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2009年9月30日水曜日
孤軍奮闘。シンガポールでのお教化に
2009年9月29日火曜日
小さなハサミ
いま、セキュリティを通過したけど、いつも気になる小さなハサミの残骸。どう考えても鼻毛切りにしかならない小さなハサミも没収されてる。なんでかなぁ。テロリストなら、もう少し違うんじゃないかなぁと。
そんなことより、飛行機に乗ります。
空港に着くかな?
アベイさんが車で送ってくれていますが、ファンベルトなのか何なのか分かりませんが、エンジンの中からバタバタ、カチャカチャ、ボンボンと、すごいノイズがしてます。アベイさんは大丈夫と言ってるのですが、どう考えても相当深刻な音です。空港まで着くかな?心配です。
しかし、この車は「広宣流布カー」と呼ばれ、30万キロを超えて走っている強者です。メーターのほとんどが壊れていて当たり前のスリランカですから、きっと30万キロは遥かに超えてます。よくこれで走るなぁと思うほど、すごい状態です。
大丈夫みたいです。大丈夫とアベイさんが言ってますから。いま、さらにノイズは大きくなっていますが。ありがたい。
サウジアラビアでのお教化
2009年9月28日月曜日
スリランカのお塔婆
先ほど、ワリワッタ家への御本尊奉安のご奉公に伺っていました。若いご夫婦でした。幸せになろうと約束して結婚したのですが、身体の不調に苦しみ、仕事もうまくいかなくなり、悲しい日々が続いていたとのこと。そこに、インドゥラーニ女史が訪ねてきて、「あなた、何か苦しいことはない?」と言われ、自分が抱えてきたものを話しました。インドゥラーニ女史も、まだHBSに入信して6ヶ月。そんな初心の人が、この話を聞いてすぐにセンターへのお参詣を勧めました。そして、今日こうして御本尊の奉安。
お金が無くて、昼食のご供養が出来ないかもしれないと、若い妻であるタヌージャは心配だったといいます。でも、この「almsgiving(布施・供養)」だけは、何としてもさせていただきたいと決意して、今日を迎えたということでした。アベイさんも、そんな状態だからこそ功徳が積めるようにさせてもらいなさいとお話ししていたそうです。今日のお昼のご供養。ありがたくて、本当に、心が震えました。どうか、幸せになって欲しいです。
今は、御塔婆を浄書させていただいて、これから総回向です。
月曜日
9時半に出発。10時から日本大使館を訪問。その後、ホテルに移動してロビーで二組のご信者さんと面会や相談。また時間オーバー。急いでセンターに戻って、ご本尊とお戒壇をお供して、今は新しいメンバーの家に向かっています。今日、ご本尊を奉安させていただくことができるのを心から喜んでおられて、お昼のご供養を用意していただいているとのこと。ありがたいですね。目が回るようなスケジュールで、貴重な嬉しいご奉公。難しい話もありますから。とにかく、愚痴を言ってもはじまらない、まずは、明るく、楽しく、ご奉公させていただこうと、身をもって伝えなければならないと思っています。HBSらしいご奉公とは何か、伝えたいです。
いま、急ブレーキ!また、ぶつかりそうになったぁ。スリランカの運転は、本当にすごい。オチオチしてられません。油断できない。ありがたい。
2009年9月27日日曜日
タミルの挨拶 「ワナッカム」
日曜日のOKO、無事終了
遠くからのお参詣というので驚いたのは、昨日の夕方に寄らせていただいて、一座の口唱会を行ったマドゥカンダ・ワラニアのダラダービハーラからも多くのHBSのメンバーがお参詣していた。聞いてみると、あの時間から電車に飛び乗ってコロンボを目指したのだという。この御講のために。私たちも車で帰ってきてベッドに入ったのが2時を過ぎていたのだが、それ以上に過酷な状況でお参詣してくださっていたとは(汗)。ありがたいなぁ(涙)。
