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2015年3月16日月曜日

悠時からの手紙

朝、お看経が終わると悠時が来て、
「ご住職、少しお話できますか?」
というので、
「もちろんー!」
と答えました。
悠時は、お控えの間の大きな机の前に座り、あらたまって、
「ご住職、お誕生日、おめでとうございます」
と誕生日プレゼントをくれました。
お金も全く無いはずなのに。
ありがとうー。
そして、その後、そのまま
「口ではうまく言えないから書いてきました」
と言って、文章を読み上げてくれました。
泣きながら、読み上げました。
すごい男だ。
彼は、10月13日に妙深寺に入寺しました。
今月で5ヶ月。
5ヶ月間も修行してきました。
たった一人、母国を離れ、知らない土地、横浜の妙深寺に住み込んで、修行してきたのです。
本当に、全くブレることなく、やり抜きました。
すごいです。
昨年の5月、一緒にインドを巡りました。
一緒に時間を過ごして、いい男、いい青年だと感心したので、そうであるならば、なおさら、たった一度の人生、男の中の男の仕事、佛立教務になって、その命を使うべきだと、得度を勧めました。
小林御導師からもお言葉をいただき、インドでの最終日、彼はついに得度の決意を口にしました。
感動的な夜でした。
インドからブラジルに戻り、彼はいろいろなことを整理して、その言葉どおり、サンパウロ日教寺に入寺しました。
驚き、また感動しました。
そのまま日教寺でコレイア御導師のお弟子になるのだと思っていたのですが、インドでのご因縁を胸に、妙深寺で修行、得度したいとのことでした。
未来を思い、何度か躊躇しましたが、本人の思いを受け止めて、彼はたった一人で妙深寺で修行を始めました。
そして、ついに、来週、3月21日に、得度式を迎えます(涙)。
よく、頑張った。
悠時は、可能性に満ちています。
このタイミングで妙深寺に入寺して、悠時と一緒に修行している朝陽も、誰にも負けない可能性がある。
間違いなく、彼らは、一騎当千の佛立教務になる。
そうさせてみせます。
佛立らしい、純粋な信心、燃えるような情熱。
悠時、朝から泣かされた。
お前の下手な日本語だから、なおさら泣ける。
でも、絶対に永遠に刻まなければならない瞬間だと思ったから、ご住職、iPhoneで写真を撮っちゃった。
エヘン。
日本語学校にも通わせているので、なかなか話をする機会がなかったが、きっと素晴らしい得度式になる。
下記、コレイア・悠時が読み上げて、渡してくれた、手紙です。
ありがとうな。
がんばろうな。
みなさま、21日、お祝いしてあげてください(涙)。
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ありがとうごうざいます。

得度式まで1週間もないです。

まだ信じられない。

心の中はいろんな気持ち起きてます。

昔の事と今の事と未来の事です。

本当に新しい人生を送りたいと思います。

私には目標がたくさんあります。

全部御題目の為です。

平和を広げたい。

人を助けたい。 

この道は絶対大変と思いますが死ぬまで頑張りたいと思います。

今までたくさん御利益をいただきました、

本当にありがたい。

言葉ではあらわせないです。

得度式の日はお父さんとお母さんの結婚式の日とお父さんが初めて日本へ来た日です。

本当に御法さまちゃんと私の事を守ってくださっています。

次の日は清雄寺の御会式、茨木日水上人がブラジルに行く前にご奉公をされたお寺です。

このご縁の意味はまだ分かってないです。

本当に強いと思います。

この気持ち絶対に忘れないです。

子どもの時に私はお父さんの教え方が意味わからなかった。

でも今はわかります。

いつでも思い出します。

ありがたい!

ありがたい!

今はたくさんたくさんお勉強したい、明るく、強く、正しい人生を送りたい。

世界にお題目を広げたい。

絶対に御題目の種をまきたいと思ます。 

ご住職、得度式、よろしくお願いします(涙)!


Priorize o sentimento de ajudar os outros, mesmo sendo odiado mesmo sendo zombado. 
たすけんと 思ふ心の さきだてて にくまるゝとも わらはるゝとも 

"Vejo-me profundamente alegre por encontrar o unico Darma Sagrado " "e poder realizar a oracao ao limite maximo da vida." 
あひがたき みのりにあひて 唱死 する身となれる 我ぞうれしき 

 "Transmitir a fe religiosa  para a esposa e os filhos" "e equivalente a deixar um tesouro como heranca." 
妻や子に 信心をさへ ゆづりおかば たからをのこし 置といふもの

"Ore fervorosamente o Namumyouhourenguekyou," "com o sentimento de expansao  sempre em primeiro plano."
 "弘めむと おもふ心の 一筋に" " お唱へ申せ 妙法の五字" 

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