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2010年6月30日水曜日

明日から

青い空と、瑞々しい水田。やっぱり、いいですね。

明日から7月です。冷夏が心配されていましたが、新田を見て少し安心しました。

明日は10時から月始ご修行総講です。夏期参詣、関東の新盆のご回向、開導会もある7月。また、内容の濃い1ヶ月になります。毎月、晩年に生涯を振り返って、「あの時は〜」と鮮明に思い出せるように過ごしたいと思っています。肩に力を入れ過ぎているつもりはありませんが、不注意や懈怠は本当に勿体無いと思います。

とにかく、明日から7月です。暑い夏です。よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。

朝は来る

昨日のお助行は、約10時間近く続けられていたと思います。

病院に入ったら、薬漬けにされるだけの状態。よく、みんなでお助行くださった。ありがとうございます。

とにかく、久しぶりに眠れたそうで、これだけでも大変な現証の御利益です。今朝は、昨日とは全く違う。すごいことです。本当に、遅くまでお助行くださった方々には、感謝しかありません。

まだまだこれから。永遠に続くかのように感じた夜でしたが、やはり朝は来る。有難いことです。

夜明けは近い。頑張るしかない。

ずっと

続けられている、お助行。ご法門台をずらして、本人はご宝前の正面に座り、周りから助行者が支えてくださっています。

2010年6月29日火曜日

お助行

横浜、妙深寺の本堂で、極めて大切なお助行が続けられています。

お願いします。どうか。

南無妙法蓮華経。

ただより怖いものはない?

iPhoneやiPadで、無料で読める新聞があった。それが「産經新聞」。

docomoの携帯電話でも、無料のニュースを読ませてもらっていた。そこにも、やはり産經新聞の記事、産經抄などが重きを占めていたように思います。

さて、なぜ無料なのでしょう。それは、記事を読んでいると、うっすら感じます
。極端で、いわゆる保守を自認する人の論調な並んでいることで、これを無料にしている意図や背景が浮かぶように思います。

日本古来の文化や伝統を守るという考え方に異を唱える人などいません。今の保守が、ただの内向的な島国根性になっているのが問題で、むしろそれは亡国の道を歩むことになりかねないと、懸念します。

ただより怖いものはない。この新聞を、iPhoneやiPadを使う、次世代の日本を担う人々が読んでいると思うと、複雑な心境です。

2010年6月28日月曜日

精神力と集中力

昨日は、本当にひどい誤審ばかりあったようです。

「我々には、自身に過失のない誤りを乗り越えるだけの精神力と集中力が欠けていた」

メキシコのアギーレ監督。哀しい言葉です。誤審を前提に試合をしなければならないなんて。皮肉です。

ジャック坂崎氏の著書「フェアプレイ〜ワールドカップを売った日系人〜」を一読すると違う見方になります。

暴動

理不尽なことを質す、糾す、正すことが、法華経本門の、能動的、仏教徒。

ワールドカップ、イングランド対ドイツ。また、完全におかしなジャッジ。国をかけ、人生をかけ、スポンサーから巨額の費用を預かりながら、またミスジャッジ。このスポーツは異常じゃないかな?見る価値あるか?

単純に考えて、審判増やしたら?無理かな、南米ではイカサマなジャッジが明らかになって、暴動が起きて国と国の戦争になりそうになったくらいだから。

もう、こんなジャッジでは、つまらないな。悲しいな。スポンサーのためのビジネスではなく、ビジネスや他の事情のためのスポーツになってるなら、熱狂してるのもアホらしく見える。

審判増やせ。ビデオジャッジシステムか、何かを講じて、誤審を是正せよ。阿呆らしい。

また、今回のワールドカップにCASTROLがスポンサーのボードを出しているけど、オイルメジャーのBPのブランドじゃないか。BPは、今はメキシコ湾での史上最悪最大の原油流出事故の解決に当たる、全人類学的な使命があるはずなのに。何かが、おかしいなぁ。

よく、暴動が起きないなぁ。インチキやイカサマ、騙されたりすれば、人はみんな怒るのに、仕掛けが大きいと、おとなしい。

2010年6月27日日曜日

妙蓮寺物語

第二部ではスクリーンを利用して、記念すべき寺号公称の際に制作した「妙蓮寺物語」という映像を見せていただきました。

草創期から今日に至るまでの歴史と、そこでご奉公くださった方々を、写真やインタビューで丁寧に紹介されていました。素晴らしい映像でした。

寺号公称が成った妙蓮寺。草創期からご奉公くださってきた97才の老婦人のお言葉は、永遠に妙蓮寺教講の胸に刻まれるべきお言葉でした。本物中の本物のご信者のお言葉でした。

「木更津別院が寺号公称して、妙蓮寺というお寺になりました」という言葉に、「本寺の唱題寺のように、しっかりしたお寺にならなければ」と仰せになり、「そのためには何が必要ですか?」という問いかけに、ハッキリと、ほとんど間髪入れず、「異体同心」とお答えになっておられました。97才のお祖母さまが、です。

