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2013年6月6日木曜日

生きてる間は腐りません

16才の少年、いや青年との話が、今も心に残っています。

トシ。16才。16才。尾崎豊の曲でいえば、「15の夜」と「十七歳の地図(SEVENTEEN'S MAP)」の間の子。自分のことも思い浮かべながら、お話をして。

絶対に、大きな人になる。人間は、気づいた者が勝ち。ここで、気づいて、改めて、いくしかない。強制でもない。強制じゃない。命の話をしてる。その使い方の話をしてる。

とっても、いい時間だった。彼から聞いた話も、斬新な視点で勉強になりました。ありがとう。

4日の長松寺のお総講の後、16才の彼と話をしました。日本中、サッカーの試合があったのですね。、16才の彼も、興味があったのかもしれないけれど、彼からの気持ちで、この日、この時間での面会となりました。僕らは、夢中で話をしていました。

いつも思います。命が触れあうのは、一瞬。いつもあると思っていることこそ完全な錯覚です。一瞬です。

もしかしたら、あの時間、ほんの1時間ほどだけど、16才の彼のこれからの人生にとって、とっても大切な時間になったとしたら、こんなに嬉しいことはありません。

必死で伝えても、伝わらないこともある。その方が、多いんです。それでいいんです。

結局、こちらのこと。こちらが、どんな風に出来たか、ということだけ。

16才の彼の悩みに共感し、彼のこれからの夢を共有しました。それだけで、生きていてよかったー、と思える。16才です。僕たちよりも遙かに大きな可能性がある。無限の可能性です。

ミュージアムの理事会を終えて、横浜に戻ってきました。今日から今月の教区御講でした。そして、今夜は21時を過ぎるまで事務局会議が開かれていました。

僕たち教務が顎を上げていたら、ご信者の方々に叱られます。今日、事務局会議で、お話ししたこと、ずーっと思っている大切なことです。本音です。真実です。録画、録音、禁止です。

大切なのは、素直さ、正直さ。今月の御法門は「懈怠即謗法」という筋。気づきと、誓いと、精進。有難いです。

今日も何度も言いましたが。いいですか。そうなんです。

モチベーションを下げることばかりです。それが末法です。

頑張ってください、一緒にガンバロー、なんて、そんな甘いもんじゃないです。

次から次に、やる気を無くさせる、情熱を削ぐ、ブレーキをかける、そんなことばっかり続くんです。それもそれ。一理あったりして。

三類とお示しのとおり、それは、明らかに敵と分かる人であったり、もっと怖いのは親しそうに近づいてモチベーションを削いでいく人だったり。いろいろです。

それでも、そういうもんだと思って、淡々と行くわけです。夢に、進むわけです。それが、本物なわけです。

どんなことがあっても腐りません。死んでから腐ります。ほっといても腐りますから。

明日も教区御講が三席。夕方にご面会のご家族、夜は布教区の会合です。寝るぞ−。

負けませんよ−。

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