サンマリノ共和国の大使館にお邪魔して、マンリオ・カデロ閣下とお会いしてきましたー。
今日で3度目になりますが、本当にお優しいお人柄で、いつも感激いたします。
この度、いろいろなお願いをさせていただいていたのですが、すべてをご快諾くださり、感謝の申し述べようもなく思っております。
このご縁を取りなしてくださっている裕子さんはまさに変化の菩薩、すべて裕子さんのお陰です。
参事官のリッチョーニさんにも、大変なお手数をおかけして、実現しました。
次回の京都佛立ミュージアムの企画展には、サンマリノ共和国大使館にご協力いただき、外交団長であるマンリオ・カデロ大使から「平和のメッセージ」をいただくこととなりました。
素晴らしいお言葉に、ただただ感謝です。
また、大原先生が進めておられる広島の原爆投下の悲惨さを伝える御本についても、お力添えをいただけることになりました。
何から、何まで、ありがたいです。
そんな今日、白井貴子さんからメッセージをいただいて、鳥肌が立ちましたー。
覚えていてくださっただけでも有難いことですのに、そのメッセージの内容は不思議なご縁や流れを感じるもので、ビックリー。
どうなってゆくか分かりませんが、終戦70年となる節目に、人の心の尊さを伝えるご奉公が、いろいろな方と、いろいろなご縁をいただきながら、させていただければ、これほど有難いことはありません。
ご縁は不思議です。
流れてゆき、広がってゆきます。
「我々が歴史を勉強すると、我々が歴史から学んでいないことが分かる」 ヘーゲル
「人間が歴史から学んだことは、歴史から何も学んでないということだ」 ウィンストン・チャーチル
こうした言葉に接する時、かの大戦から70年の節目に何を学ぶべきであるか、自問自答し、深く考えなければならないことを痛感します。
漆黒の宇宙に浮かぶ奇跡の星。
そのほぼ全域で戦争が行われた時代。
世界大戦は青い地球を地獄に変え、人びとを無情にも戦火の渦へ巻き込んでゆきました。
一人ひとりの、その声を、その物語を、現代に生きる私たちが学び取り、感じ取らなければなりません。
戦争の悲惨さは、いくら伝えようと試みても、伝え尽くしたことには成り得ません。
学び得たという到達点もないのだから。
「恐怖の描写をするだけであれば、われわれは正しく戦争に反対することにならない。しかし、生きることの喜びや無駄な死の非情さについて声高く述べるだけでも、同じように正しく戦争に反対することにはならない。数千年以来、母親の涙について語られて来た。だがその言葉も、息子が死ぬことを妨げ得ないことをしっかりと認めなければならない。」 サン=テグジュペリ
カデロ大使のお持ちになられている仏画を拝見しました。
平和のメッセージを、大切に伝えてゆければと思います。
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