何から書いていいか分からないほど濃い。
神奈川県下の、私たちの15ヶ寺の終戦70年の特別企画「テラコヤステイ」が開催されています。
第1日目、大変な賑わいで終了し、無事に2日目の朝を迎えました。
終戦70年慰霊法要、開会式、川井御導師からのご挨拶、「愛と平和と仏教」の法話、そして、賢治さんのヴァイオリン演奏会。
家族しか知らないエピソードを交えた宮澤和樹さまのお話、やよい奥さまの伴奏と香帆さまのヴァイオリン演奏、素晴らしいものとなりました。
さらに、水上寿美江さまによる津波ヴァイオリンの演奏ー。
この機会に、津波ヴァイオリンをお借りできたことは、製作者の中澤宗幸さまはもちろん、蓑田秀策さまのお力添えに寄るもので、感謝してもしきれません。
津波ヴァイオリンの持つ深い意味を、誰よりも重く受け止め、言葉を詰まらせながら、涙を浮かべながら演奏してくださった水上さま。
美しい津波ヴァイオリンの音色以上に、聴く者の心を震わせてくださいました。
そして、サプライズで登場いただいた、古川精一さま。
水上さまのご主人でもあるオペラ歌手の古川さまは、ヨーロッパを舞台にソロのバリトンとしてご活躍され、しかも、何と岩手県花巻市のご出身でもあり、イーハトーブ大使でもありました!
実は、水上さんに津波ヴァイオリンの演奏をお願いした時、ご主人がこんなにも花巻市や賢治さんにご縁のある方とは知りませんでした。
ただただ、またまた、導かれるように、尊いご縁が重なって、素晴らしい演奏会となりました。
美しく力強い、肌を震わせるようなバリトンの歌声。
水上さまの演奏にあわせて、古川さまが賢治さんの『精神歌』を歌い上げてくださった時には、会場が固唾を飲んで聴き入っておりました。
さらに、昨日の当日は水上さんのお誕生日。
もはや、すごすぎて、言葉なしー、
小さなケーキを用意していて、みんなでお祝いさせていただきましたー。
さて、そこからは、本堂に巨大なプラネタリウムが登場。
子どもから大人まで大感動の映像、お話でした。
「宇宙はね、自分の心の中にあるんだ」
見終わった後、信くんが言っていたそうです。
すごいですー。
二日坊主の会や子育て講座、ウンチ力アップセミナー、映画の上映やちびっこ広場、お坊さんの紙芝居、知っておきたい応急手当講座、震災復興支援バザー、ツリーハウスアトラクション、浴衣会や寺コンや肝試し、ボーズカフェにボーズバー、大盛況。
第2回となる寺ヨガも、マリ先生に来ていただいて、最高のレッスンとなりました。
夜の本堂、やわらかい照明に照らされて、身体をゆっくりと動かして、呼吸を整えてー。
レッスンの最後は、無始已来の御文と、引き題目をお唱えさせていただきました。
肝試しだけで子どもたちが56名とか、本気の夏のプログラム、鈴江ご住職を中心に、実行委員会議の方々のご奉公が結実して、大変な盛り上がりでした。
お友だちを連れてご参加くださった方々、ご近所の方もたくさんお越しになり、こうしたご奉公の意図するところが伝わっていることを嬉しく思います。
今朝、子どもたちは朝の5時半から森の中を駆け回り、カブトムシを探したり、オオクワガタをいただいたり、最高の時間を過ごしています。
とにかく、昨日の全プログラムが無事盛大に終了したことだけでも大変なこと、素晴らしいこと!
今日も、トンチとパンチを効かせた盛りだくさんのプログラム、閉会式までガンバロー!
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