「異体同心だよ。そっぽ向いてる人が一人でもいたらダメ。そういう人がいたら、またしっかりご宝前にお願いして、心を一つにすること」

本当に、大切なご法門をいただいた思いです。ありがとうございます。本物です。重いです、本当に。

なかなか、自分でお寺を建てられたような、大功労者のご信者さんが、こうした心境でご奉公くださることは、残念ながら、難しい。気負ったり、我が出たり、します。しかし、この方は、若い、少しイケイケ過ぎるご住職と共に、異体同心を説いて、ご奉公された。見習わなければなりません。

竹村ご住職も、信心第一で、嘘偽りがなく、苦労も厭わない、真っ直ぐの、本物の教務だから、本物同士は、分かりますよね。偽物と偽物じゃあ、何をつくろっても、あきません。根っこから、改良しないと。

この97才のご信者さまは、先月の5月27日に寂光へ帰られたのだと、最後のご挨拶で竹村ご住職が教えてくださいました。涙が出ました。寺号公称を見届けて、次の世代の者に「異体同心であれ!」とメッセージを残されて、本当に素晴らしいご帰寂です。

しかも、驚くべきことに、今日は6月27日。そのお方が帰寂されてから、丸一ヶ月後の、ご命日の日。偶然はありません。本当に、有難いメッセージだと思います。

妙蓮寺物語。ありがとうございます。

フラ

明るい、あたたかいお寺づくり。

妙蓮寺のフラチーム。有志の方々で、フラダンスを観せてくださいました。素敵でしたぁ。みんな、楽しそうでした。

婦人会の方が中心ですが、
16才の遥ちゃんをはじめ青薫会からも2名入っているとか。とにかく、一つ。

ありがとうございます。

妙蓮寺歌とオペラ

50年以上、オペラをやっておられる石川実和子さんが、「妙蓮寺歌」を作ってくださったそうです。

お看経中に歌詞とメロディが浮かんできたとのこと。

見事な歌声でご披露くださいました。

続けてオペラも一曲歌ってくださりましたが、感動でした。

ありがとうございます。

こうでなければ

奇跡のお寺、木更津の妙蓮寺。すごい。

第二部として、会場を移してご供養をいただきました。子供たち、婦人会さん、壮年会、まさに老若男女のお寺の方々が、全員でご奉公くださいました。

寒夏参詣も平均25名くらい、お会式も50名くらいだった別院が、竹村ご住職と久美子奥さまを先頭に、ご信者方が一つになって奇跡の発展を遂げておられます。

寒夏参詣は平均60名、77名の日もあったとか。これは本当にすごいことなのです。お会式も111名にまでお参詣が増えて。

第二部で、ご信者方のお顔を見ていて、本当に笑顔が多く、全世代のご信者さんが一つになっているのを実感しました。

もちろん、たくさんの、いばらの道を乗り越えて、ここまで来た、あたたかい、菩薩の笑顔に溢れるお寺にしようと、覚悟して、お折伏をお互いに重ねて、話し合って、話し合って、ご宝前におすがりして、ここまで来た、と。

だから、すごい。近くで、拝見してきて、そのご奉公の軌跡を振り返ると、ずっと後ろに下がることなく、佛立教務の覚悟で、踏ん張ってご奉公されてきた竹村ご住職に頭が下がります。そして、誰より久美子奥さまが、すごい。

遥、本当に青薫会を立ち上げて、今や妙深寺よりも子どもたちの人数も多い(汗)、パワーがある。遥、すごい、

青薫会からの素敵な歌とダンス、世界の旗も用意してくれて、本当に感動しました。

この、一体感が、有難い。こうでなければ、佛立ではありませんね。ご弘通で競わないと、ご弘通の実績がないて、異体同心でないと、佛立ではない。

ありがとうございます。勉強になりました。

涙しました。

素晴らしい開導会になりました。中(あたり)さんの脳腫瘍からのご利益には、涙が溢れました。

ご住職のご宝前、御控の間で拝見させていただきましたが、本当に見事で素敵。綺麗な、美しい、志の篤い御戒壇。竹村ご住職のご信心です。

ありがとうございます。

木更津へ

木更津へ向かっています。

鶴見つばさ大橋。横浜ベイブリッジの次に掛かっている綺麗な橋です。

湾岸線から東京湾アクアラインを通ります。木更津は、横浜から東京湾をはさんだ対岸。

頑張って、ご奉公させていただきます。

実は、

いま、原稿がひと段落。

実は、昨夕17時の期限に、原稿が間に合わなかったのでした(涙)。いや、私の原稿だけではありませんが。


そして、結局こんな時間に(汗)。参りました。でも、とにかく書き終わってよかった。ありがたい。

明日は、木更津の妙蓮寺で開導会のご奉公です。団参の方々は8時前に出発、わたしは8時半。頑張るしかない。

ありがとうございます。

かけがえのない

午前中、評議委員会が開催されました。妙深寺の全教区の代表の方々にお集りいただいて、大切な会議も無事に終了いたしました。ありがとうございます。

会議の最中、窓の外で施設部の方々が丁寧に境内の木々の剪定をしてくださっていました。評議委員会のご奉公も、法城を綺麗に護持するご奉公も、どちらもかけがえのないご奉公であり、かけがえのない妙深寺が誇る大切なご信者さま、菩薩方です。

