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2013年10月31日木曜日

"A piece of cake"

いま、上野から戻りました。ずっとスケジュールが合わず、1ヶ月以上前から何度も予定を変更して、ようやく今夜お会いすることができました。

あっという間に時間が過ぎました。勉強になること、共感すること、考えなければならないこと、気づかされることばかりでした。

あらん限りの努力を、アイデア、工夫を、盛り込んで、自分は取り組んできただろうかと、思わせてもらえるのは、有難いです。

頑張っているし、踏ん張ってるけれど、やってきたけれど、そこで調子に乗って、鼻を高くしていたら、そこが天井になってしまうように思います。

だから、慢心はつまらない。上には上がいる。本当に、上がいる。上がいる幸せ。上がいる、と思える幸せ。上を向いて歩こうー。

どれだけ頑張っても、軽いジョークを飛ばして、「はい次っ!」という感じでいけたらいい。徳は人に譲りて、苦労は我に引き受ける。これが、ストイックにではなく、自然に、気持ちよくなると、いい。

世界で最も過酷なアドベンチャーレースを戦う人たちの、ほとんど生死の境をさまようように原野を走ってゴールした時の挨拶。

"A piece of cake!!"

「こんなの朝飯前!」という意味ですよね。すごいです。本物のアスリート。アスリートの中のアスリートかなぁ。

すごいことをやって、レース中も、泣いて、泣いて、仲間同士でぶつかり合って、走って、泣いて。そうして、ようやくゴール出来るんです。その、そんな過酷なレースを終えた仲間の挨拶が、「a piece of cake」って。この精神がすてきです。トンチとパンチが効いている。

なかなか、できないし、折れることばっかりなのですが、それでも、一生懸命にした後の、最後には、いつも笑顔で「a piece of cake」って言いたい気持ち。分かります。で、次を目指せる。

こうした明るい空気、忘れてはいけないと思います。でないと、ただ苦しくなり、重たくなり、慢心にもなり、天井にもなるから。

全ては通過点。明るく次へ行けるように、努力を惜しまず、頑張って、達成した後でも、"A piece of cake"の掛け声で次を目指せたら素晴らしい。

"A piece of cake"

アスリートの精神。忘れないようにしたいです。

1 件のコメント:

  1. うるおぼえながら、宮沢賢治にこんな一節があったようにおもいます。まちがっていたらゴメンナサイ。

    「永遠の未完成、これ完成」

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