平成5年4月3日午後4時過ぎ。あれから20年。今日は20周年を記念した口唱会が開催されました。あの日を思い返すために、午後4時から午後10時まで、あの時と同じように、お看経をさせていただくことが出来ました。
先住を思うと涙が出ます。
本当に不思議ですが、この6時間、妙深寺本堂の導師座から離れることなく、お看経させていただくことが出来ました。本当に不思議です。水差しのお供水を3本もいただいたのに、おトイレに立つこともなく、午後4時から10時まで、御本尊さまに吸い込まれていました。24時間のお看経も2度ほどさせていただきましたが、この感覚は初めてでした。
実は、昨日に引き続き、この6時間のお看経の前、朝参詣が終わった後で3時間のお助行をさせていただいていました。このタイミングで、徹頭徹尾お看経にひたれる有難さ。本当に、あっという間に時間が過ぎてゆきました。
デモンストレーションは終わり。おままごとも終わり。強く、そう感じました。開導聖人のお姿が、目の前に迫って怖いほどです。
とにかく、今日は幸せでした。御題目で心がいっぱいになりました。真っ暗な心の闇も、こんがらがった人間の業も、目の前にあるのですが、それでも希望がある。冬は必ず春となる。世界中に伝えたい。
あれから20年。たくさんの気づき、導きをいただきました。こんなこと、あり得ないです。本当に、有難いです。はぁー、本当に、今日は有難い。幸せです。
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