ガラスの間での会議でしたから、会議室の中で真剣な議論を行う方々と、外で汗する施設部の方々がはっきり見えて、あぁ、かけがえのない、どちらも妙深寺の宝物のような方々だ、と一人で感激していました。

手入れのととのった境内の木々は、キラキラと輝いて、生命を謳歌させているように見えます。

また、会議終了後、評議委員の方々に、昼食のご供養を出していただきました。この昼食は、婦人会のみのり会の皆さまによる、愛情たっぷり手作りレシピ。本当に、どなたも、かけがえないです。

午後、会議に評議委員として出ておられた松本さんが、そのまま境内で木を運んでおられました。そう、松本さんは施設部として、そのままご奉公くださっていました。さらに、さらに、夜も、総務部門の皆さまは、ガラスの間でご奉公くださっていました。本当に、言葉が見つからないほど、有難く思います。

弘通部門も、ずっとご奉公くださっていました。ガールスカウトは妙深寺にお泊りとのこと。

とにかく、どなたも、かけがえのない妙深寺の宝物、菩薩方です。

2010年6月26日土曜日

スマートフォンの発売ラッシュ

iphoneに変えてから1ヶ月になります。もちろん、iphone 4ではありません(涙)。ipadでもありません(涙)。


携帯電話の番号も新しくなりましたが、本当に便利で、参りました。これからは、この時代なのですね。本当に、恐ろしい扉が開いています。業態が変わってしまいます。電話と通信、通信とテレビ、それらとパソコン、という概念、デバイスそのものが変わってしまうでしょうね。

端末の開発もそうですが、料金体系なども大変革を迫られています。

私はSkypeを多用するようになりました。ワイヤレスのある環境ならiphone経由でSkypeを使えば、ほぼ国際電話は何時間話をしても月額固定費のみ。いろいろ制限はあるけど10ユーロで無制限。携帯にも転送してくれます。もちろん、Skype to Skypeなら無料。

こんなサービスがあちこちで立ち上がって、本当に携帯電話各社は大変です。分社化してきたNTTやdocomoは、対応できないのではないでしょうか?docomoは12月末に新たなサービスの発表をするらしい。でも、大丈夫かな?攻めに転じられるでしょうか。

とにかく、海外との電話、海外でのご奉公で、docomoを使っていると、驚くほど高額な請求になります。海外のプリペイド携帯を買った方が安い。ですから、上手にスマートフォンを使って、少しでも浄財を無駄にしないようにしたいです。

これから、いずれにしてもスマートフォンの発売ラッシュになります。着実に、そっちに進んでいきます。ソリューションの大変革が求められています。そして、自分は関係ないと思っていても、確実に大変革は起きてしまうのです。

怖いですね。

横浜国立大ホールへ

妙深寺報、出稿期限が今夕17時に迫っています。原稿、完全にギリギリの状態(涙)。

そんな寝不足の朝、眼を和ませてくれるのは、小さな箱庭の緑。ジャンビーノは既に鈴なりに実を付けています。朝顔たちも、日に日に伸びて、夏期参詣の始まる頃に咲き始めると思います。

よし、頑張ります。と、その前に、10時半から妙深寺の評議委員会です。とても大切な会議です。

平成24年6月10日、横浜国立大ホールを借り切って妙深寺単独5000名の大法要に向けて、ご奉公が進められてゆきます。

2010年6月25日金曜日

アナログがいい

ワールドカップ一色です。日本代表の決勝トーナメント進出は、歴史的な大偉業。仕方ないかな。

ビジネスのためのスポーツではなく、スポーツのためのビジネスであることを望みます。

それにしても、ワールドカップを観ていると、アナログのテレビが一番いいように思います。

我が家の地デジのテレビだって悪い訳ではありませんが、デジタルテレビってまだ商品化できないくらい速い動きに映像がついていけてないです。

その点、アナログはきれいでした。古い、小さなテレビですが、速いパスもカウンターも、バッチリ映し出します。すごい。

きっと、3Dテレビなどは不具合がたくさんあると思います。

これも、人々の暮らしを、豊かにするための商品ではなくて、ビジネスのための商品だから、おかしくなるのだと思います。

結局、アナログのテレビでワールドカップ。大画面でもないけど、綺麗でした。

ワールドカップに合わせてコマーシャルを打った政党。こういう本末転倒を、分かってるのかな。心配です。

『憚りながら』

『憚りながら』。すごい本ですね。

巨大宗教団体、政治団体。その実態を、闇の世界から明らかにしています。裏側を知り尽くした本人からの赤裸々な告白。証人喚問まで要求しているのですから、否定のしようがありません。

