今日は、明日と明後日の「開導会」の準備ご奉公。
朝、夏期参詣に引き続き準備ご奉公が行われて、御本尊さまの御塵払い、御尊像のおかとうお取り替えなどのお給仕、お道具のおみがき、お花のお飾り、ご信者みなさまは本堂のお掃除から全部屋のお掃除、境内地の草むしりまで、さまざまなご奉公に汗を流させていただいた。法深寺からはブラジルの鈴木英信師、学校から帰ってきたディリーパも、ご奉公に走り回ってくださっていた。
日曜日の第二座、第三座は、大阪・良風寺の藤本御導師に御唱導をいただく。どなたも、万難を排してお参詣いただきたい。土曜日は10時~、日曜日は9時半と11時から、それぞれ奉修される。家族で出掛ける予定、お仕事、いろいろな予定があると思うが、それでも「お寺にお参詣してから」と思って、お参詣していただきたい。
別個に書きたいくらいだが、ご信心で大切なのは「プライオリティー」だと思う。「優先順位」。昔から「御初穂のご信心」と教えていただくが、私はこの教えを分かりやすくお伝えしようとして、いつも「プライオリティー」「優先順位」とお伝えしている。普通なら、お寺にお参りするよりも自分のスケジュールを優先する。「わざわざ、なんでお寺に行かなきゃいけないんだ」というのが一般的な感覚だ。そこを、「いや、いろいろなスケジュールはあるけど、今日はお寺にお参詣させていただこう」と思い、それを行動に移すのがご信心であり、それでこそ「修行」になる。カルマが変わる。つまり、幸せの種まきだ。
何もせず、自分の中にある「優先順位」をそのままにしていて、幸せの種まきはできない。明日、明後日の開導会は、そういう分水嶺であり、いい種を蒔くためには最たるチャンス。8月13日まで行われている夏期参詣は、毎日。「この機会に、自分のライフスタイルの中にあるプライオリティーを変えてみる」と思っていただきたい。朝起きて→お寺。
普段の生活でも、「買い物のついでに、ご宝前のお花を」と思って買い物するのではなく、「ご宝前のお花を買いに行き、その後で食事の材料を買う」と思えたら、その功徳はとても大きいのですよ、と教えていただく。よく考えてみれば、当たり前のことだろう。「ついで」という部分に、自分の中の「プライオリティー」「優先順位」が見えるのだから。
いずれにしても、明日、明後日は、夏期参詣中の開導会。ぜひ、万難を排してお参詣していただきたい。お待ちしています。
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