京都新聞 平成27年3月4日
終戦70年 上京でポスター展
戦争の悲惨さ表現
終戦70年の特別展示「HIROSHIMA APPEALS POSTERS展」が、京都市上京区御前通り一条上ルの佛立ミュージアムで開かれている。戦争や原爆被害の悲惨さを訴える17点のポスターが展示され、来場者が見入っている。
ポスターは、1983年から広島国際文化財団や日本グラフィックデザイナー協会が共同で制作している。被爆を経験した広島から、平和の大切さを世界に訴える意味を込めている。
会場には、1983~89年と、2005~14年までのポスターが集まった。鮮やかなチョウが燃えながら散る様子で世界の悲惨さを訴える作品や、広島市民らが「PEACE」と書かれたスタンプを一人一人押して平和を呼びかけるポスター、被爆して時が止まった懐中時計の画像を使って原爆の恐ろしさを表現した作品などが並んでいる。
6月14日までで無料。月曜休館。同ミュージアムは、6月以降も来年1月末まで終戦70年の企画を開催する。
写真キャプション
反戦や平和を訴えるポスターを興味深く見る来場者たち(京都市上京区・佛立ミュージアム)
0 件のコメント:
コメントを投稿