今日は10時からブラジルと最後のウェブ会議でした。2期6年間、主に海外部の主事というご奉公をさせていただいてきました。その任期もあと1ヶ月で終了します。
次期海外部への引継書にも書かせていただきましたが、この6年間で海外弘通の状況は劇的に変わりました。
それには、主に3つの要素があります。第一にはインターネットやデバイスの圧倒的な進化が海外弘通というご奉公を以前とは全く違う次元のものにしたということです。
以前は高額な国際電話だけがコミュニケーションツールで、海外は遠い国の話でブラックボックス化しやすいものでした。しかし、今は毎月無料でコミュニケーションすることができます。このテクノロジーやサービスの進化が、宗門の海外弘通の環境を一変させ、これを取り入れることによって海外のご弘通意欲は飛躍的に高まりました。
第二に、14〜15年前に始まった海外弘通の新時代が、また新たな段階に入ったことが挙げられます。遠妙寺さまのフィリピンへのご弘通や海外赴任されたご家族によるシンガポールでのご奉公、インドでご弘通が始まったことなど、実に多様なご弘通が展開されつつありました。新たな国や地域でのご弘通は本当に有難いことです。
第三には、近年目覚ましく情報が世界を駆け巡る中で、日本国内のご信者方が、海外でご弘通ご奉公されている方々との交流や情報を求めておられることでした。圧倒的に多くの方が求めておられることと、実に海外弘通のお話は国内のご弘通や法灯相続の糧になることが明らかとなり、ここにも変化の要請がありました。
いろいろなことがありました。出来たこと、出来なかったこと、いろいろあります。それでも、これで一段落。これまでのご奉公を引き継いで、一天四海皆帰妙法の祖願を果たすため、ご奉公いただきたいと思います。それだけではなく、海外には弘通局予算の30%〜40%が投じられているのですから、その責任は極めて重要です。海外のためだけにするのならば、こんな予算は必要ありません。旅行のような団参をするだけでも意味がないはずです。
本当に、国内外のご弘通の糧となる、素晴らしい海外弘通の在り方を、今後も模索し、実践していただきたいと思います。
ブラジルとの最後のウェブ会議。ドタバタで、今日もプロジェクター、マイク、カメラの設置、パソコンを開いてネットにつないで、司会をやって議事録を取る、という苦々しい状況でしたが、これももう終わり(汗)。ピッチャーやって、バッターやって、サードを守って、隣りのグランドでサッカーやってる感じのご奉公(涙)。きつかったー。でも、とにかく海外各教区と宗門要路の方々との中継、個人的なものではなく、パブリックな、オープンな円滑な意思の疎通を図ってきました。ご弘通を実践する者というよりも、裏方の事務のご奉公として、充実感はあります。
本当に、ありがとうございましたー!
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