コロンボのセンター、御講の朝となると、お助行に通った方々の顔が見れてうれしい。朝のご供養もサーダニーが作ってくれたのだという。彼女自身が申し出て、今日は大切な試験だというのに、「試験のため御講にお参詣できないのですが、せめてご供養をと思いまして」と言っておられた。本当に有難いなぁ。サーダニーのことはブログでも書いたことがあるが、ゴールの親会場の御戒壇を、お父さまのご回向のために建立御有志された女性である。ご主人はスキューバダイビングのインストラクターで、この前は紅海からメールをくれた。それぞれ、とても献身的なご信者さん。
9時半からの御講席。開始前に、センターの中の、ありとあらゆる場所に人が座っておられた。青年会のディリーパやカスン、デュランが用意してくれて、今日はマイクとスピーカー、薄型テレビ、ガレージや中庭にもイスが配置されていた。子どもたちは、外に座るように言われていたのかな?大勢の子どもたちが、いっぱいお参詣してくれていた。
今回、小野山師にスピーチをしていただきたいと思い、彼に準備をしてくれるように頼んでいた。是非、こうした機会に、この御講で、こうしたご信者さんを前にして、お話をしていただきたいと思っていた。前回、清顕にもさせたのだが、本当に有難いご奉公になる。だから、今回は是非とも小野山師にしていただきたいと思っていた。
素晴らしいスピーチだった。英語も、本当に上手で、ビックリした。やはり、人は、場所と機会によって成長してゆくのだ。慣れが一番怖い。「みんな自分を知っている人たち」という中では、成長することが極めて難しい。リスクはあるが、外に出てご奉公させていただく中で、いろいろなことを身につけ、改良し、成長していける。批判があるかもしれないが、出て行くしかない。今回、小野山師に来てもらって、本当によかったと思う。ちょっと無理矢理誘ったかな(汗)。
小野山師は、8年前の草創期に福岡御導師の随行でスリランカを度々訪れ、ご奉公されていた。彼を知っているメンバーも多い。津波支援の時にも、清康師や清顕(当時は隆二くん)と一緒に、スリランカご奉公の先輩として活動くださった。今回、5年ぶりのスリランカ。彼は、以前のスリランカを知っている一人として、感激を言葉にしてくれていた。当時は親会場もなかった。それが、今では、こんなに大勢のお参詣があり、素晴らしい親会場も建立できた。本当に素晴らしい、と。彼の言葉によって、ご弘通が本当に進展したことを実感した。それにしても、英語、うまかった(汗)。
その後、今回の御講ミーティングの御法門。シニア・メンバーからのリクエストもあり、今回は少し厳しい御法門となった。というのは、理論的な御法門でも、エモーショナルなものでもなく、信心をする者の気をつけねばならぬ点、戒め、などについて。難しいことだ。
スリランカの方々は、本当に速やかに現証の御利益を感得する。昨日のセッションでも、そうだったのだが、初老の女性が「御本尊を奉安していただいてから、もう家の中がベネフィットで溢れている」と語り、青年が「ご信心をして半年ですが、信じられないような御利益をいただいて驚いています」と語る。それぞれ立ち上がって発表してくれるほどだ。
それはそれで有難い。しかし、「その後」について説いて欲しいというのだ。御利益が早いが、その後しっかり続くように、どっちの方向に行ったら良いのか、しっかりと教えてください、というものだった。いろいろな角度からお話をさせていただいた。ここで、今は書けないけど。とにかく、本当に有難い御講席だった。
2席とも、無事に御講が終了し、センターに帰ってきました。クタクタです。ちょっと、ボロボロです。30分の夕方のお看経も終わりました。これから、夕食。ミランダさんやご奉公者全員で一緒に食べます。本当に、有難いことです。
センターに戻れましたぁ
2009年9月26日土曜日
コロンボに向けて出発
