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2011年10月31日月曜日

自屈と慢心とは利生の道をふさぐ

透き通った青空。横浜の空。

「自屈と慢心とは利生の道をふさぐ」

開導聖人の御指南ですが、修学塾で学んだ弘通学の深さ。人間の弱さ。教務の姿勢。

ご信心とは人間性を磨く修行。深さを知らないと、せっかくのご信心も閉じた世界の自己満足に陥る。

「出世間して入世間する」のが法華経の教え。出世間したままでは外れてゆく。泥の中で咲く白い蓮の花。綺麗な水の中で咲きたいと願うのは違う。隣りの池を羨むのも違う。汚泥に染まらぬ白い蓮の花。出世間。汚泥の池を厭わず入り直す。入世間。

この感覚、覚悟。ご信心です。悦に入るのでもなく、偏りもなく、「出世間して入世間する」「自屈と慢心とは利生の道をふさぐ」を忘れず。

師匠がいないご信心は、あり得ない。ただ、そうした方々が多くなってしまってる。親しさは、師弟の基準ではないことも知らなければ。

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