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2016年7月15日金曜日

南仏ニース

日本時間の今朝、フランスで重ねての恐ろしい、おぞましいテロ。

先日のバングラデシュで起きたテロ事件直後、ある外交評論家が、

「宣戦布告なき第三次世界大戦のはじまり」

と言っていました。本当に価値観の異なる人びとが、あらゆる手を使って攻撃し、ダメージを与えようと躍起になり、その憎悪や狂気の火種は世界各地に広がろうとしています。

大国のような最新兵器はなくても、報復に燃える狂人とトラックのような大型車があれば、それだけでこのような悲惨なテロが起こり得る。

本当に、昨日は人の上、今日は身の上なれば、無関心では済まされません。

様々な政策はあると思いますが、異なる価値観の人びとを導く、普遍の真理が必要です。

対立する民族を前提にした砂漠の宗教には答えのない時代や段階ではないでしょうか。

十字軍の歴史を背負い、対立する、価値観の異なる人びとを敵対視し、殺戮することを容認する、同じバイブル、旧約聖書から生まれた宗教に、この血みどろの戦いを終結させることなど出来ません。

仏教徒は、イスラムのインド亜大陸侵攻によって壊滅させられました。

ビハール州のナーランダ大学だけで数万の僧侶が殺され、今でも遺構からは煤だらけの壁が見つかり、当時の恐ろしい攻撃の跡を伝えています。

何度も何度も、何度も何度も、繰り返しています。

平和的な信仰者がいるとしても、必ず旧約聖書にある異民族や異教徒の殺戮を容認する遺伝子が発露される時がきてしまいます。

人類に必要な仏教。

人類の思想、価値観、心の次元を上昇させる法華経本門、プリモーディアル・ブディズム。

今朝、恐ろしい、恐ろしいニュースを見聞きしながら、またご弘通の大事を思いました。

南仏ニースの花火客にトラック突入、死傷者多数
http://www.bbc.com/japanese/36801191

フランスの革命記念日を祝う南仏ニースで14日夜、海沿いの遊歩道に、大型トラックが突入し、少なくとも75人が死亡したという。地元メディアが当局情報として伝えた。地元当局は「攻撃」と呼んでいる。車内から、複数の銃や手投げ弾が見つかったという。

現場は観光地として有名な海沿いの「プロムナード・デザングレ」。花火の打ち上げが終わったところで、多くの人が集まっていた。
ニースのエストロジ市長は、「トラック運転手が数十人を殺したようだ」と話した。
内務省のブランデ報道官は、運転手を「無力化」したと発表。人質がとられているという報道は否定した。運転手が単独犯だったか調べているという。
AFP通信によると検察は、トラックが群衆の中を2キロにわたり走り続けたと話している。
トラック車内の人間と警察と銃撃戦になったという情報もあるが、確認されていない。
ソーシャルメディアには、現場から走って逃げる人たちの様子や、現場で数十人が倒れている様子などが投稿された。

フランスの革命記念日を祝う南仏ニースで14日夜、海沿いの遊歩道に、大型トラックが突入し、少なくとも75人が死亡したという。地元メディアが当局情報として伝えた。地元当局は「攻撃」と呼んでいる。車内から、複数の銃や手投げ弾が見つかったという。

現場は観光地として有名な海沿いの「プロムナード・デザングレ」。花火の打ち上げが終わったところで、多くの人が集まっていた。
ニースのエストロジ市長は、「トラック運転手が数十人を殺したようだ」と話した。

内務省のブランデ報道官は、運転手を「無力化」したと発表。人質がとられているという報道は否定した。運転手が単独犯だったか調べているという。

AFP通信によると検察は、トラックが群衆の中を2キロにわたり走り続けたと話している。
トラック車内の人間と警察と銃撃戦になったという情報もあるが、確認されていない。

ソーシャルメディアには、現場から走って逃げる人たちの様子や、現場で数十人が倒れている様子などが投稿された。

Image caption
現場から逃げる人たちを映したビデオがソーシャルメディアに投稿された

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AFP
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負傷した女性を助ける救急隊員

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AFP
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衝撃を受ける地元の人たち

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AFP
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通行車両を検問する警察

AFP通信の記者は、花火打ち上げが終わろうとするところで、「大勢がなぎ倒され、破片が飛び散るのが見えた」と話した。

ツイッターに投稿された写真では、遊歩道の真ん中で停車した白いトラックが見える。前方部が破損し、ヤシの木に後ろから様子をうかがう警官4人の姿も見える。

目撃した1人は地元テレビに、「みんなが『走れ、走れ、攻撃だ、走れ、走れ!』と叫んでいた。銃声もいくつかきこえた。最初は7月14日の記念花火だと思った。大パニックだった」と話した。

別の目撃者、ロイ・カリーさんはBBCに、発生当時の遊歩道には「数千人もの人がいた」と話した。

米ホワイトハウスは、「ニースで恐ろしいテロ攻撃が発生したようすで、きわめて強く非難する」という大統領コメントを発表した。
米国家安全保障会議(NSC)のプライス報道官は、大統領は状況方向を受けており、「国家安全保障担当チームが適宜、最新情報を伝えていく」と話した。

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