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2009年8月30日日曜日

同時多発テロに遭遇して

今朝、ブラジルの5名、スリランカの2名、そして、水野龍三郎氏と息子さんが朝参詣。また、ブラジルから大和の法深寺で修行中の鈴木英信師、奥さんのエリカさんがお参詣と、国際的な妙深寺。そして、朝の御法門は、そのブラジルの鈴木英信師からいただいた。

御教歌、
夜も昼もお守りあるをうたごうな
われら凡夫のめには見えねど

み仏が、はっきりとお示しのように、ご信者みなさまを、諸天善神は、夜にも、昼にも、守ってくださいます。なぜ守ってくださるのか。それは、み仏の説かれた御法、教えを信じて、他の人までお伝えしようとする菩薩を目指しているから。ご信心を素直にしていれば、必ず、お守りくださいます。そのことを、しっかり信じて、疑わず、忘れてはいけないと、お教えくださいます。

ブラジルのモジダスクールゼスの中野さんは、あの9・11のニューヨークで起きた同志多発テロで、このことを実体験しました。あの時、中野さんは家族でニューヨークに観光旅行に行っていました。9月9日にはニューヨークの自由の女神像を見学して、10日にセントラルパークの博物館に行き、11日にワールドトレードセンターに行く予定でした。ところが、10日にセントラルパークに行くと、定休日だと分かりました。そして、予定を変更して、ワールドトレードセンターに行き、ニューヨークの街を見下ろし、そこでゆっくりと昼食を食べて、また市内を観光しました。それが、おはからい、現証でした。

夜ホテルに帰りましたが、翌日の早朝に飛行機がハイジャックされ、ワールドトレードセンターに2機がビルに突っ込みました。その様子をホテルのテレビで観たのです。スケジュールが、不思議と変更されなければ、あそこにいたのは中野さんたちでした。

中野さんは、モジダスクールゼスのお寺の事務局長をしています。家族もとてもしっかりご信心しています。こうして、しっかりご信心していたら、亡くなられた方には申し訳ないけれども、本当に不思議なことに、災難から、自然と、知らず知らずのうちに、守ってくださいます。導いてくださいます。ありがたいのです。

どうか、みなさまも、私たちの目には見えないし、本当か分からなくても、お守りあるを疑わず、今まで以上に、お守り、お導きがあるように、ご信心していただけますように。

ありがとうございます。

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