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2010年8月31日火曜日

いつも同じ雲

空を見上げると、いつも同じような雲があるような。

諏訪湖の上に広がっていた雲も、南アルプスの雲も、横浜の雲も、本当に美しかったです。完全に雲ウォッチャーです(汗)。

午前中、大恩人の秀さんが弔主のご回向を奉修させていただきました。月日の経つのは早いです。

明日の準備で妙深寺は大忙しです。いよいよ激動の今年も終盤に向かってしまう。年末に慌てないように9月は大切にスタートを切りましょう。

私も14日からスリランカ、シンガポールのご奉公。5日は敬老松風大会、12日は龍ノ口のご法難を記念した一万遍口唱会、23日はお彼岸の総回向です。

空を見上げながら、精一杯頑張ります。

明日は9月

朝方までかかってしまいましたが、何とか原稿が書けました。少し肩の荷が下りました。

が、しかし、もう一つ、あります(汗)。休んでる時間はありませんね。

明日は、もう9月。早い。

2010年8月30日月曜日

次男坊のヘアースタイル

髪の毛を切りました。美代子さんに切っていただいたようです。朝になって見てみたら短くなってました。

今日は、渋谷の乗泉寺で、日晨上人の御27回忌法要が奉修され、参列させていただきました。

恩に報いるには、実践あるのみ。

次男坊のヘアースタイル。丸坊主がいいと思うのですが、未来の楽しみにします。

2010年8月29日日曜日

渾身

横浜に着きました。

とにかく、素晴らしいご奉公となりました。ただただ、そのことを思います。

遠方であるにもかかわらず、お参詣は約40名でお部屋がいっぱいになりました。

精一杯、渾身で御法門をさせていただきました。涙、涙の、御講となりました。御講は、こうでなければならないと思いました。

今回、初めてお参詣された方、初めて出会った方、初めてゆっくりお話した方々に、佛立信心の有難さや尊さが少しでも伝わったのなら、本当に嬉しい。疲れなんて感じません。

今回、ご奉公くださった方々に心から感謝いたします。

本当に、ありがとうございました。

大渋滞

猛烈な渋滞です(汗)。夏休みの最期の日曜日だから、お出かけの方が多いのですね。

ナビゲーションに、到着予想21時57分と出ています(汗)。

有難い。

諏訪湖

諏訪湖です。サービスエリア。佐藤さんに運転していただいて、快適ドライブ。

千夜さんにアイスを買っていただきました。美味しかった。

綺麗な雲です。どこに行っても。

さ、横浜まで無事に変えれるかな。次は清顕の運転です(汗)。

ノンフィクション

昨日、今日と、涙がたくさん流れました。いろいろなお話は、フィクション無しの真実。ご信心は、やはり素晴らしいのです。

南アルプスを背にして、横浜に向かいます。大好きな雲が、ここは本当に美しく流れてゆきます。

いつかの少年

天竜川に注ぐ小さな川。
朝食の後、出発前に少し歩いてみました。うわー、圧倒的に気持ちいい。眼から緑色のビタミンが入ってくるみたい。木々の緑が瑞々しい。川の水も、これ以上ないくらい透き通っていました。
横浜から4時間半。美しい場所です。今日はこちらのご信者さんのお宅に伺い、住職御講を奉修させていただきます。有難いです。
橋の上に、少年がいました。遠くを見つめていました。
大事なことですよね。少年のように、大志を抱くこと。
大志と大義は、いくつになっても忘れてはいけないと、心を新たにしました。
いつかの少年みたいに。

2010年8月28日土曜日

今夜は24時間

今夜は24時間テレビ。

数年前から他のチャンネルでも○△時間テレビとかありますが、これこそ「目的」「主旨」の大切さを思い知らされます。騒いでばかりの番組など見たくもありませんが、24時間テレビは、僕が子どもの頃から、ずっと、同じ。普段忘れがちな愛や思いやりに気づかせてくれる。

