「故に涅槃経に云く、菩薩摩訶薩、悪象等に於て心に怖畏すること無く悪知識に於ては怖畏の心を生ぜよ。何を以ての故に是の悪象等は唯能く身を壊りて心を壊る能わず。悪知識は二倶に壊る故に、是の悪象等は唯一身を壊り悪知識は無量の善身無量の善心を壊る。是の悪象等は唯能く不浄の臭き身を破壊す。悪知識は能く浄身及以び浄心を壊る。是の悪象等は能く肉身を壊り悪知識は法身を壊る。悪象の為に殺されては三趣に至らず。」
「蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり、此の御文を御覧あらんよりは心の財つませ給うべし」
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