もはや、こんなに嬉しいことがなぜ起こるのか分からなーい!
白井貴子さんとお会いしたのは、陸前高田のうごく七夕まつりの会場でした。
3年前のことでした。
僕たちは汗だくで炊き出しをしていました。
貴子さんも、本田さまと一緒にずっと支援活動をされていて、陸前高田に来られていました。
僕は、ちょうど『仏教徒 坂本龍馬』を出版したばかりでした。
そう、そして、白井貴子さんは、武田鉄矢さんと一緒に番組をされていた時に、毎回龍馬さんの話を武田さんからお聞きして、歴史、特に幕末の志士たちについてお詳しいとお聞きして、この面倒な(笑)、難しい本を、謹呈させていただいたのでした。
あれから3年ー。
Facebookではお友だちにならせていただき、ご活躍を憧れながら拝見していました。
だって、僕らの80年代の、ロックの女王ですもの!
しかも、生き方が最高にかっこいい。
実は昨年の『HUNT』という雑誌に、南伊豆でエアストリームと一緒に出ておられたのも、目ざとく買って、読んでいたくらいだったのですー(笑)。
ライフスタイルが、すてき。
そんな白井貴子さんから、突然のメッセージをいただいたのが11日のことでした。
KBS京都とBS11の共同制作で京都ミステリーを探る番組にご出演されるそうで、特に龍馬のミステリーについて考えておられた時、僕の本のことを思い出してくださったというのです(涙)。
ありえへーん。
僕がKBS京都に出演させていただいたのが10日。
貴子さんは全然このこともご存知なく翌日にKBS京都の番組のことでご連絡くださり、あとで分かって「不思議ー!」でした(笑)。ほんとーに不思議。
そして、なんと、昨日、京都のライブハウス・都雅都雅で、白井貴子さんのライブだったのですー!
もー、なんていうことなんだろー。
こんなタイミング、ほんまにありえへん。
導かれるままに、動かされるままに。
奉修御導師をお見送りして、麩屋町に戻り、ライブの時間を確認して、「行かせてもらえるやん!」。
都雅都雅は、長松寺から2ブロックしか離れてない、100メートルくらい先にあるライブハウスです。
そこに、このタイミングで、白井貴子さんが来ておられて、ライブをなさってるなんて、奇跡、岩石、下関(笑)!
現薫師と2人で、行かせていただきました。
玄関の受付で、すでに「長松」と書き置きをしてくださっていて、会場に通してくださいました。
ライブ、もー、最高でした。
本当に女王だ。
ライオンー。
たくさんの曲に、その声に、強さ、優しさ、何とも言えない品があるー。
お話も、本当にすてきでした。
腰が抜けそうになったのは、そのライブのステージに、なんと僕の拙い本、『仏教徒 坂本龍馬』を持って上がってくださっていたんです!
ステージから、本のことや僕のことをご紹介くださり、今回の経緯や坂本龍馬をはじめとする命がけで国づくりを目指した幕末の志士たちのお話もしてくださいました。
会場から拍手までいただき、なんちゅー申し訳ないお坊さんなんだと思い、感激でした。
なんと言っても、3年前に、あの陸前高田でお渡しした本を、まだ持っていてくださったこと、涙が出るほど嬉しかったです。
そして、京都まで車で移動中に、この本を声に出して読みながら来たということを、お話くださいました(涙)。
本田さまが運転をなさっていて、横で読んでおられたそうです、本田さまが楽しく教えてくださいました(笑)。
漢字が多くて、申し訳ありませんでしたー(笑)。
ライブ終了後、丁寧にファンの皆さまと向き合っておられて、その姿に感動し、また勉強させていただきました。
私と現薫師も、貴子さんと本田さまとお話させていただきましたー。
比較的漢字が少なくて分かりやすいはずの図録、『坂本龍馬と仏教展〜龍馬が目指した本当の維新〜』をお渡しいたしました。
今日、KBSで打ち合わせとのことでしたので、参考に使っていただける部分があればと思います。
京都佛立ミュージアムのこの龍馬さんの企画展も、いちおうミステリーのような章立てをして作ったものでした。
果たして、龍馬さんのことは知っていても、龍馬さんの目指した本当の維新、日本というものを、知っているでしょうか?と。
最近、Facebookなどで、「龍馬に資金提供した人物とは?」という広告が出ています。
僕は「不適切な広告として報告する」を押したいくらい、何度も何度も出てくるのですが、このようなことはミステリーでも何でもありません。
当時、外国の勢力も、いや諸藩も、有力な政治勢力、浪士集団を利用することに躍起になっていて、利害を一致させ、資金提供も、武器の供与も、人材の派遣までしていたのです。
そうした諸外国の思惑も、それだけではなく諸藩の思惑も、大いに理解し、その上で利用したのが、坂本龍馬であり、彼が経営していた海の上の独立国と言っていい、海援隊だったのだから。
龍馬を利用してビジネスをしている人は、当時も、今も、たくさんいるということですね。
龍馬が、外国の単なる手先として生きて、そのために死んだなんて、話にもなりません。
命がけで、まさに命を捨ててまで夢見た龍馬の理想とはどんなものだったか。
これこそ、なかなか語られていないことです。
それを探ることこそ、大きなミステリーだと思います。
あ、また、難しい話になってしまったー(笑)!
とにかく、東京や名古屋、大阪、九州からも駆けつけておられるファンの方々もいて、このタイミングの凄まじさを思いました。
晴天の下、無事に、素晴らしいお会式を奉修いただいて、その日の夕方に、白井貴子さんとお会いできるなんて(涙)。
今日、なんと白井貴子さんと本田さまが、京都佛立ミュージアムに来てくださることになりました!
すっごーい、ありがたーい!
今日は樋口和子さんの手術があり、私はお助行をさせていただきたいのでミュージアムでお待ちすることは出来ませんが、現薫師と亀村くんにご接待をお願いしました。
KBSで打ち合わせされた後、来てくださるそうです(涙)。
昨夜、貴子さんにいただいた福井県丹南地域「こしの都」イメージソング『愛の花を咲かそう』、最高です。
まず、CDジャケットが、美しいー!
越前和紙で作られたジャケット、パッケージ、はじめてです。
柔らかい紙質、匠の技でしか出せない風合い。
桜の花びらの、ピンクがすてき。
リボンもかわいいー。
この曲には、深い、深い、歴史、哲学が込められています。
そうでなくっちゃ、作品は。
終戦70年の節目に、貴子さんにお会いできたことも、また格別にありがたいことだと思います。
本当に、ありがたいです。
とにかく、めぐり合い、ご縁をいただき、御法さまの、御用に預かっているという感覚が、ありがたいです(涙)。
御用済みになるまで、臭いと思われようと、世のため、人のため、御法のため、目一杯、ギシギシと生きて、ご奉公させていただきたいです。
御法門学は不合格でしたが、あの御教歌、御法門はそういう御意です(笑)。
実践しましょうね。
樋口さん、手術室に入られました。
お助行、ご祈願、よろしくお願いいたします。
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