そこからアヌラダープラまで戻り、ホテルで着替えて、いまようやくコロンボに向けて出発しました。19時。ここから6時間くらいかかります。無事にコロンボに着けたら、何時でもいい感じです。夜中の、スリランカの交通事情は、本当に怖いですから。
とにかく、今日という一日、特にキャンプでのご奉公が無事に終わり、みなさまの義援金をお届けする責任が果たせたので、もうほっこりしています。
ありがとうございます。
テント
70000世帯分のテント。想像を絶しました。井戸、下水溝、全て。男性も女性も子どもたちも、ここに生きています。あえて、言葉がありません。
難民キャンプ
今は、このエリアから、とりあえず出ます。
100%、LTTEが支配していた地域
実は、ここまでは、現地のガマゲさんも誰も入ったことがないとのこと。
検閲にて
検問、検問、検問
いま、一つ目の検問。車の下から荷物の中身まで、詳しく調べます。他の支援団体の車もあります。また、メールが通じなくなったので、ブログに送信できません。
シンハラとタミルの軍事境界線まで来ました。ここにスリランカ軍のキャンプがあり、この中で検閲を受けます。基地内は当たり前ですが撮影禁止。テロの標的にならないように。まだまだ臨戦態勢のように感じます。明らかに組織的な戦闘は終結したはずですが。
これから内戦中には軍事境界線とされていたラインを超えて、マナという地域に向けて走ります。
アベヤギリヤ
コロンボから離れて難民キャンプを訪れる前の中継地として、やはりアヌラダープラが選ばれていた。明日のための書類を手にして道を急いだが、アヌラダープラには日が暮れる頃の到着となってしまった。荷物を下ろして、一座の口唱会を行うためにアベヤギリヤ・ダゴバ(大塔)に向かった。
圧巻。夜の闇に浮かぶ姿。そして、天には幻想的な巨大なダゴバに降り注ぐかのように星が出ていた。三日月もこれを照らす。懐中御本尊を安置させていただいて口唱会を行ったが、何ともいえない気持ちになる。紀元前にワッタガーミニ・アバヤ王によって創設された当時は110メートルあったというのだから巨大さが分かるというもの。廃墟のように見えるが、今でも十分その偉容を誇っている。アベヤギリヤの住職とは三度目となる再会。突然の来訪と口唱会だったのだが、「部屋の中にいたら御題目の声が聞こえたので出てきたらあなただった。全て開けて待っていた」と言ってくれた。本当に、ありがたい。今後も、この大塔の研究と修復を含めて、ご協力をお願いした。
既に夜も遅くなっていて、明日が本番。視察をしてくれていたとはいえ、現地のメンバーも難民キャンプの中までは入れていないらしい。それはそうだ。政府の関係者ですら入ることが難しい場所。ガマゲさんの会社は週に2回キャンプに水を供給しているらしいが、それでもキャンプ内部には入っていないという。どんなことになるかは、明日、明日。とにかく、精一杯、ご奉公させていただきます。
2009年9月25日金曜日
書類
オフィスでそのサインと書類を待っている間に、責任者の方とディスカッション。瞑想と口唱の違いについて、ブッダと日蓮聖人の関係、悟りについてなど。
楽しい。前向きな質問で、こちらもワクワクする。
北部へ出発
スリランカの朝は
朝は6時半から朝参詣。ありがたいことに、遠くからお参詣の方々がいます。また、朝の私たちの御供養のために、今朝はウィッカラマシンハさんの奥さんがご奉公してくださっています。彼女のご主人は心臓病を患っていて、日本でもご祈願していました。今朝も、朝のお看経の中で言上させていただいたところでした。交代でご奉公くださり、日本でも海外でも、いつも婦人会の方々にお給仕していただいていることを痛感します。
今回のスリランカは小野山淳鷲師と兼子清顕師が一緒です。怖いものはありません。ありがたいです。
2009年9月24日木曜日
モルジブのマーレ
