美しい日の出。おはようございます。
バタバタと荷物を詰め込んで、成田に向かっています。収録用の機材が8個もあって大変ですが、何とかスリランカまで行けそうです。
今回はスリランカ開教15周年の記念法要です。初めて宗務総長にお出ましいただく記念すべき機会です。開教の御導師・福岡御導師はもちろん、弘通局の役員をはじめ、東京から33名、関空から18名、中部から14名、合計総勢65名がスリランカに向かいます。
10周年の時はまだ内戦中でした。コロンボ市内でもテロがあり、本庁主催の団参は見送ることとなり、主催を妙深寺に切り替えて行いました。
内戦も終わり、ご弘通も進み、こうして15周年を迎えられて、有難いかぎりです。
一人で海外弘通の現場に入るいつもの出張と比べたら何倍も気が楽ですー。みなさんがいてくださるし。何か申し訳ないくらい余裕のあるスケジュール。
私にとってこの5年は、本当に、厳しく、険しい5年でした。藤本御導師のご遷化があり、東日本大震災もあり、その現実を、あまりにも忌まわしいからこそ、真っ正面から受け止め、受け止めて、気づき、学び、乗り越えようと、もがきにもがいた5年でした。
その葛藤によって生まれたエネルギーは、昨年6月10日の復興祈願大会の開催や、『仏教徒 坂本龍馬』の出版という形で昇華してゆきました。
この5年を振り返り、その意味を噛み締めて、決して忘れず、しっかりご奉公させていただきます。
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