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2013年3月9日土曜日

一関駅

朝一番に清康師と一緒に横浜を出発した長男。水戸の開運寺にお参詣し、貞子姉のご霊前にお参りすることが出来ました。

何と陸前高田から駆けつけてくださった福田さん、遠く秋田から合流してくださった野田さんともお会いできて、一緒にお看経することが出来ました。仮眠3時間での往復。恐れ入りました。これも"無声呼人"なのですね。有難いです。

東北道、猛烈な強風で50キロの速度規制が出ていましたが、先ほど、清康師と長男と無事に一関の駅まで辿り着きました。ここで、四国からお参詣くださる小野山ご住職とご長女と合流します。

その他の支庁や布教区でも、震災以降ご縁が深くなった被災地各地に入られてご回向の法要やご奉公されておられます。各ご自坊でも法要が予定されていて、本当に有難いことです。やっぱり、あの日のこと、あれからのこと、今のことを思うと、胸がギュッとなります。まだまだ、これからです。

私たちは、陸前高田に入ります。親会場をはじめ、2ヶ所の大塔婆にお参詣させていただきます。暗くなる前には、高田に入りたい。

長男は、今回はじめて陸前高田を訪れます。その場所の名前や話を聞いたことはあると思います。でも、彼にお参詣させたかった。今回、それが実現して、嬉しい。彼の心に、この出来事を刻むために、見て欲しかったし、来て欲しかったから。明日、明後日、一緒にお参りします。

少し早く駅に着いて、淳鷲師と春ちゃんを待っていました。無事に合流しました。夕陽の中を、陸前高田に向かいます。先導は、福田さんと野田さん。何と、一関駅で合流。水戸から、わざわざ駅まで迎えに来てくださったのです。本当に、有難いです。

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