純粋な方々もいると思いますので、その方の未来を考えると恐ろしく、哀れです。しかし、そう言っているだけでは済みません。何とか、一人でも多くの方々に、目を覚ましていただかなければなりません。

選挙となれば800万票を集めるという団体の実態です。暴力団やこうした闇の活動によって、これだけの票を積み重ねてきたと考えれば、国家の危機です。

お祖師さま(日蓮聖人)は御妙判。
「かゝる日蓮を用ひぬるとも、あしくうやま(敬)はば国亡ぶべし。」

政治力や資金力を利用して、海外にも広く布教している団体ですから、もはや「悪く敬ったら、国が亡ぶ」では済みません。「世界が亡ぶ」ことになりかねない。

この本には、暴力が溢れていますから気分を悪くされる方もおられると思いますが、『憚りながら』、一読して世界中に伝えるべきことがあると思います。

圧力のために書店から消えているとも聞きますが、是非お読みいただきたいと思います。佛立とは、全く異なる価値観です。amazonで、買うのがいいかもしれません。

それにしても、暴力団の元組長だけではなく、過去の公明党委員長らが次々に告発本を出しているのは異常な事態です。矢野 絢也氏の著書「黒い手帖 創価学会「日本占領計画」の全記録」なども、壮絶な内容です。

世界各地に信徒を擁する宗教団体です。法華経とお祖師さまの教えをいただき、御題目を唱える宗旨です。「悪しく敬って」いることに、ほとんどの信徒が気づいていません。

その実態を知り、私たちの為すべきことにも気づかなければなりません。

御教歌
「わが店のはやらぬ故によその邪魔 むだに暮して棒を折る也」

常講歎読滅罪抄

マセド信徳師によるご法門、常講歎読滅罪抄の拝読。

毎晩8時に勉強会をして練習され、今朝、門祖総講にて立派にやり遂げました。

日本語、よくここまでうまくなった。ありがたいことです。

野村秋介氏

妙深寺の玄関にある大きな絵は、野村秋介氏から寄贈されたものです。

妙深寺の尼僧、妙清師は、長く死刑囚として収監されている方々に対して妙深寺が刊行していた「一実誌」を送付し、交流を続けていました。

当時、野村秋介氏はその刑務所に服役しており、氏は死刑囚の方を通じて妙清師と親交を深めてゆかれたのでした。

出所後、妙清師とのご縁を刻み、感謝の気持ちを形にしたいとのことで、壁一面にもなる絵画を寄贈くださったのです。

妙深寺は、日博上人の時代から死刑囚の方々への交流をはじめ、様々な社会活動を行ってきました。先住は、そうした歴史と妙清師の地道なご奉公を後世に伝えるため、寄贈の申し出を受けられ、本堂玄関正面に、大切に掛けさせていただくことにしたのです。

その後、ことあるごとに野村秋介氏は妙清師を訪ねて来られていたそうです。ただ、思想信条のために生きる野村秋介氏が本門のご信者となることは叶いませんでした。

残念ながら、氏は、朝日新聞社の社長室で自害するという、社会を揺るがす大事件によって生涯の幕を閉じられました。私たちも大変驚きましたが、先住はこの絵画を掲げ続けました。

今日、玄関の改良を検討しながら、久しぶりにこの絵を拝見して、ご因縁をご披露しておかなければならないと思いました。

妙清師は、すでに90才を越えられましたが、清和会が全員でお世話をしながら妙深寺の中で元気に過ごされています。

2010年6月24日木曜日

YOKOHAMAの

マセド信徳師を囲む。

YOKOHAMAを案内しながら、妙深寺の教務さん全員と清和会さんで歓送迎会。ありがとう、さようなら、また会おう、と。

明日、マセド信徳師は次のお寺に移動します。7月の開導会で再会を約束。

YOKOHAMAでの経験が、彼の今後のご奉公に役立てばと思います。

さて、ではYOKOHAMAの、キング・カズさんと何度も遭遇する場所にご案内します。

YOKOHAMAの。

末法の弘通、ここにあり 『お助行』

お助行こそ、悪世末法のご弘通の方法、ご弘通の要諦、コツ、ツボ、である、と。

「信要組長澤の日 堅信組 又柴田氏に此傅を語る 大に喜ぶ。

御看経助行には新教化の人をつれて行こと御弘通の利あり。
病者に我御利生を語る。我又御利生を見て信心増進す。われもあのやうに御苦労になりたることをわすれず。必ず御利生あり。末法の弘通こゝにあり。
助行にはつれてあるけよ新教化  現証を見て信心をます」(扇全18巻302頁:御看経助行にはの事)

