6月10日から、あっという間に時間が過ぎて、明日は14日。先住松風院日爽上人の御13回忌、祥月ご命日に当たる。
12年前の朝、先住はご遷化された。家族が枕頭を囲み、清康の剃髪もなさった。先住は私の腕に抱かれて息を引き取られた。腕の中でかすかになっていく父の呼吸を、見ていた。病室に、眩しいほど光が差し込んでた。いま思えば、幸せなことであり、羨ましくもある。それでも、あの日の私の慟哭は、病院から妙深寺を結ぶ道路に刻まれていると思う。見事なご遷化であったにもかかわらず、あふれ出す涙を止めることも出来なかった。泣きながら、お寺に戻った。あれから12年。
今日に引き続き、明日も午前中は教区合同御講。6月10日のご奉公円成について、うれしい声に溢れていた。明日も、いろいろな方からお話を聞くことが出来る。ありがたい。
横浜国立大ホールでは、特別なブースで海外からの参加者のために同時通訳が行われていた。英語へ、シンハラ語へ。長時間だったから、大変だったに違いない。様々な部署の一つ、一人が欠けても、大会は成功しなかったと思う。
妙深寺の海外弘通部、海外企画部のみなさま、本当に、ありがとうございました。
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