「復興!陸前高田 うごく七夕まつり」は、お盆に執り行われる鎮魂のためのお祭りでした。星に願いをかけるとか、神社から御神体が出てくるというお祭りではありません。
山車も太鼓も、何もかも津波で流されてしまったのですが、昨年も、そして今年も、みんなで半年かけて大きな山車を作り上げました。すごいです。
今年も、沼田の山車はまだ作れなかったので、長砂と共同で山車が作られ、運行されることになりました。これも素敵なことです。
なんと今朝まで山車が完成していませんでした。最後の最後、今朝の今朝、完成したんです(汗)。ギリギリ。いつもそうだというのですが、さすがに焦りましたー。
手作りの、まごころの、うごく七夕。本当に、ありがたいです。謗法、あるいは相似の謗法と言う声も聞こえますが、すべて完成した山車の前に御本尊をお祀りし、地区の皆さんと一緒にお看経させていただきました。
そして、そのまま美しい山車の最上部に、御本尊を奉安させていただきました。700年の昔、日像聖人が祇園祭の長刀鉾に御題目をお認めになったという伝説があります。
そんなことを思いながら、今日の出来事を重ね合わせていただければと思います。
東日本大震災の後の、すべての想いを乗せて、鎮魂を祈る見事な山車が、陸前高田の市街地を巡ります。
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