御法さまの下に集う法友、藤本御導師を心から慕っていた佛立教務、そして32年前から不思議なご縁をいただいてきた盟友。この人のご信心、行動力には、いつも舌を巻きます。そして、その真摯な姿勢を尊敬します。
『仏教徒 坂本龍馬』のあとがきに書かせていただいた本門佛立宗ブラジル教区 教区長・中央寺院 日教寺ご住職。
今月、ブラジルからたくさんの青年たちが来日してご奉公くださましたが、コレイア師は来られませんでした。しかし、昨夜メールをいただき、ご修復に出しておられたサンパウロ・日教寺の御本尊をお迎えするためだけに、先週23日に来日し、そのままブラジルに戻られたと知りました。まさに、地球を一周。そのためだけに。体力的にも、時間的にも、大変なことです。御本尊さまへのご住職の思い、お給仕、ありがたいです。
実は、海外教区へお出ましいただく御本尊さまやお祖師さまのご尊像は、通関ができなくて困ることがあるのです。税関の人にしてみれば骨董品と決めつけたりして、膨大な税金を求められたりします。教区長自らお迎えに来られて、通関も全てOKということでした。すごいです。
コレイア師が来日できないと聞いていたので、僕の本は国際郵便で送っていました。あとがきにも黙って登場させてしまったコレイア師ですから、送らないわけにはいきません。何よりも、この本を出したことの意義を、藤本御導師に捧げたことの意味を、コレイア師ならば、感じ取ってくれる。そう思って、すぐに読んで欲しかったのです。
しかし、僕が送った本がブラジルに到着するよりも早くコレイア師は日本に来ていた。一日だけ。御本尊さまをお迎えに。
その全く時間の無い中で、本屋さんへ飛んでいって、『仏教徒 坂本龍馬』を、わざわざご自身で買ってくださったというのです(涙)。有難いこと極まりない。帰国してから僕の国際郵便が届いたようで、本当に申し訳なかった、
全編、思いを込めて書き下ろしました。彼は、独特の、澄んだ視点で読み進めてくれると思います。そして、また、次のこと、ご弘通ご奉公について、語り合えればと思います。
身体、大丈夫かな。少し心配。
本当に、ありがとうございます。
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