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2011年7月5日火曜日

サンサーラ

仏教徒の宇宙観。人と世界のサンサーラ(輪廻)を知る。

出現、発展、存続、崩壊。これを4つに分けたのが「四劫」。世界が成立し、生物が出現する期間を「成劫」とし、その世界が存続し、人がそこに住んでいる期間を「住劫」、世界が崩壊していく期間を「壊劫(えこう)」、その後の空無の期間を「空劫」とする。そして、ある時が来ると、また成劫を迎える。

たくさんの宇宙、世界。時空を超えたパラレルワールドのように。

永遠の流れに浮かぶ一瞬の命たち。無常の娑婆、儚い命の私たちが、「四劫を出たる常住の浄土」が見えます。

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