本件について、石岡日養上人が、「日本第一の弘通家」と称されたお師匠さま・日歓上人のご教示を後世に伝えてくださっている。

「日歓上人は、大の弘通家でおありなされました。御弘通の器となれ、御弘通をせよ、御弘通の御奉公を忘れてはいけない、と。
信心で押倒せ、佛立は信心で人を助ける宗旨や、解にづってはいけない。教務の信心は信者の信心に負けてはいけない、御看経をたくさん頂け、キットお教化は出来る。お看経が減るとエゝ事がない、と。御自身、朝の中に一万遍のお看経をお上げになり、殊に晩年は十時間のお看経を頂かれた。

師匠によく仕えよ、キット結構になる。○○(おそらく講有だと思うのですが、読み取れませんでした)日教上人に身を以て仕えられ、為に日教上人は、「清歓は来たから安心ぢや」と仰言った由。師匠の御安心の行くように、心を尽し、身を労さる。
不自惜身命、一身を犠牲にして、御弘通遊ばさる。遂に当時の講有第三世日随上人より「日本第一の弘通家」とお賞めの詞を頂戴せらる。
本をよくせよ、もとを忘れるな、本山に尽せ。
弟子の躾けは非常に厳しく、行学、特に行の面に重点を注がれ、「弟子は叱り使い」やと体でご奉公することを教えらる。
信者にはやさしく、親切に信心を教えよ。信心さえ教え込んでおけば、後は仏祖のお計らいにお任せ申す。

信者に物をネダッてはいけない、欲張ってはいけない、情実を作るな。教務は信者の奴隷になってはいけない、折伏が出来なくなる。折伏が出来ず随他意に流れたら御利益が頂けない、御弘通が止まる。

謗法を軽く思ってはいけない、謗法をやかましく教えないと御弘通が止まって了う。
御宝前は叮嚀にお仕え申せ、御給仕をゾンザイにしてはいけない。御願い申せば、御返事こそないけれども、キット叶えて下さる。
御法の為のお金は、御宝前の物であるから大切に監督を厳重にせよ。教務もよく功徳を積ませて頂くように。
御法門は、会席料理の如く、手短かに、要領をつかんで、誰にもわかり易く、今日聴聞して、御利益を頂いて、明日はお礼に来るように拝む。
御助行は、教務が先頭に立って、役中を引っ張って歩く。御助行で信心を鍛え、御講へ詣って信心を整える。新教化のお助行をよくし、御利益を頂いたら、そこからお教化をすることを教えよ。
以上、そうすれば、キット御弘通は出来る。私のはナ、人から聞いた話ではない、皆な自分で、御指南通り実地にやってみて、骨身に染み付いているのだから間違いないからやって御覧、キット御弘通が出来るから、と承りました。
このお言葉は常に我が心の燈明となり、強く鞭打って下さいます。」

私たちのご信心も、鞭打たれる思いです。

清潤拝、

緑のカーテン

緑のカーテン、ほぼ完成です。すごく綺麗です。

去年から、色は緑、グリーン系の色が気になります。いま、とても必要な色、自分が欲している色がなのかもしれません。

お寺の玄関ロビーの改良についての打ち合わせも無事に終わりました。プロの目線で見ていただいています。

本堂とおなじように、光がたくさん入り、明るい、妙深寺らしい改良が出来たらと思います。緑のカーテン、光と木々や花々のコントラスト。

ありがとうございます。

リフォーム人生

今朝は10時過ぎからお客さま。

本堂の玄関を、もう少しだけ、はじめての方にも分かりやすく、お年寄りに優しく、傷みを修理しながら改良できないか、検討します。

清潤はリフォーム人生。きっと新しいモノは作れないんでしょうね(笑)。直して、治して、丁寧に使う。とにかく、それでいきます。

さ、打ち合わせを開始します。

2010年6月23日水曜日

お助行

今朝、横浜は雨が降っていました。梅雨ですね。

13時から柴山局長の奥さま、つまり韓国の姜御導師に嫁いだ睦子さんのお母さまが、脊柱管狭窄症の手術でした。三ツ沢教区の菅谷さんも手術ということで、本堂にいっぱいの方々と共にお助行させていただきました。

私は、15時から相模原の妙現寺でのご奉公があり、途中で失礼しました。

無事に手術が終わったとの連絡をいただきました。ありがとうございます。

佐久本さん、ありがとうございます。

2010年6月22日火曜日

真実の道を真実に

今日。貴重な一生の中で、二度とない一日。

御法さまの、恐ろしいほど綿密なご采配、冥の照覧、点と点が、音が聞こえるほど強い勢いで結ばれてゆくのです。

「近き現証を引きて、遠き信を取るべし」

お祖師さまの御妙判。私たち凡夫は、どうしても近くしか見れない。だから、因果の道理や冥の照覧も信じられない。

真面目にやってても意味がない、バレなきゃ大丈夫、と思う。死んだらオシマイ、今さえ良ければいい、楽しくやろう、と。

御法さまの存在を疑い、疑うから侮り、身勝手に振る舞うようになる。冥の照覧も、関係なくなる。

しかし、それは最も愚かな生き方で、良きは良く、悪いことは悪く、必ず報いを受けなければならない。すべての言動は、目には見えない「SEED(種)」なのだ。種次第で、実る物は異なる。当たり前のことだが、これが分からないで、後で自分が嘆くような種まきばかりしている人がいる。恐ろしく愚かだ。

