今日、兼子清顕師が京都の佛立教育専門学校に入学しました。
清顕が出家得度を決意したのは、今から8年ほど前のこと。彼が青山学院の在学中のことでした。
ご両親は妙深寺を代表する立派なご信者さまですが、清顕が得度するとは考えておられませんでした。妙深寺の執事長・正教師が何度も自宅を訪問してご両親と話し合い、ついにご理解をいただきました。
私立大学に通わせていた優秀な息子さんが出家を決意したこと。ご両親にとって大変な事態だったと思います。あの時、私は日本一の教務に育て上げるとお約束しました。その約束は清顕自身が修行し、努力して、近づきつつあると信じています。
24時間365日、ご信者さんに何かあればお助行に飛び出してゆく、そんな佛立教務としてご奉公してくれるようになりました。
何度も海外弘通の現場に同行し、一人でスリランカに出張してもらったこともありました。いろいろな事由から佛立教育専門学校への入学が遅くなってしまいました。全て師匠である私の責任です。今回も短期の入学となり、あらゆる方面に対して申し訳ない次第です。
短い間ではありますが、精一杯、本山のご宝前とご講有にお給仕の誠を尽くしていただきたいです。そして、教学の基礎をしっかりと身につけてもらいたいと思います。寝食を惜しんで勉強してもらいたい。
清顕のいない妙深寺、何とか頑張らねばと思います。
写真は、得度直前に行ったアメリカにて。そして、得度直後に随行したスリランカで撮った写真。若かったね。
ちょっとフライトが遅れています。いわて花巻空港、ちょっと遅れると思います。
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