ドダンゴダ・ガマゲ・ディリーパ・マドゥシャンは、スリランカ開教の御導師・福岡日雙上人を師僧にいただき、有馬幹博は長松清潤を師僧として得度いたしました。
それぞれ、私といたしましては、現在ではなく、10年後、20年後を見据え、宗門興隆、海外弘通の一翼を担ってくれるはずと期待しています。
有馬くんとディリーパとジェッド。この三人の出会いは、本当に御法さまのご采配、御法さまのシナリオと感得しました。即座に意気投合し、お互いに認め合い、ご信心を高め合い、別れ際には壮大な海外弘通のプロジェクトを夢見て語り合っていました。
有馬くんは英語の基礎的なものが出来ていますから、非常にたのもしい。きっと、これから海外弘通の現場を結ぶ「しっくい」のような役割を果たしてくれると思います。
福岡御導師が常々仰っているように、海外弘通は現地の人がご弘通のリーダーシップを取ってから、初めて本当の意味で「海外弘通」と呼べるようになります。ディリーパの出家得度が、きっと10年後、20年後に大きな意味を為すでしょう。
今日、最後のお礼のご挨拶でもお話いたしましたが、「なぜ海外弘通がこれほど進展したのだろう?」と開講200の時に宗門史を振り返った時、「あぁ、平成22年8月21日に、有馬くんとディリーパくんが得度したからだ」と思っていただけるような、そんなご弘通のマイルストーンになってくれたらいいなぁ、と夢を抱いています。
無論、そうなるために、ビシビシ、バシバシ、ゴシゴシ、鍛えに鍛えて、本物の佛立教務とさせます。いい加減な師弟関係には、絶対に堕さない。
英語やイタリア語やポルトゲスや中国語など、語学が出来るだけではダメだと何度も伝えてきました。インチキな上辺の信心、自己流の勘違いした信心、よくいる自惚れた教務になれば、語学が堪能であっても、むしろご弘通の邪魔、迷惑となる。そうならぬように、厳しい佛立教務道の探求は欠かせぬ。師を失い、客観性を失ったよくいるニセ物には、私の身命を賭してもさせません。師弟は、真剣勝負で行きましょう。
いずれにしても、厳しく、厳しく、本物の佛立教務になるように、指導します。それが、我々の覚悟です。二人にも、覚悟させています。
ご弘通のマイルストーン。今日は、無情な時間の流れの中に、堅固な信心で刻んだマイルストーン。いつか、振り返られる日が来るように、お互いに精進しましょう。
有難うございます。他寺院の一信者です。得度式にお参詣させていただき有難うございました。心から感動して、涙がでました。若いお教務さんのこれからのご活躍を心から応援いたします。記念写真にもちゃっかり入らせていただきました。おめでとう御座います。
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