宇宙誕生以来、真実は負けたことがない。負けたことがないのだから、安心して、真っ直ぐに行きてゆけばいい。しかし、それが凡夫にはなかなか難しい。

だから、目の前に顕れる現証のご利益を見て、その、凡夫の癖としては、信じ難い、フォローしにくい、従いにくい御法さまの教えを、信じる。それなら、信じることができるだろう、と。

そう、最近の現証のご利益は、凡夫の了見をはるかに超えている。ご信心以外の、例えば自然科学などでは、何も説明がつかない。これほどまで。

だから、信じられます、この尊い教えを。フォローできます、どうなろうとも。目先のことで一喜一憂する生き方から、いい種まきにシフトチェンジする。

すぐに芽は出ないかもしれないが、いつか、必ず、芽は出る。それを楽しみに生きる、それを楽しみに苦労を厭わない。

とにかく、いい種まきに励む。真実の道を真実に。

だから、清々しく、穏やかに、しかし、力強く、生きられます。

負けん気と、根気と、慈悲を抱いて。自屈で、上慢で、二乗心の者では、本化門下の不純物と言われてしまう。

とにかく、恐ろしいほどのご采配、現証のご利益に鳥肌が立ちます。やはり、御法さまは、生きてまします。見てまします。聞いてまします。

マセド信徳師、ビバ!

ブラジルから来ているマセド信徳師。3ヶ月間、日本で修行です。

今は横浜の妙深寺でご奉公。毎日、朝から夜中までご奉公に走り回っています。

ビシビシ鍛えています。今日は、みんなと一緒に修学塾の授業を受けています。
熱血授業、寝かせません(笑)。

清翔は寝言がすごいらしいです。マセド信徳師は、やはりワールドカップではブラジルの応援で熱くなっているそうです。

歴史の重みと、少年と。

今日は、横浜の開港記念会館で修学塾の授業があります。神奈川県、静岡県から御講師方が集まる勉強会です。

もうすぐ新横浜に着きますが、慌しくて頭がボーッとしてます。きちんと授業できるかな。

写真は、先日の京都での一枚です。京都の長松寺にて。歴史の重みを感じながら、麩屋町のご宝前に向かう少年。

ありがとうございます。

2010年6月21日月曜日

AKB48

 そういえば、最近、AKB48というアイドルグループが人気だと聞いていました。

 全く別世界の話だと思っていましたが、とても深いご縁がありました。昨夜、思い出しました。

 ありがたいです。頑張って欲しいです。

名古屋で会議

ありがとうございます。

大変ありがたいことに、私の予定に合わせていただくような形で、今日は名古屋に役員の方々にお集りいただき、会議をさせていただきます。

N社長の会社をお借りしています。N社長はさすが。社長室の、社長デスクの上に、棟上御本尊さまを堂々といただかれていました。ありがたい。

さ、会議。ハードな内容。

2010年6月20日日曜日

松鶴寺 開導会

梅雨の晴れ間。

無事に松鶴寺でのご奉公が終了いたしました。お子さん連れの若いご夫婦がたくさんお参詣されていました。すごい。また、ご奉公されているお姿を見ていて、皆さんの篤いご信心前が伝わってきました。ありがとうございます。

何とか精一杯ご奉公させていただいたつもりです。梅雨の晴れ間、御計らいをいただいて、本当に、ありがとうございました。

ただし、自己満足ではいけない。本当に、松鶴寺のご弘通の一助となるご奉公となったか否かは、今日お参詣くださった方々のこれからの信行ご奉公で決まります。申し訳ない。

来週の日曜日は木更津の妙蓮寺、再来週の日曜日は大阪の本泉寺でのご奉公となりますが、さらに信心を磨いてご奉公に当たらせていただきたいと思います。

ありがとうございました。

夢の中でも

昨晩、名古屋に入らせていただきました。清優師にわがままを言って、建國寺にもお参詣させていただくことができました。先住のご遷化から10年の節目です。感無量です。

その後は、松鶴寺の石川御導師ご夫妻、清優師、京都で一緒にご奉公させていただいてきた中浦氏と共に、ご供養をいただきました。

徹頭徹尾、ご弘通ご奉公のお話。本当に、有難く、勉強になりました。私は、夢の中でも、ずっと、ご奉公のお話の続きをしていたようです。

今日が本番。一宮・松鶴寺の開導会です。とにかく、精一杯、ご奉公させていただきます。

ありがとうございます。

2010年6月19日土曜日

My Daddy is,,,,,,

 長男が、学校から小さな箱を持って帰ってきた。

 今週末は父の日らしい。実際には分からない。そう聞いた。

 その小さな箱は、父の日に向けて学校で作ってくれたプレゼントだと言う。「あぁ、ありがとう」と言って、ちゃんと見ていたのか、いや、見ていなかったのだろう、そのままテーブルの上に置いたままにしてしまっていた。

