区で御法さまに吸い寄せられるようにしてご信心をされるようになった方々、そうして御縁をいただいた方々のお教化のお話を聴かせていただいた。それが一つの教区だけではないから、お寺全体に得も言われぬ「雰囲気」が満ちているのかも知れない。こちらからお教化させていただいているというよりも、先方からお寺を訪ねてきたり、ご信者さんにお願いをされたりしてお教化になるケースが多いのだから驚いてしまう。
御法さまの「光」をそのままお伝えできれば、心に闇を抱えている方々は御法さまの光に吸い寄せられるようにお寺に近づいてこられるだろう。また、そこでご信心する人の心が、温かい慈悲の心で満ちていれば、妙不可思議な縁が働いて、お教化のご奉公をさせていただけるのだと思える。妙深寺では、いま誰もが率先してお助行に励み、誰かのためのご奉公をしてくださっている。だから、こうしたお話がたくさん聞けるのだろうか。すべて、お助行の功徳、御題目口唱の功徳。芽衣ちゃんが教え、導いてくれているとも言える。「衆生病む故に菩薩また病む」「菩薩の病は大悲より起る」であろうか。子どもたちが、菩薩の心を教え、育ててくれている。涙が出る。
何でもいいから、更新しないといけない。もっともっと元気を奮い起こさないと、たくさんの方を励ますことも出来ないから。
あっという間に新緑の季節から初夏。
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