この道、この大平原、そして夕陽。
ひしめく人、鳴り響くクラクションの音。
ブラジルからインドへ。
体を左右に揺さぶられながら、道ゆく光景を見てゆく。
誰もが人生の主役に違いない。
誰もが、誰の人生でもなく自分の人生を生きてる。
生存。
生存の理由と存在の価値。
混沌の中で問う命題。
気づこうと、気づくまいと、背負う。
思った。
ここでしか仏教は生まれ得ない。
やっぱり、インドだ。
覚えているかな。
大切なことはいつも、一番あとに気づく。
そうだ。
淡い記憶。
世界中の財宝を積まれても、永遠の時を超える宝物にはかなわない。
それは、時であり、思い出であり、事実、共有したことだ。
ありがとう。
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