もう24時間はお付き合いできないけど、こうした番組で一人でも多くの菩薩の卵が生まれたらいいな、と思います。

毎年、涙が出て仕方がありません。

ありがとう

無事にラピュタに到着しました(笑)。すごく綺麗な、すぐ届きそうな空と曇りです。

長野県はいいなぁ。

これから皆さんと一緒に夕食をいただきます。

今夜は、24時間テレビなんですね。テーマは「ありがとう」だそうです。いいですね。

覆面パトカー

覆面パトカーなう。いや、お弟子の清顕が運転してて、振り返ると赤灯を回した覆面パトカーがクラクションを鳴らしてました(汗)。左に寄ったら、追い越していきました。え?あぁ、有難い。追跡の邪魔をしてただけみたいです。

涼しいかな

これから妙深寺を出発します。

車で走り続けます。約4時間半ドライブ。安全運転でいきましょう。

あっちは涼しいかな。

2010年8月27日金曜日

玉川でシフトチェンジ

第三京浜の川崎インター。これから玉川の信行寺にお参詣。神奈川県下のご住職方にお集まりいただき、会議を開催いたします。

皆さんは住職が集まって何をするのか想像がつかない
と思いますが、ものすごく真面目に人助けを語ります。佛立寺院として使命を果たしているか、お互いに確認していただきます。怖い(涙)。

他の宗派のご住職方はゴルフのコンペなどが会合になったりすると聞きますが、あり得ません(汗)。さて、頭をシフトチェンジして、頑張ります。

力の入れどころ

眠りが浅いまま、朝を迎えました。ずっと何かを書いたような、考えていたような。

とにかく、ご奉公も詰まっていますが、だからこそ、ご祈願、お看経に、力を入れたいです。変なところに力を入れてたら、いけませんから。

2010年8月26日木曜日

夕陽の決闘

今日、夕方に見た横浜の空。不思議な雲。綺麗な空。

龍と、獅子が、向き合って吼えているように見えました。夕陽の決闘かな。

とても美しい光景でした。

書きます、書きます、

昨日が期限の原稿三本。とにかく間に合ってよかった。今日中に妙深寺報の原稿も終えないと(汗)。

土曜日から日曜日は片道5時間の遠方ご奉公。月曜日は本寺・乗泉寺での大切な法要。翌日は恩人である秀さんが弔主のご回向。もう、あっという間に9月です。

9月も怒涛のご奉公スケジュールです。数日間、一日3席の御講を勤めさせていただいたら、14日から22日までスリランカのご奉公。スリランカまで身体がもつかな(汗)。全く時間がない(涙)。

しかし、現在本気で本の出版に取り掛かっています。たくさんの方々にご協力をいただいて、広く一般に向けた本を出したいと思っています。久しぶりに、本気です。

とにかく、一つ一つ、片付けて、やっていかないといけません(汗)。

頑張ります。

2010年8月25日水曜日

一万遍口唱会のポスター

出ました、黒崎さんによるポスター!一万遍口唱会です。

さすが、本当に、意図が、思いが伝わります。トンチとパンチが効いていて、有難いです。

芽衣ちゃん退院!!

ありがたい!

芽衣ちゃん退院!!

病院から直行で妙深寺にお参詣してくれました(涙)。

朋美ちゃんが芽衣の傷口を見せてくれました。胸の、すごいメスの痕を見て、あらためて芽衣がどれだけ大変な手術を乗り越えたか分かりました。

満面の笑顔で、手まで振ってくれました。お助行してくださった皆さま、ありがとうございます!

