湖畔のポカラから山を登り、山頂のサランコットという村から日の出を見ました。
目の前に聳えるアンナプルナ、標高8000メートルを超えます。
聖なる山として立ち入ることが許されていないマチャプチュレ、その姿から「フィッシュテイル(魚の尾)」とも呼ばれています。
さらにその奥には、この山々の中で最も標高の高いダウラギリ。
距離が遠いので、アンナプルナやマチャプチュレより低く見えます。
立ち昇る太陽に向かい、懐中御本尊を奉安し、御題目をお唱えしました。
深く、ゆっくり、その響きを全身で味わうように。
ネパールらしい、うっすらした雲の中から、真紅の太陽が昇ってきました。
旭を思いました。
本地院信昇日旭信士。
まさに、この法号は、旭のこと、こんな瞬間のこと、法華経本門のご信心で、生命を燦然と輝かせ、昇華する人を表しています。
ネパールでの支援活動、ご弘通ご奉公が、無事に進みますように、ご奉公するみんなの願いが叶いますように祈り、重ねて旭のご回向をさせていただきました。
「最近のお天気では珍しく素晴らしい朝でよかったね」
お看経の場所を借りた老夫の言葉にみんなで感謝しました。
本当に、ありがたいと思います。
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