明け方、珍しく夢の中に父が出てきました。
なぜか、父が病院に診断結果を聞きに行く直前という状況でした。それが明後日の8月29日で、29日の自分のスケジュールをずらしてでも付いて行く、と父に言っていました。
もう、だいぶ前のことなのに、そんな状況設定の夢。とっくに父はいないのに、何の疑問もなく直近のスケジュールを調整してました。そんなものですね、夢は。
反省だらけだから、平身低頭なのですね。とにもかくにも、病院にしっかり行って、先生に診断していただこう、治療に専念しよう、と必死に話している自分。
なぜか知らないけれど、そういう僕を笑顔であしらいながら、父は「今月から毎月3万円を家に入れなさい」と言っていました。なんで?お金?3万円?
おもしろい夢。
で、起きました。
きっと、清優師が一生懸命に病院に通い、昨日も先生の診断を聞いたり、御導師のお給仕をされているのと重ねて、自分と父のことを思い出していたのだと思います。
で、3万円?どういう設定?
想像がつきます。
父が癌と診断された時、僕は側にいなかったから。社会勉強、武者修行と言い張り、飛び出していた時期だったから。病院にも付き添わず、すべて母と姉、瓜生さん任せだったから。余命1年と診断された時も、サンフランシスコに出張中。アホの極み。後悔の塊。
だから、夢の中で、甲斐甲斐しく「病院に付き添う」と言ったりするのだろうと思います。そして、父は、笑いながら、「家にお金を入れなさい」などと言ったのです。仕事をしてるなどと偉そうにしていながら、親孝行の一つもしていなかったから。
とにかく、昨日の手術は大成功で感激です。発見されたのも一大ご利益でしたが、他の部位への転移もなく、本当に、また現証の御利益を見せてくださいました。
「衆生病む故に菩薩亦病む」
「菩薩の病は大悲より起る」
まさに、そのとおりです。ありがたいです。
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