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2008年11月22日土曜日

韓日の交流会

 今日は朝から長野へ。
 今朝、長野は摂氏0度だったそうで、私が到着した時も9度くらい。やはり寒い。コートを着て、マフラーを巻いて、本格的な冬の到来を感じた。軽井沢から見た浅間山の頂上にも、うっすらと白い雪がかかっていた。
 先週の金曜日には韓国の方々が到着された。早いもので一週間が経ってしまった。土曜日は第一座の御唱導を姜ご住職にいただいて、13時からは交流会を開催した。姜ご住職の御唱導、御法門、ありがたかった。汗が顔から噴き出して、情熱のこもった御法門をくださった。しかも、「立正安国」という私たちのテーマを受けて、非常に深く勉強してきてくださり、分かりやすくお説きくださった。
 また、HA理事長が体験談をお話くださった。2004年、悪性リンパ腫に冒され、大変な治療を受けておられたのだが、それもすべてお看経とお供水で克服され、こうして健康になっているということ、若い頃は軍関係者、今や国民栄誉賞を受けておられる理事長だが、すべて御法さまのお計らい、御利益だったと振り返ってくださった。4年後にお迎えする韓国・本門佛立宗の100周年まで、しっかりとご奉公すると決意を述べてくださった。
 この交流会は、本堂に韓国の参詣団をお迎えして、日本の私たち妙深寺信徒と対面に座り、韓日の体験談や質疑応答を行った。
 日本からはY先生の奥さま、真理先生のお話。これがピカイチ素晴らしかった。ほんと、ここで紹介したい。許してくれたら、今度掲載させていただく。来週の月曜日、布教区「女性のつどい」で、Y先生ご本人にもスピーチをしていただく予定だが、これも最高!僕は直接聞けていないのだが、事前に資料をいただいて読んだ。もう、ゲラゲラ笑った。いや、笑っただけではなくて、もう感動する。絶対。まだまだ、参加できるので、ぜひ直接お聞きいただきたい。来週の月曜日。
 韓国の方の体験談は、新清寺から。私たちにとっては新鮮な内容で、ご信心の見つめ方をあらたにさせていただいた。質問コーナーでは、ディープな質問もあり、面白い質問もあり、内容の濃いものになったという。
 その後、交流助行へ。今回は4つのグループに別れて、日本語の出来る韓国の方に各グループに入っていただき、席主と身近に交流していただいた。どちらからといえば、教区内のご信者さんに幅広く声をかけず、お席主と親しく話をしていただこうという企画だった。御講師も随行して、撮影やらサポートをさせていただこうということだった。常に、ご信者さんを主役にするというのが妙深寺流ということだった。
 今回おさんけいされた韓国の方々は非常にご信心の強い方々ばかりで、こちらの人が有難いお折伏をいただけたと喜んでおられた。日本側がビビるくらい、と。妙深寺では、特に若いご信者さんのお席を選んでいたこともあると思うが、とても有意義だった。感想を聞くと、「お折伏に躊躇がなかった」ということで、「絶対におはからいいただくわよ!」とゼスチャーを交えて励まされという。お互いに励まし合い、学び合う姿勢。日本が教えるとか、本家とか、そんなことは関係ない。教弥実位弥下、ありがたい。
 森山さんのお宅では、ご主人が脳腫瘍から妙不可思議の現証の御利益をいただいたばかりなので、韓国のHA理事長も熱心にお話くださったという。三世代にわたる信行相続についても、その姿を見ていただこうということで、主旨が通じたと思う。韓国でも、若い人がご信心を相続していくために刺激になったと思う。
 夕方、お寺に戻ってきて、ギリギリまでお助行になってしまったのだが、一息つく間もなく、そのまま18時からガラスの間で歓迎会を行った。手作りの歓迎会。「オソーセヨ、妙深寺へ」と声を合わせて、杉崎さんの発案で演出された。電気を暗くしておいて、20名くらいの大合唱。みなさんに入ってきていただいて、「オソーセヨ、妙深寺へ!」の合唱の中、クラッカー。ほんと、手作り、まごころのご奉公。ありがたい。
 お食事は、これもご信者さんが持ち寄っていただいた。婦人会の大功労者であり大先輩の長谷川さんも、ひじきやきんぴらゴボウ、鮎の求肥、他にも、まごころ、手づくりのご供養。伝統的な家庭料理を楽しんでいただいた。そして、メインは、中華料理店を経営しておられた立石さんに腕をふるっていただいた。もう、本格的な中華で、前日から仕込んでいただき、当日は食べきれないくらいのお料理をご用意してくださった。しかも、最高の最高に美味しい!ほんと、美味しい!通っていたくらいなのだから。
 しかも、後日談だが、全員が食べられるようにとメインの料理を作ってくださった立石さんに、今回の材料費をお支払いしようとしたら、それらを全て含めてご有志させていただきたいと言ってくださり、本当に有難く、「いや、今回はお支払いさせてください」と申し上げたのだが、結局ご有志としてご奉公してくださった。
 歓迎会の看板も、局長が韓国に行った時の歓迎会で素晴らしい看板があったことを覚えておられ、それを是非妙深寺でもお返しに作らせていただこうと作ってくださった。デザインを御願いし、妙深寺のご信者さんである小島さんがプリントアウトして持ってきてくださった。ハングルがどうしても出ないということで、その部分はなんと手書きということだった。その他の装飾も、「手作り感で勝負しよう」ということで、まごころを込めたご奉公となった。ありがたーい。
 交流会では、司会者の杉崎さんのリードで、完璧な盛り上がり。はじめに局長が「釜山港に帰れ」と定番を歌い(本当は局長の18番は「みちのく一人旅」)、そこからは韓国の方々が次々にカラオケをリクエスト。全く日本のみんなが入る余地もなく、大盛り上がりだった。感激したのは「ブルー・ライト・ヨコハマ」を練習してきてくださった方がいたそうで、日本語をハングルでわざわざ書いてきてくださり、歌い上げてくれた。そのお気持ちにさらに盛り上がったという。
 HA理事長の息子さんもフリ付きで歌ってくださり、最後のトリは姜ご住職。みんなのリクエストに、ちょっと恥ずかしがっておられたようだが、押し切られて歌ってくださったという。松山千春の「恋」(せつなーい)。一同、本当に打ち解け合って、いい雰囲気で、最高の2時間だったという。
 高祖会の本番前、前日の夜に、このご奉公をしてくれる妙深寺、すごいなぁ。ありがたい、ご奉公してくださった方々、ありがとう。

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