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2014年12月31日水曜日

年が明けます

23時30分から、除夜法要、越年迎春の一座を奉修させていただきます。

毎年、ずっと変わらない。

この柔らかい明かりの中、祈りながら年を越すこと。

感謝を言葉に、願いを祈りに。

円蔵が、僕のベッドでテッドと遊んでいた大晦日。

御導師、有難いです。

先ほど、旭くんが面会ということで本堂で彼に会いました。

丁寧に折った「御礼」のお包み。

今年、彼は精神科の先生から「もう終診にしましょう」と言っていただき、長い闇の中から抜け出し、就職もしたのでした。

そのお給料からご宝前への御礼をお包みして、大晦日にご挨拶くださったのですね。

重たいです(涙)。

有難いです(涙)。

苦しみを人ののがれしよろこびを 聞くばかりなる楽しみはなし。

今年が、どれだけ有難い年であったか、旭くんと交わした強い握手で、あらためて痛感しました。

みんな、苦しみや悲しみに直面し、辛さを抱えながら、それでも御法さまに助けていただいて、今まで以上の幸せを手にしています。

病は成仏の仲人。

まさに、不幸を、幸せへ変えるのが、生きた仏教、本物のご信心ということ。

明日は11時から元旦初総講を奉修させていただきます。

お年玉があるからねー、子どもたちを待ってますよ

京都佛立ミュージアムは、本山に初詣されるご信者さまのために、スタッフのみんなが甘酒を用意して開館してくれています。

元旦からのご奉公、本当に有難い(涙)。

朝の9時から夕方15時まで京都佛立ミュージアムは開館していますから、本山にお参詣された方々は是非お立ち寄りください。

いよいよ、年が明けます。

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