2010年8月24日火曜日

名古屋は暑かったぁ

屋上に、緑のカーペット。

ヒートアイランドを実感する晩夏の夕。少しでも温暖化に抗しようという人間の努力。

本当に、暑いです。

人間と、人生と、

人間。人間。人間。

人生。人生。人生。

深い。

真実しか残らないことを知り、嘘や虚飾、脚色、偽善、恨善、見栄を張るのも、背伸びするのも止めたらいい。

生き直し。リセット。それが仏道に入ること。

出世間する。そして、断固たる真実の生き方、本質的な価値観に位置して、もう一度、世を見る、世に入る。

人間と、人生と。

信心していても、見失うこともあるから、もっと正直に、もっと素直に、リアクションではなく、アクションで、生きたいものです。

2010年8月23日月曜日

同志

得度式に撮影した妙深寺の教務方です。

鈴江御導師、福岡御導師を中央にいただき、新発意を囲んで、とても素敵な、貴重な写真になりました。

同門の兄弟弟子というか、同僚というか、それ以上に、佛立教務としてご弘通の志を同じくする同志であって欲しいと思います。志が、大事です。

織田裕二さんの結婚

織田裕二さんが結婚したと報道されていたす。今や実力派人気俳優、織田裕二さん。おめでとうございます。

この夏、若い人たちを連れて、久しぶりに葉山に行きました。そこには、もう20年も前になる大学時代の思い出がたくさんあります。

大学では全日本ジェットスキー学生連盟の会長としても頑張りました。まだ、プロになる前のことだったと思います。

いろいろなことをしましたが、映画「彼女が水着にきがえたら」への出演やサポートは忘れられない思い出の一つでした。なにせ、葉山から油壺、翌日は浦安や舞浜へ寝ないで船を運んだり、夜中の海でジェットスキーのスタントをしたり、伊武雅刀さんを乗せたり(笑)、現場に遅れて助監督に怒鳴られたり(汗)、記憶が蘇ります。

とにかく、その映画でデビューした新人俳優が織田裕二さんでした。

油壺での天気待ち。近所の民宿に役者さんも私たちも缶詰めになりました。窮屈な部屋でしたが、竹内力さんや若手の方々に楽しい話をしていただいて退屈する暇もなかったのを覚えています。

織田裕二さんはずっと釣りをしていました。彼とは同世代ですが、やはり不思議な、独特の雰囲気を持っていて、面白かった。結婚と聞いて、20年以上前の記憶が蘇りました(笑)。

おめでとうございます。

2010年8月22日日曜日

日聞上人

酷暑厳しい京都。佛立嗣法第二世講有日聞上人の百回御遠諱の法要が営まれました。

余りの暑さではありましたが、一陣の清風に心身を癒され、励まされ、ご奉公させていただくことができました。

開導聖人ご遷化後、あまりにも偉大な存在を失った佛立教講は、それぞれの信心の強さからか、油断をすればそれぞれに独立して、分裂しかねない情勢がありました。

信心の強さは、「師」を失えば時に独善的になり、客観性を失うものです。師匠に迷うことは、人生の中で最も不幸なことです。

幸いにして、開導聖人は、ご自身の遷化後は日聞上人を本門佛立宗嗣法の導師といただき、自身に仕える如くせよとご遺嘱をされていました。そして、二世日聞上人は、その師命を受け、大変な重責を果たされてゆかれます。

日聞上人がおられなければ本門佛立宗は存続していなかったとすら思います。それほど、偉大なご奉公によって本門佛立宗を守られたのでした。

本当に、そのご苦労は想像を絶しますし、極めて孤独であり、過酷だったはずです。開導聖人の滅後、ここぞとばかりに繰り広げられた誹謗中傷やいやがらせ、ゆさぶりを、その一身に受け止め、ただひたすら御法大事、本門佛立宗の永続繁栄のためにご奉公をくだされ、最終的にはその問題の悉くを解決されました。

本門佛立宗が単なる新興宗教の団体と異なるのは、まさに、こうした二世日聞上人の、耐えに耐えて、しかし、ひたすらに譲らず、媚びず、ブレずに、積み重ねたご奉公によりました。

