朝参詣の後、いろいろな方とお話したり、ご連絡をいただいたり、久しぶりに通常のご奉公が出来ました。
午後には大切なお話し合い。
夕方、書斎の文具を買いに外に出ると、すぐに電話。長男が公園から泣いて帰ってきて、顔が腫れて、手から地が出ているとのこと。何を聞いても、泣いているので聞き取れない。
聞いてみると、公園でのトラブル。学校が違うから悪いのか、長男の顔が珍しいのか、なかなか上手に地元の子どもたちの輪の中に溶け込めていないようです。
もっと小さな頃から感じていて、かわいそうだと思ってきたのですが、今日は本当に驚きました。
飛んで帰って事情を聞くと、公園に転がっていたウンチを「いい匂いがするから触れ」と言われたそうで、長男は「ウンチかな」と思ったけれど、友だちになりたいから触ってみた、触った瞬間に「ウンチを触ったー。ウンチをくさーい」となったそうで、それ以来、公園で顔を見ると、「ウンチが来た」と言われるようになったそうで、今日は顔を見るなりそう言われ、囲まれた後はズボンを下げられたとのこと。びっくりです。それで、長男も切れて、相手にかかって行ったということでした。
すると、相手は3人でかかってきて、逆に、殴ったり、蹴ったりされて、大負けに負けた、顔が腫れて、手が切れた、ということでした。
うーん、いろいろと考えましたが、妙深寺の近所であることもあり、公園まで行きました。長男も悪い面があったかもしれないけれど、3人対1人はおかしいです。よくありません。
「畜生の心は弱きをおどし、強きをおそる」とお祖師さまはお諭しです。「いじめ」とは畜生界の行いになってしまいます。
公園まで行ってみると、もう長男とトラブルのあった子はいませんでした。違う子どもたちがいろいろと教えてくれました。そして、公園の隣りのお母さま、特にご近所の奥さまがアドバイスをくださり、小学校に連絡をしてくださいました。
私が驚いたのは、その小学校の先生から、すぐに電話があったことと、事実関係を確認した後、20時過ぎに学校の先生や子どもたち、親御さんたちが家まで訪ねてこられたことです。
本当に、驚きました。長男の学校は違う学校ですから。でも、そうして、親御さんたちのネットワークと学校の先生によって対応してくださったのです。
子どもたちを責めることもないのですが、一人ひとりに先生が指導してくださったようで、丁寧に謝ってくれました。そして、長男も「一緒に遊びたかっただけなんだ」と言っていました。
こちらこそ、申し訳なくなりました。子どもの世界もいろいろなことがあるとおもいますが、こうしたことを通じて、楽しく遊んで欲しいと思います。難しいだろうけど。
長男にも、いい勉強になったと思います。いじめられてばかりいるようですが、踏ん張ってもらいたいです。なかなか時間はありませんが、しっかり見守っていきたいと思います。
記念大法要、おばあちゃんと京都までお参詣に来ました。本山のご宝前、長松寺のご宝前でお参りしてました。何かを感じてくれればと思います。
谷口です。小生の子供の頃を思い出しまた。
返信削除毎日、毎日泣かされて帰った!
今は、まだ学校や近隣が対処してくれるのですねぇ~。
私のように「反骨精神」ばかり旺盛にならぬように見守ってあげて下さい。