これから1時間くらいして、モルジブで保養した人たちを乗せてコロンボへ向けて離陸するはず。機内にカンヅメ。出てはいけないらしい。そのかわり機内で携帯使い放題。みなさん、電話したり、メールみたりしてます。
とにかく、あと少し。
ナイロビの蜂
明日、13時20分のフライト。最近、日本からスリランカへのフライトは乗り継ぎが悪くなってしまって、どうしても上手に組めない。バンコクやシンガポールで10時間も待ったりする。あるいは、香港などに「各駅停車」のように経由していくものとか。今回は、トラベルサライの方が考えに考えてくださって、スリランカ航空を選んだ。マーレ経由で、長時間ギューギュー詰めになるが仕方ない。また、マーレ(モルジブ)で日本からの観光客がどっさり下りる。そして、僕たちは機内に取り残され、殺虫剤のようなものをまかれる(笑)。ま、どうでもいいけど。
とにかく、準備しよう。御法門は、やっと秋季総回向の御法門が出来たところだから、そんなに早く頭が切り替えられない。難民キャンプで会う子どもたちやご家族は、全員タミル人ということだったが、仏教のことをどのように思っているのか知りたい。タミル対シンハラという構図は、ヒンドゥー教徒対仏教徒という構図として捉えられる。そこで、私が行き、お話をする。彼らの心に届くように、お話ししたい。
先日、「ナイロビの蜂」という映画を見た。素晴らしい、というか、とても心に残った。事前になんの広告も案内も見ていなかったので、映画がはじまった最初はドキドキして、なにか、現代っぽい男女関係を描いたものかなぁ、とガッカリしていたのだが、そうではなかった。なんとも言えない気持ちになった。頑張ろう。
2009年9月23日水曜日
平成21年度 秋季総回向
問、日蓮が法門は第三の法門也。世間の学者、夢にも知らざる法門也と仰せらるると、御抄を出して、拝見せさせ給ひしかども、どうも疑ひ、はれ難く候。此の御抄に、疑ひを起こさば、堕獄はもとより、現に御利益も、頂かれず候。わかり易く、御指南、給はるべく候。
答、ごもっともに候。我も、已前は、さやうに存じて、どうも、当世の御能化方の仰らるるように、題目口唱より、一経読誦の方、はるかに、功徳の勝るると存じ候ところが、大いなる習ひ損じにて候也。そは、御開山の御指南にて、さわりとかわり候也。
今の時は、上行所伝の御題目の五字ばかりより、下種の法とては、更に無く候。口唱信行より、外に利益を蒙る道は、更に無く候。これ如来の御使より、外に知る人無く候。かく心得て、口唱するが、第三の法門にて候也」
「演技性人格障害」「自己愛性人格障害」
見極めることが非常に難しい面もあるが、現代では一方的に増加傾向にあると言われ、それぞれ「宗教に走ることが多々ある」などと不本意なレッテルを貼られているために、私たちはこうした状況と、真剣に向き合う必要があると思う。
様々なサイトで簡単に調べることができるが、主だったことを書いてみると。
アメリカ精神医学会が作成した「精神障害の統計・診断マニュアル」によると、演技性人格障害の診断基準は以下のようなもの。
演技性人格障害は、『不安定な対人関係と衝動的な行動』を特徴とする人格障害のクラスターB群に分類される。アメリカの疫学的調査によると、演技性人格障害の発症率は人口の1.0~3.0%と見られている。演技性人格障害(Histrionic Personality Disorder)の診断基準では、過度に情緒的で、度を越して人の注意を引こうとする行動の広範な様式で、成人期早期までに始まり、種々の状況で明らかになる。以下のうち5つ(またはそれ以上)で診断される。
1. 自分が注目の的になっていない状況では楽しくない。
2. 他者との交流は、しばしば不適切なほどに性的に誘惑的な、または、挑発的な行動によって特徴づけられる。
3. 浅薄ですばやく変化する感情表出を示す。
4. 自分への関心を引くために絶えず身体的外見を用いる。