 今日(もう、その小さな箱をもらってから時間が経ち過ぎているが)、御講席から戻ってきて、小さな箱、きっと鉛筆立てのようなものだと思うが、それを手にとって見た。

 「My Daddy is....」と表紙にある。「私のお父さんは、、、、」という意味。

 そこから、もう、涙が出るほど感動してしまって、うれしくて、うれしくて、家の中をウロウロしてしまった。あほや。でも、こんな風に、思ってくれていたのかな、嘘でも、うれしいな、と思った。

 忙しすぎて、一緒に過ごす時間も少ない。毎年のことながら、誕生日も一緒にいてやれない。一生懸命、父親に話をしたくて順番を待ってる。ご信者さんからの電話やメールをしていると、「少し待ってて」と後回しにしてしまう。そして、全部が終わって気づくと、もう寝てる。時間がない、かわいそうなことをしてる、と思っていたが(涙)。

 「My Daddy is....」。横を向けると、「Smart」、「賢い」ってこと?そう思っているの?そして、次が、「cool」、「クール」って、意味分かってるのかな。格好いい?嘘だろ?「髪の毛はどこにいったの?」「Hippopotamus(カバ)」と言って笑うじゃないか(汗)。でも、嘘でもうれしい。

 そして、最後に、「very best」と。「ムチャクチャ、最高」って。

 本当に、うれしかった。

 ありがとう。ごめんな。がんばるからね。ありがとう。

御講、63名。

素晴らしいお天気になりました。

今月最終の御講。63名のお参詣をいただきました。一軒の、お宅がご信者さんでいっぱいに。

一般の方は驚かれるかもしれませんが、本当に有難い、これぞ佛立です。

今日も、喜びが溢れ出る御講となりました。63名って、本当に、すごい。ありがとうございます。

ご信者さんが主役。お一人お一人、次から次へと、ご自身の思いや体験を発表くださいました。有難いです。

とにかく、ありがとうございます。

2010年6月18日金曜日

トリハダ スクープ映像100科ジテン

今夜、お時間のある方は、テレビ朝日系列で放送の「トリハダ スクープ映像100科ジテン」を、観ていただきたいと思います。

先日の御講席で、ご披露がありました。素晴らしい番組を作っておられます(涙)。お母さんが、「親ばかですけど、皆さん観てみてください」とご披露くださいました。

そのお母さんは、いつも温かくて大好きなので、私もご披露させていただきます。

ぜひ、ご覧ください。

ありがとうございます。

今夜は教幹会

横浜は、午後から雨が降り出しました。

梅雨ですね。境内の紫陽花が輝きを増しています。

今日は、御講も御総講もありません。今夜、19時からは教講幹部会(教幹会)です。4月から、新しくご奉公を受けてくださった方々がたくさんおられます。本当に、会議が活気に溢れていて、頼もしく、嬉しいです。

明日は、午前中に、今月最終の教区御講があり、お昼に嬉しいご面会をいただき、夕方には名古屋に向かわせていただきます。

日曜日は、一宮の松鶴寺にてご奉公させていただきます。緊張いたします。

小さな箱庭通信。なんと、もう手も届かないくらいに伸びました、ジャンビーノ。ゴーヤも追いかけています。朝顔も、裾野を丁寧に囲んでくれています。

ありがとうございます。

楽しい発見

リスとカブト虫とクワガタの話に、子どもたちは大興奮でした。

ずっと、リスを探して森を眺めています。そのくらい、横浜では見ない動物ということでしょうか。

子どもたちの楽しみが増えてよかったです。7月4日は長男の誕生日。しかし、いつもながら私は一緒にいてやれないので、普段の生活の中で、子どもたちと一緒に楽しい発見ができたら嬉しい。

命の森、ありがたいです。

ビッグニュース

今日、妙深寺の森にいた動物は、なんでしょう????

お住まいの地域によっては、全く珍しくないかもしれませんが、妙深寺の森に、なんと、なんと、「リス」がいたんです!!!

