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2009年12月7日月曜日

サルヴァトーレ・クオモ

 眠いです。なかなか、昨日の夜は眠れませんでした。困ったものです。

 12月の御講が半分終了。今日、月曜日からは京都でのご奉公です。ブラジルではサンパウロの日教寺で幹部会が行われているであろうし、スリランカでも福岡御導師と石川建信師が来られる準備で慌ただしくご奉公くださっていると思います。世界各地で、佛立菩薩がご奉公くださっていることが嬉しいですね。

 それはそうと、今月の御講で素敵な歌を聞かせてくれました。神港教区の御講、高島さんからのお話しでした。11月、大阪の良風寺に横浜の妙深寺のご信者さん約40名がお参詣をさせていただきました。まず、京都に入り、国立博物館で開催されていた「日蓮と法華の名宝展」を見学。その後、夜は京都で会食し、大阪の良風寺にお参詣されたのでした。

 実は、高島さんは日曜日にどうしても外せない予定が入っており、良風寺にはお参詣できなかったとのことでした。しかし、日蓮展に行こうと思って新幹線で京都駅に到着したところ、団参の皆さんとお会いしたと。そして、そのまま合流されたとのこと。夕食も一緒に食べていただいたということでしたが、ここで飲まれた白いワインがとても美味しかったと(笑)。そういうことを、ご披露してくださいました。ですから、出来上がった歌が下記のようになったと言っておられました(笑)。

 「京の夜 日蓮展と白ワイン」

 御講席、みんなで和気藹々、楽しく過ごしました。しかし、この「白ワイン」にも不思議な御縁があります。ある日、深要師が団参についてお話になっているのを何気なく聞いていたら、「サルヴァトーレ・クオモ」という言葉が飛び込んできたのです。「え?サルヴァトーレ???」とビックリしました。なんでサルヴァトーレの名前が出てくるんだろう、しかも、あの(笑)、深要師です(笑)。

 「サルヴァトーレ・クオモ」というのはイタリア人のシェフで、全国に、いや中国にもまでイタリアン・レストランを展開している今一番乗っている押しも押されもしない人物です。日本には関東、中部、関西に店舗があり、すごい。そのレストランの名前?人の名前を、まさか深要師の口から聞くとは思っていなかったのです。

 「ねぇ、深要師、いまサルヴァトーレ・クオモと言いましたよね?なに?どうしたの?」と聞くと、「え?あぁ、今度の団参の夕食の場所です。選んでくれたのが、京都の伊勢丹の上にあるそうですね」と答えてくれました。ビックリ、驚き、本当に。

 サルヴァトーレ・クオモ氏とは、私が仕事をしている期間にお会いしました。今では妙深寺のご信者としてお参詣くださっているI氏と番組を制作させていただいている時、イタリアン・レシピのコーナーをしていただいており、一緒に沖縄にも行ったのを思い出します。忘れられないのは、マツモトキヨシのご子息をお連れして大きなイベントの説明を行ったのもサルヴァトーレのレストランでした。社会に出ていた期間の、I氏やひろし君との思い出が詰まっていました。突然、この名前をお寺で聞き、しかも、大切な妙深寺のご信者さんがサルヴァトーレ・クオモに行く、そこで食事をされる、何という御縁だろう、と驚いたのです。

 早速、ひろし君に連絡しました。ひろし君からサルヴァトーレのお店に連絡をしてくださり、そのお店側が好意で用意してくれたのが、高島さんが歌にしてくださった「白ワイン」だったのです。高島さん曰く、「もう美味しくて、美味しくて、今まで飲んだ白ワインの中で、本当にはじめて、こんなに美味しいの飲んだことないっていうくらいでした」とのこと。高島さんはイタリアにも行ったことがある方なのに、こんな風に言ってくれるなんて、本当にうれしいですね。

 御縁は、不思議です。いろいろな方との御縁が、いま生きて、目の前に。ご信者の皆さまにお喜びいただけて、本当に嬉しい。いま、こうした御縁が、私を助けてくれていることに、本当に感謝しています。ありがとうございます。

 そう、ちなみに、高島さんから「ご住職御用達のイタリアン・レストラン」とありましたが、私はこんなに成功してからレストランに行ったことはありません。ましてや、残念ながら京都の伊勢丹にあるレストランなどに行ったことはありませんでした。別の友人の富士山溶岩浴のお店が三条木屋町に開店し、その近くに開店したサルヴァトーレのピザのお店が開店したので、寄らせていただいたことはありますが。

 とにかく、嬉しいです。ひろし君やIさんのおかげです。本当に、素晴らしく美味しかったようで、よかった。つくづく、私は、人生で一番大切なのは「目的」だと思います。ご信心をしている者は、「ご弘通のため」という思いがあれば、どんな仕事でも、不思議な御縁をいただいてゆくと確信しています。一生ものの御縁が、ご弘通を志している者だからこそ、御法さまからのサインをいただいて、道が開けていったり、素晴らしい人と出会えたりする。お仕事をしている「目的」はなにか、よく考えてみる必要があると思います。一度、試しにでも良いので、「ご弘通のため」と考えてみてもらいたいです。突如、サインが現れてくるはずです。

 ありがとうございます。

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