5. 過度に印象的だが内容のない話し方をする。
6. 自己演技化、芝居がかった態度、誇張した感情表現を示す。
7. 被暗示的、つまり他人または環境の影響を受けやすい。
8. 対人関係を実際以上に親密なものとみなす。
同じく、アメリカ精神医学会のDSM-IVによると「自己愛性人格障害」の特徴を次のように簡単に説明している。
自分を愛するという行為は健全な心の発達のために必要だが、それが病的に肥大化して自分に対する誇大感を持つようになると、それが「自己愛人格障害」と呼ばれるものになる。この人は、健全な人のように、ありのままの自分を愛することができない。以下、紹介される特徴。
1.ご都合主義的な白昼夢に耽る。
2.自分のことにしか関心がない。
3.高慢で横柄な態度。特別な人間であると思っている。
4.自分は特別な人間にしか理解されないと思っている。
5.冷淡で、他人を利用しようとする。
6.批判に対して過剰に反応する。
7.虚栄心から、嘘をつきやすい。
8.有名人の追っかけ。
9.宗教の熱烈な信者。
この最後の「宗教の熱烈な信者」というのは心外。「宗教」すら、こうした状況に陥った人には、自己を肯定し、他よりも優越感を得るための「道具」になってしまうということだろうか。
開導聖人は、慢心を極めて厳しく戒められており、上行所伝の御題目を、名字即=口唱行として唱え重ね、「素直」「正直」な「初心」のご信心をさせていただくことで、絶対に、こうした苦しい人生を送っている方、悪循環に泣いている方(自分では何が悪くて、どうしたらいいのか分からない)をお救いできると教えてくださっている。
現実、数多くの方が、上行所伝の御題目のご信心によって、この状況から抜け出しておられる。「慢心甚だしければ乱心す」とは御指南だが、逆に素直正直なご信心をさせていただけば、必ずや現証の御利益をいただく。上記の、「演技性人格障害(Histrionic Personality Disorder)」や「自己愛性人格障害(Narcissistic Personality Disorder)」であったとしても。
私は、最近の精神医学界が人々の人格や症例に対して名前を付けていくだけの行為をしているのには違和感を感じている。そして、それらは名づけるだけで、明確な治療法が確立されないケースばかりだからだ。大枠で、自分を知り、その傾向を見て取るという一助にはなっても、その人が、繰り返している最悪の事態や人生から抜け出すための方法は提示されない。
よく聞かれる「境界性人格障害」も、対人関係、自己像、感情の不安定、および、著しい衝動性を特長とする人格障害と言われる。以下の5つの項目(あるいはそれ以上)に該当すると定義される。
1.見捨てられることを避けようとするなりふり構わない努力。
2.理想化とこき下ろしの両極端で揺れ動く不安定で激しい対人関係。
3.同一性障害(不安定な自己像または自己感)
4.自己を傷つける可能性のある、衝動的で2つ以上の領域にわたる行為。(浪費、性行為、物質乱用、無謀運転、むちゃ食いなど)
5.自殺の行動やそぶり、脅し、自傷行為の繰り返し。
6.気分反応性の感情不安定性(持続する強い不快気分、いらだち、不安)
7.慢性的な空虚感。
8.不適切で激しい怒りや、怒りの制御困難。
9.一過性、ストレス関連性の妄想様観念または重篤な解離性症状。
また、現実検討力は高いために共感性がある程度得られることから周囲が巻き込まれやすく、対人関係に過敏で他者の弱みを鋭く察知し突いてくることや、仕事上は非常に優れていて行動的というような状況依存性の達成能力があることもよく指摘される。