すべて偉大な師・開導聖人のお徳を守り、真実の仏教を未来へと受け継ぐため、日聞上人は命を削ってご奉公され、明治37年に法華宗五大本山の一つ、鷲山寺の貫首となり、同年11月には法華宗の管長となられました。これは、開導聖人の始められたご奉公のお立場や状況からすれば、想像もつかない画期的なことでした。しかも、明治43年には、かつて佛立教講を最も圧迫した妙蓮寺の貫首にも迎えられました。

これをもって、本門佛立宗は、確かな法灯を、信心の面でも、日蓮門下の宗門史の上でも、正統な系譜を有し、社会学的にも街角の占い師が設立したような新興宗教団体とは完全に区別されるのでした。

今日、日聞上人にお喜びいただけるようなご奉公をいたします、とお誓いいたしました。

今回は、長男を京都に連れて帰ってきました。暑い京都で、汗をかきながら、99年前にタイムスリップさせて、日聞上人のことを伝えようと思い、お参詣をさせました。

本堂内は招待の方々ですから、回廊に座って日聞上人の百回御遠諱にお参詣されました。ありがたいことだと思います。

とにかく、日聞上人のご奉公ぶり、ご功績、そのスピリットを伝えてゆきたいです。

長男、今日はいい子でした。この後、博子ちゃんに映画へ連れていってもらう約束をしてたからかな(笑)。

上の墓地へ

日聞上人百回御遠諱の第一座が無事に奉修されました。

第二座までの時間を利用して、宥清寺・上の墓地へお参詣させていただき、日聞上人の墓前にお参りさせていただくことがでしました。

日聞上人の墓碑を正面に、歴代の御講有方の墓碑が並びます。

日聞上人百回御遠諱

京都の路地、麩屋町通りを北に急ぎます。

今日は、本山宥清寺に於いて、佛立嗣法 第二世講有日聞上人の百回御遠諱の法要が奉修されます。

ご奉公させていただきます。

ありがとうございます。

2010年8月21日土曜日

妙深寺

これだけは、今夜中にアップしておかなければ。

今日の記念写真です。大勢の方にお祝いしていただきました。妙深寺の皆さまの温かさ、明るさ、うれしさ。

遠方からも、他寺院からも、たくさんお参詣いただきました。本当に、ありがとうございます。

お祝いしていただいた分、精一杯使命を果たします。

ありがとうございます。妙深寺。

佛立教務道へ

今日の得度式の言上文と差定を参考に載せさせていただきたいと思います。先日も書きましたが、妙深寺では初代日博上人の時代から、こうした言上文に従ってご奉公させていただいております。

「法華経常住一切三宝 諸佛諸尊来臨擁護知見照覧のご宝前に謹んで言上し奉る。

本日茲に、通称有馬(ありま)幹博(もとひろ)、ディリーパ・マドゥシャン。

嘗(かつ)て菩提心を起し、清規(しんぎ)に預る事幾月(いくつき)、本化門下の化導(けどう)に懈倦(けけん)なく、発心弥々切(ほっしんいよいよせつ)なり。
本日これより得度式を挙行し、剃髪染衣出家僧形(ていはつせんいしゅっけそうぎょう)となし、本門の円戒を受けて佛立の沙弥にならんと欲するものなり。
南無妙法蓮華経。
(◆司会発声により、唱題(ゆっくり)にはいる。)
本門八品所顕 上行所伝 本因下種の南無妙法蓮華経

<唱題>
福岡御導師はデリーパ君の背後、長松清潤住職は有馬君の背後へ)

<剃髪の儀>
福岡御導師 「今、汝等(なんだち)の為に、頂髪(ちょうはつ)を浄除(じょうじょ)せんや否や」
新発意 「唯願くは浄去(じょうこ)せしめ給え」
福岡御導師 「今身より仏身に至るまで、本門の本尊を、持ち奉るや否や」
新発意 「能く持ち奉る」
福岡御導師 「本門の戒壇を、持ち奉るや否や」
新発意 「能く持ち奉る」
福岡御導師 「本門事行の要法 本門八品所顕、上行所伝、本因下種の題目を能く持たんや否や」

