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2011年7月4日月曜日

ヨーコさんから学ぶこと

浪人生からの悲痛な質問に、丁寧に、丁寧に答えるヨーコさん。

人間は、愛しているのにすれ違い、うまく伝えられない、うまく伝わらないことばかりだけど、こうして、いつも誰かが心を寄せて、とりなしてあげられたらいい。

ヨーコさんの丁寧なお返事、その愛情溢れる内容に心から感動します。

まだまだ足りない。勉強させてもらいます。

「こんばんは。自分は今浪人をしているのですが、先日父親に「浪人は何も生まないから人じゃねぇな。死ねば。」と、言われました。流石に傷つきました。その言葉がひっかかってなかなか勉強が手に付きません。なにか良い方法は無いでしょうか?個人的ですいません。」

「あなたの父親は、あなたにそういう言い方をして奮発してもらいたいと思ったのでしょう。自分の息子が情けないことになったと思って、とっても辛いのでしょう。あなたが、どんな人間になるかということを、それほど心配しているのです。それも愛情です。だから、父がそんなひどい表現をしてあなたを励まそうとしたときに、おとなしく言うことを聞いて一生懸命勉強したりするのはしゃくだという気があるから、勉強ができないのでしょう。今、日本はひとりひとりの人間が、がんばらなければ国が立ち直れないという、とっても大事なときです。父親を津波にさらわれて、もう永久に会えなくなった子どももいるのです。あなたのために、あなたの両親、ご先祖のために、あなたの国のために、がんばりましょう。浪人しているときは、それなりのとってもよい時間なのです。それをよく利用して、がんばってください。」

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