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2010年4月23日金曜日

目を開いてほしい

目を開いて欲しい。あなたはまだ目を閉じたまま。見えてない。分かってない。

そのままじゃだめだ。そのままじゃもったいない。孤独、さみしい。空虚、むなしい。

ごまかし、ごまかし、なんとかこなしてるだけ。このゲームは途中で降りられない。でも、ずっと降りる場所を探してる。

ファンデーションのように、本当のことを、真実を、正直な気持ちを、塗って、覆って、隠している。早く自然になりたい。いや自然体なんて、いつが自然体だった?自然体の自分、忘れたかも。世界や宇宙の自然な状態、知らないかも。

頑張ってバランスを取ってる。いやバランスを取ってると思いこませてる。蓄積と発散。緊張と解放。

ストレスを重ねて、ストレスに耐えて数10万を手にする。そして、ストレスを理由に、エステやマッサージや整体、サプリや化粧品や飲み物、食べ物、酒代や散財。手にした以上に毎月消えていく。これからも、きっと、こういうサイクルの人生。

なんのために。楽しいことも、つらいことも、人生にはいろいろあるけど、では、結局みんな何のために、この貴重な生命とかけがえのない時間を使っているの?考えない方がいい?見えたら落ち込むから、見ない方がいい?また、誤魔化す?音楽でも聴くか!どっか出かけるか!

いや、それが、生きるという問題から目を背けていつということです。それが、逃げてるということ。

一度くらい、確かなガイドさんと一緒に、自分の人生のトンネルの中に探険に行ったらいい。

一人じゃ怖い。変なガイドでは迷って出られなくなる。だけど、生きているのに、自分の人生なのに、まだ一度も自分の人生を見たことがないという人がたくさんいる。もったいない。見えてない。

生まれてから何十年も経つのに、今回のこの顔や身体を何十年も使っているのに、分からないことや使えていないこと、メンテナンスしていない部分ばかりです。何十年も自分の身体で、洗ったことがない場所があるなんて、恥ずかしいし、情けない。同じです。

とにかく、目を開いて欲しい。きっと、御仏は、そう思っておられます。祖師は「開目抄」を著されて、タイトルのように「目を開きなさい」と仰せになりました。

一度、ゆっくり話を聞かせてください。メールでもかまわないから。自分の人生だから。一度、ガイドさんと一緒に、目を開いて、ゆっくり見てみた方がいい。

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