まだ、台風や豪雨は予断の許されない状況だと思いますが、何とか朝一番の新幹線に乗り、京都に向かっています。
昨夜の七里ヶ浜、大きな波でした。顕証寺の前の海に、ここぞとばかりサーファーたちが入っていました。
会議終了後、夜中に京都まで帰っておこうかと思ったのですが、あまりの大雨に諦めたのです。明日の朝の方がいいかと思って。でも、朝起きると関東はまだ台風の真っ只中にありました。それでも、何とか駅に行き、新幹線に乗りました。三島と豊橋で運転を見合わせているということで、いま、やはり止まってしまいました。
それでも、ここまで、台風の過ぎ去ったあとの空が、あまりにも綺麗で、息を飲むほど美しかった。もう、心がいっぱいですー。
真っ青な空と、風に千切れたり、薄く広げられたりしている真っ白な雲。茶畑の深い緑色とのコントラスト、富士山、そして虹。たまりませーん(涙)。
昨日、横山大観が描く朦朧体の作品群を見たけれど、確かにそれ以外に表現の仕様がない、大自然が描き出すグラデーションがありますね。線では描けない。面で、淡い色の広がりでしか描けない世界。朦朧体も、最初は当時の画壇からひどく批判されたようだけど。そんなもんですね。
地球。この星、この世界、ほんとーに、美しいなー。奇跡だなー。命だなー。生まれてきてよかったなー。生きてる間だなー。がんばろー。
「妙法の外(ほか)に、海もなく山もなし。天の高きも。地(つち)の厚きも。一切衆生も皆妙法の中にありて、これをさとりしり給へるを仏と申し、是を信じて行ずるを菩薩と申し、是をしらず迷ひて信ぜざるを迷ひの凡夫、謗法堕獄の人とは申す也。日月の照し、その中に生れ、水を用ひ、春夏秋冬、木も土も金(こがね)も、皆衆生をたすくる妙法なる事をしらず。」
新幹線、止まってるけど、大満足の心持ち(笑)。
でも、東北や北海道などはまだまだ台風の通過中。安心できませんね。十分にご注意くださいー。
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