これは、もうすごい。すごいことなんです。「イタチじゃない?」「ハクビシンじゃないの?」ということを、何度も何度も確認しましたが、違う、間違いなく、何人もが見て、「リスです」と言い切る。かわいくウインクして、森の中を走り、木をスルスルっと上っていったそうです。かわいー。

どういうことだろう。子どもの頃から、この横浜のど真ん中で、野生のリスが住んでいるなんて、聞いたこともなければ見たこともない。もちろん、どこかのペットショップから持ってきたようなことでは困ります。だって、どんなにかわいい動物でも、生態系が一気に変わってしまいます。

時間をかけて、それが自然にゆっくりと、リスの住める場所になってきたのなら、うれしい。どんぐりも、たくさんあるし、虫もいっぱいいます。

今日は、クワガタのオスが2匹、メスが1匹いました。生き物が、バランス良く、戻ってきていると思います。手を入れず、見守ってる。そこに、リス。ありがたい。

僕も、ご挨拶できたらいいのだけど、まだ見たことはありません。ペットショップから来たリスじゃなければいいな(汗)。リスも、最近は食べ物が変わったでしょうね。ガーデニングをしているお宅の庭には、トマトや空豆や枝豆、ブルーベリーやゴーヤなどがたくさんなっているでしょうから(笑)。

これも、リスが活躍したら問題になるだろうけど(汗)。共存共栄は難しいのかな。

でも、とにかく、今日は、妙深寺はじめって以来の出来事です。ビックニュースでした。

ありがとうございます。

2010年6月17日木曜日

今日のお折伏 お助行はどうだ

6時半から朝参詣、10時から開導総講併せて婦人会教養会、昼間は原稿を書いて過ごして19時からは夜の住職御講。

今日は、一日中お助行について御法門をさせていただき、お助行について書かせていただいていたように思う。今月の教区御講は、残すところ一席となったが、ずっとお助行について拝見してきた。

とにかく、佛立信心の醍醐味は、お助行。お助行なくして御講なし。お助行で信心を鍛え、御講で信心を整える。それしかない。

そのお助行は、ご利益がいただけるという「確証」があるとか、「経験が豊富」だとか、そんなものは関係ない。とにかく、この本門の大法、上行所伝の御題目をいただいている以上、動くしかない。出るしかない。出れば、現証の御利益がある。

それを、つべこべ言って、動かずに、部屋の隅で本をめくっていても、何も起こらない。それは、佛立ではない、人助けではない、菩薩行ではない、不軽行ではない。

確証なし。経験無し。とんでもない問題、はじまっていらいの問題、大変な難題を抱えた人に出会う。その話を聞く。経験も確証もない。そこで、「えい、御題目しかない」と思って動くのだ。動くから、現証の御利益が顕れる。時に、お助行をしている自分自身が驚いてしまう。「なるほど、こうなるのか」と。その積み重ねが、末法のご奉公となる。

私は、そうだったし、「末法のご弘通、ここにあり」と開導聖人もお示しくださっている。

経験じゃない。動くこと。それしかない。

悪霊が憑いたという問題、精神的な疾患のこと、夫婦間の問題、脳挫傷などの事故、癌などの病気など、最近は経験豊富なように言われるが、そうではない。すべて、最初は、ドキドキ、ハラハラの中のご奉公だった。しかし、動けば動くほど、現証の御利益をいただいて、自分で驚きながら、今日までご奉公させていただいてきた。

今でこそ、「おくりびと」などと書いているが、本山から帰山したての頃は、何をどうして良いのかも分からなかった。先輩教務やご信者方は、本当に素晴らしい「おくりびと」だったが、一人きりになってしまった枕経での出来事は、今でも忘れられないご奉公になった。そこで、大きな現証の御利益を感得させていただいた。今日の御法門で二回もお話したから、もう疲れて書く気力がないが(涙)。

動くこと。

清顕がまだ隆二だった頃。お祖父さまの行方不明の連絡が入った0時前。やはり、その時もお寺を飛び出して清顕の家に向かった。県下の警察にも病院にも連絡をして見つからない高齢のお祖父さま。お助行に向かうのに、何の確証も経験もあるわけがない。とにかく、「行く」ということしかない。

行って、お看経をさせていただく。見つかるか、見つからないか、それは分からない。ただ、御法さまにお縋りするだけ。そして、お縋りした涙のお看経の後、その直後、あり得ない妙不可思議なタイミングで、お祖父さまは見つかった。見つけたのは、一緒にお看経した隆二君だった。隆二君は、お助行直後にフラフラと歩き出して、お祖父ちゃんを見つけたのだった。今でも、誰も分からない、不思議な行動と出来事。御法さまのお力としか思えない。そして、隆二君は、青山学院大学を卒業する前に出家得度を決めて、お寺に入った。

お助行。お助行に行く前に、確証のある者、経験に裏打ちされて自信に満ちている者もいない。いたとしても、ほんの一握りだ。そんな、下手が名人の真似をするようなことはしなくていい。最初から、そんなこと「考えていても」、意味がないと思う。

これまでのご奉公経験の中で、確信を持って言えることは、ただ一つ。動くこと。御法さまを信じて、御題目をいただいている私たちが、とにかく、動くことしかない。動くから、出る。現証が出る。間違っていたら、間違っているなりに、出る。間違っているか、間違っていないか、など、苦悩する人を前にして、本を開くな、考え込むな。御題目だけを信じて、手にして、出て行け。
お助行はしているのか。そのお助行は、どんなお助行か。お助行には、誰と行っているか。誰を連れているか。

お助行に対してのご奉公の仕方、考え方を改めよ。お助行ができていない教務、役中など、話にならない。