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2010年7月14日水曜日

ヴェネツィアも朝でした

ヴェネツィアも、朝でした。

小さな小さな一人部屋に泊まっていました。

明け方に、窓を開けると、外に広がっていたのは写真のような、まさに幻想的な光景でした。

ロマンチックというか、それを遥かに超えています。

賑やかな夜の街が朝を迎えると、見えなかったゴミや雑然とした風景が目に付いて、逆に幻滅することがありますよね。いっそ、夜のままだったらよかったのに、とか。

いや、本当は、全世界で共通点なのは、朝を待つ人々の願いだと思います。暗闇の中で怯えていたけど、朝は来るんだ、という希望。

そして、本当に、朝は、美しく、素晴らしいのです。人々の期待を裏切らないのです。

朝、冷めて幻滅するなら全て夢。朝、喜びや感謝が浮かぶなら全て真実だと思います。

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