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2009年11月30日月曜日

長男とのやくそく

 長男の学校からメールが来た。
 昨日、宿題もしないでカードばかりをいじっていたので、ある約束をした。朋美ちゃんのご好意で部御講にお参詣させていただいて、とても良い子だと思っていたのだが、帰ってきてからカードを離さない。
 父親としては「ゲームしていい?」と聞くと、「いいよ」と答えるようにしている。何でもかんでも「ダメだ」「ダメ」と言いたくない。昨日も長男に話したのだが、「やりたい」と思うなら全部やったらいい。でも、その代わりに大切なことをしなかったり、後で誰かに嫌な思いをさせたりするなら、出来なくなるし、やったらダメだということになってしまう。全部、自分次第で、ゲームやりたければ勉強を先にやっとかないといけないし…。彼は、分かってくれたかな?
 昨日の夜、聞いてみると明日試験があるとのこと。宿題も試験の勉強もせずにカードを揃えたり、ゲームばかりやっていたから、それで試験ができなかったら約束どおりカードは取り上げだ、と約束した。
 彼は、その言葉を守って、そのことばかり考えて学校に行ったようで、帰ってきたら書斎に入ってきて、涙ぐみながら言う。「90点だった(涙)。カード、取り上げちゃう?」と。もちろん、よくやったじゃないと誉めて、もう一度、僕たちのルールを伝えた。
 ご丁寧に、先生からもメールが届いた。長男は、簡単なミスをして90点だったことで泣き出したらしい。教室の中で動揺して…。そうだったのか。しっかり約束を覚えて、学校に行っていたんだな。試験のある前日は、しっかり勉強してくれたら、それでいいな。親が言うのではなく、彼自身がそう思ってくれたら嬉しい。
 先生からのメール、本当に嬉しい。丁寧に教えていただいて、ありがとうございます。
Dear Mr. Nagamatsu,
I just wanted to inform you that I am really pleased with your son's effort in Japanese class these past few weeks.
He has gotten 100% the last few times on his kanji test.
Today he made a really small mistake on his test and he was very upset about it.
I told him not to worry because I really see that he is trying his best!
Even after the test he worked hard and very quietly at his desk doing today's assignment.
He was very concerned that he was going to get in trouble so I hope you can do me a favor and praise him for his hard work and encourage him to keep doing the same.
Thank you Mr. Nagamatsu.
I really appreciate the effort that you and your family have been putting into supporting Alex.
Sincerely,

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