こうして、並び立てても分からないかもしれない。分からなくてもいい。しかし、大切なのは、自分を知ること。そして、立ち向かうこと。病院に行っても、対応に苦慮されるだけである。信心しかない。本当の、信心しかない。そう思えるか、思えないか。全てを武器にして、自己の優位性を保つことを繰り返してきたために、そこに至れないケースが多いが、何としても、そこを厳しいお折伏をいただいて、懺悔改良し、抜け出していくしかない。自分が一番苦しい。その人生では。必ず、お計らいはいただける。
昨今、この話題ばかり。このご奉公が、今後は本当に増えていくと思う。しかし、佛立信心であれば大丈夫だと、胸を張って言いたい。
2009年9月22日火曜日
日蓮が法門は第三の法門なりの事
うれしいな、久しぶり
夕方、ひろし君が新事業をスタートするという方々を連れてお参詣され、面会させていただいた。パワフルな方々で、胸が躍った。それぞれ奥さまやお子さままで連れてお参詣くださり、本当に有難い。ビジネスをする環境としては、まだまだ厳しい社会情勢の中で、人と人との絆を大切にして一歩一歩前に進めていただきたい。事業を一緒にする人たちが、お寺に集まってキックオフするなんて、なんて素敵だろう。最先端の分野での事業だが、必ず道を切り開いてくれると期待している。
私は、明日の総回向の前に御尊像の御塵払いのご奉公をさせていただいた。本堂では100本祈願中のお看経が続いていて、御題目の御声が響いていた。お看経を背にしながら、お祖師さまへのお給仕。慌ただしい時間が、まるで止まってしまったかのように感じる静謐な時間と空間。何ともいえない気持ちになる。
青少年の一座以降、参加した戸塚教区の佐藤さんから100本祈願リレーがはじまっている。佐藤さんは9月1日から100本祈願を開始された。今回は本当に厳しかったと仰っておられたが、それでも100本祈願を終える頃にはお教化ができていたのだからスゴイ。そして、佐藤さんに続いて、お教化子のOさんが100本祈願をスタート。このOさんは、まだご信心をされて1年にも満たないのに、今やお看経では他のご信者さんをしのいでしまうくらいすごい方。最大手の広告代理店に勤めておられて忙しいこと極まりないのに、とにかく御題目口唱の妙味を実感し、ずーっとお看経してくださる。本当に、ありがたい。また、上星川教区のKさんも、いつものように透き通るような声で100本気願をされておられた。
御塵払いを終えて本堂から階下へ。寺務所の前で若いご夫婦にご挨拶をして通り過ぎようとすると、「あれ?」「え?」「あぁー!」と。ヨウコちゃんだ。新婚で、お寺にお参詣して。まぁ、また綺麗になってぇ。ご主人も本当に「いい男」で、結婚の前からヨウコのことを頼んでいる。看護士として活躍しているヨウコ。二人は遠くに住んでいてなかなかお参詣できないが、仲良く暮らししているのが何より。そして、横浜に来たらお参詣。嬉しくて、「ちょっと、写真を撮らせてよ」と言って写メさせてもらった。
彼女が高校生の頃のことを思い出すと、今の幸せが夢のようだ。辛いこともあったけど、辛いことがあったからこそ、定業能転、つまり、彼女は本当に乗り越えたと思う。大人になったヨウコから丁寧にご挨拶を受けると、なんか気恥ずかしくなるが。久しぶりに会えて、うれしかったよ。しっかりした大人になった。二人で幸せになってください。お参詣、ありがとうございました。
さ、御法門、御法門。
2009年9月21日月曜日
『生きたお寺がある』
妙深寺報 9月号
伝えたい
2009年9月20日日曜日
御講はこんな感じ
あたたかい御講の風景を載せたくてアップしました。
明日は結婚式
午後は、この方も20代前半から一緒にご奉公させていただいた大好きなお祖母さまのお席。かわいいんですよ、みなさん。若い頃の受持教区です。この方のお孫さんは知る人ぞ知る大女優。というか、受持の頃はかわいい普通の女の子だったんですが。でも、やっぱり輝いてたかなぁ。大河ドラマやトレンディドラマでも大活躍しておられます。お祖母さんの応援があるから、これからも活躍するのは間違いないですね。
明日は、結婚式。もう移動中です。