新発意 「能く持ち奉る、南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」
<剃髪唱文>長松清潤住職 発声
「流転三界中 恩愛不能断 棄恩入無為 真実報恩者」
(※新発意、袈裟法衣着用の為、退堂。法衣にあらためて昇堂。)
<言 上>
ドダンゴダ・ガマゲ・ディリーパ・マドゥシャンは、福岡日雙の徒弟として俗称を改め、「良潤(りょうじゅん)」と為し、
有馬幹博(もとひろ)は、長松清潤の徒弟として法の名字を立てて「清朋(せいほう)」と為す。
仰ぎ願くは本師釈迦牟尼世尊、末法有縁の大導師高祖日蓮大菩薩、門祖日隆大聖人、佛立開導日扇聖人、歴代の講有・先師聖人、随喜悦与(えつよ)し、以て道場に影現(ようげん)し給い、現前沙弥の浄願(じょうがん)を哀愍(あいみん)し、得度受戒の功徳を証明し、上求菩提(じょうぐぼだい)下化衆生(げけしゅじょう)の発願を成就せしめ給え。南無妙法蓮華経。
更に祈る処は現前得度の佛子、
有馬(ありま) 清朋(せいほう)。
ドダンゴダ・ガマゲ 良潤(りょうじゅん)。
無始已来 謗法罪障消滅 道念堅固 信行不退 宿植徳本(しゅくじきとくほん) 衆人愛敬(しゅにんあいぎょう) 化導成弁(けどうじょうべん) 一切無障礙。
経曰「願以此功徳普及於一切(がんにしくどくふぎょうおいっさい) 我等与衆生皆共成仏道(がとうよしゅじょうかいぐじょうぶっどう)」之文。感応道交哀愍納受。
尚、余慶を以っては、有馬(ありま)家先祖代々の諸精霊、ドダンゴダ・ガマゲ家先祖代々の諸精霊、六親眷属、有縁無縁之霊魂、法界群霊離苦得益仏果菩提。
南無妙法蓮華経
<唱題>

南無久遠・結文
本地本法、法華経常住一切三宝諸佛諸尊来臨擁護知見照覧の御宝前に言上し奉る。
今、ここに、新発意二名、有馬 清朋、ドダンゴダ・ガマゲ良潤。
末法唱導の大導師、高祖日蓮大菩薩、再興正導門祖日隆聖人、本門佛立開発教導の師、日扇聖人へと受け継がれし本化の正統、その流類の沙弥となれり。
願わくば、本門大法の功徳を顕現して仏道成就なさしめ給え。
如風於空中 一切無障礙
諸余怨敵、皆悉摧滅 令法久住 自他安穏 同帰常寂
本門八品所顕上行所伝本因下種の南無妙法蓮華経。
<允許証授与>
<初御法門拝読>
<有馬清朋師>
<ドダンゴダ・ガマゲ良潤師>
<無始已来>
<御訓示 奉修導師 鈴江日原上人>
<御挨拶 師僧   福岡日雙導師>

<記念写真>

ご弘通のマイルストーン

今日、無事に得度式が挙行されました。ご唱導を鈴江日原上人にいただき、厳粛な中にも感動溢れる素晴らしい得度式となりましたことをご報告いたします。

ドダンゴダ・ガマゲ・ディリーパ・マドゥシャンは、スリランカ開教の御導師・福岡日雙上人を師僧にいただき、有馬幹博は長松清潤を師僧として得度いたしました。
それぞれ、私といたしましては、現在ではなく、10年後、20年後を見据え、宗門興隆、海外弘通の一翼を担ってくれるはずと期待しています。
有馬くんとディリーパとジェッド。この三人の出会いは、本当に御法さまのご采配、御法さまのシナリオと感得しました。即座に意気投合し、お互いに認め合い、ご信心を高め合い、別れ際には壮大な海外弘通のプロジェクトを夢見て語り合っていました。
有馬くんは英語の基礎的なものが出来ていますから、非常にたのもしい。きっと、これから海外弘通の現場を結ぶ「しっくい」のような役割を果たしてくれると思います。
福岡御導師が常々仰っているように、海外弘通は現地の人がご弘通のリーダーシップを取ってから、初めて本当の意味で「海外弘通」と呼べるようになります。ディリーパの出家得度が、きっと10年後、20年後に大きな意味を為すでしょう。
今日、最後のお礼のご挨拶でもお話いたしましたが、「なぜ海外弘通がこれほど進展したのだろう?」と開講200の時に宗門史を振り返った時、「あぁ、平成22年8月21日に、有馬くんとディリーパくんが得度したからだ」と思っていただけるような、そんなご弘通のマイルストーンになってくれたらいいなぁ、と夢を抱いています。
無論、そうなるために、ビシビシ、バシバシ、ゴシゴシ、鍛えに鍛えて、本物の佛立教務とさせます。いい加減な師弟関係には、絶対に堕さない。
英語やイタリア語やポルトゲスや中国語など、語学が出来るだけではダメだと何度も伝えてきました。インチキな上辺の信心、自己流の勘違いした信心、よくいる自惚れた教務になれば、語学が堪能であっても、むしろご弘通の邪魔、迷惑となる。そうならぬように、厳しい佛立教務道の探求は欠かせぬ。師を失い、客観性を失ったよくいるニセ物には、私の身命を賭してもさせません。師弟は、真剣勝負で行きましょう。
いずれにしても、厳しく、厳しく、本物の佛立教務になるように、指導します。それが、我々の覚悟です。二人にも、覚悟させています。
ご弘通のマイルストーン。今日は、無情な時間の流れの中に、堅固な信心で刻んだマイルストーン。いつか、振り返られる日が来るように、お互いに精進しましょう。

佛立の団扇

素敵なご信者さんに囲まれて、私は幸せ者です。

大阪の結香さんから団扇を送っていただきました。もう、芸術です、信心です、これは。

デジタルな時代だからこそアナログですよね。そう確信します。手描きの、フリーハンドの、あたたかいライン。

猛暑にぴったり。素敵で、涼やか、心はあたたかくなりました。

ありがとうございます。

やったぁ、芽衣ちゃん

芽衣ちゃん情報(涙)。朋美ちゃんからメールと、写真を送っていただきました。

今日はお座りして少し遊んだそうまです。しっかり夕飯も食べて、少しも痩せてないって(笑)。

「今日のお講と得度式はすごくよかったです。感動しました。やっぱり妙深寺は最高ですね!! 」って。本当に、ありがとうございます。

いい笑顔です、芽衣ちゃん。今日も本堂は子どもたちでいっぱいでした。待ってます、芽衣ちゃん(涙)。

ありがとうございます。

遠くから

駆けつけてくれた友人たち。

今日、無事に得度式が挙行され、二名の佛立教務が誕生しました。

共に青年会でご奉公したご信心の友が、遥々お祝いに駆けつけてくれました。本当にありがたいことです。

スリランカからのお礼やお祝いのメッセージがインターネット中継で行われ、嬉しいことにシンガポールのジェッドもSkypeでお祝いのスピーチをくれました。

遠くから、堀くん、宮地くん、本当に、ありがとうございます。

気取りも気負いもせずに

今日、この後10時から2日目となる特別御講を奉修させていただきます。そして、12時半から得度式です。
今日のような日が来るとは、本当に思っていませんでした。特に、半ば廃人のような状態に陥っていた有馬くんが、今日の日を迎えられるとは。これこそ、現証の御利益です。
最後のチャンスだと思って横浜に呼び、アップダウンを繰り返し、ブレイクスルー。ジェッドとの出会いやディリーパとの絆が彼を救いました。すっきりした、気取りも気負いもしていない笑顔が出るようになりました。宥ちゃんと我が家の次男坊との写真に、穏やかな表情の彼がいて、本当に安心した。
よかった。
今日、生まれ変わりの日。生き直しの日。リセットの日。
10年後、20年後の世界のために、今日は得度式です。

2010年8月20日金曜日

保土ヶ谷パイパス

今日は13時から年に一度の特別御講です。相模原の妙現寺へ、鈴江御導師のお迎えに参りました。よろしくお願いいまします。

いま、保土ヶ谷パイパスを横浜に向かっています。

本化門下ノ本分ヲ完セヨ

病院の芽衣ちゃん。朋美ちゃんが写真を送ってくれました。
お助行をいただいた方、ご心配いただいている方に見ていただきたいと思い、遅くになりましたがブログにアップさせていただきます。本当に、私も全く存じ上げない遠くのお寺の方々にもお助行をいただいていたと知り、感激でした(涙)。心から、御礼申し上げます。ありがとうございます。
朋美ちゃんから、「今日も状態は落ち着いていて、チューブもいくつかとれました。食事も始まり、まだ少ししか食べられませんでしたが、ミルクはよく飲んでいます。水分制限があるので、まだほしい様子でいます。笑顔も少し見れました。今日はICUに泊まり、明日にはでれそうです。いつもあたたかく見守ってくださり、ありがとうございます。」と、皆さまに御礼のメールをいただいております。
うれしいです。いつも、芽衣の肌は透き通るように白くて、それは、血中の酸素の量にもよるのですが、本当に、綺麗なんです。
この写真を見ても、肌の色も良いし、安心できました。皆さま、重ねて御礼申し上げます。ありがとうございます。
いま、明日と明後日の特別御講、そして明後日の得度式の準備が終わりました。時間がなくて、ドタバタしています。でも、教務部全員、清和会さんの異体同心のご奉公で、バッチリ準備が整ってきています。ありがたい。
私は、苦手なのですが、允許状などを書かせていただきました。私たちは妙深寺の先住、松風院日爽上人から頂戴いたしました。清翔と清信、清顕には、私からの允許となりましたが、お手本は先住の御染筆のものです。
今日、お手本として久しぶりに拝見したのは、清康が先住からいただいた允許状。ご遷化数日前に、病室で御染筆いただいたのを思い出しました。震えた筆致です(涙)。あの時のこと、あの時の先住のご心境、状態を、思い出しました。
先住ご自身は、あと数日で世を去ることを知っておられた。壮絶なご覚悟の中で、得度をさせたのです。「生き恥かいても死に恥かくな」「男は、最期だ」と、常に言っておられた。本物です、先住は。見事に、ご遷化直前に、未来を担う者を得度させたのですから。枕頭で経一麿を剃髪されたお祖師さまにも似たご奉公です。
先住からいただいた允許状。
「爾今、益々行学二道ヲ励ミ 弘通奉公ノ願業ヲ遂ゲ 以テ本化門下ノ本分ヲ完セヨ」
明後日、受け継がれてきた允許を、新発意に与えます。この重たい言葉をいただいて、私たち弟子等はご奉公に励むのです。

2010年8月19日木曜日

特訓

得度式前々夜。

特訓中です。

練習ですが、もう涙が出ます。

麩屋町の錦鯉

西から東へ行ったり来たり。20時からは妙深寺の本堂で得度式の最終確認です。2人も緊張していることでしょう。

研究所では来年3月の発表大会について議論を重ねました。5年間の任期が終わる締め括りに発表の当番。宗門のご弘通発展に寄与する内容にしたいと思います。今日の議論で方向性は定まりました。また嫌われる内容になるかも(汗)。とにかく頑張ります。

ずっと書けないでいたのですが、麩屋町の長松寺の庭に鯉が戻ってきました。私が小さな頃から長松寺の庭の池には鯉たちが泳いでいました。先住がご遷化されてからしばらくの間、麩屋町の池から鯉がいなくなっていましたが、清翔師も横浜に修行に行ってしまった今年の夏、三匹の鯉たちに来てもらいました。

20センチにも満たない小ささですが、美しい錦鯉です。よろしくお願いします。